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まちづくりをする不動産屋さんになるまで⑥

自治会長はなかなかやめさせてもらえない

お隣のおじいちゃんのために、もう一年の継続を決め二期目に。徐々に自治会とは何かを知り始める…

様々なしがらみを知り、そうそうやめられないものなのかもしれない…ということがうっすら分かり始めてきました(汗)

そうはいっても、やめようと思えばやめられるのでしょうが、そこに住み続ける以上はきれいにバトンを渡したいと思うところ…。しっかり次の方に引き継ぎをしないでやめるのはどうも無責任に感じてしまう損な性格です(困)

「順番」という感覚では、もはや会長職は抜けられないというか、抜けない方がよいとさえ考えている自分も出てきていました。

ではどうするか。ちゃんと後継者を見つけるのが王道だ!と、切り替えてみることにしました。

後継者をさがすために

それでも、なかなか思うようにはいかず、会長職に限っては順番やくじ引きという決め方自体そもそもどうなのかなという考えは常にもってはいましたが、辞められるのなら別にいいかと思ってしまっている自分がいたのも事実…そんな不安定な気持ちをいったりきたりしていました。

ただ、続けるにしろやめるにしろ後継者を探すためには「自治会長」という立場を、嫌がられ敬遠されてしまうようなものではなく、魅力あり誰もが憧れるようなものにできればそれにこしたことはありません。

これもなにかの縁。

関わった以上何か爪痕を残したくなるという悪いクセがでてきてしまったようです。

自治会を深掘りしてみる

分析すると敬遠される一番の理由は「どんなことをするのか分からない」ということが不安要素の大部分を占めているような気もします。

ですので、まずは私自身が自治会のすべてを知ることだと考え、全行事、係りの仕事を役員班長さんと共に実行することにしました。

全てをやり、把握し、必要なところは残し、必要ないところは改善。連合会の事業も一生懸命取り組み、すべての事業に前向きに参加しました。

そうやって一年を通してみるといろいろ見えてきました。

会議の回数、内容、時間の見直し。役割の見える化が必要ではないか、などなど。

引き継ぎも一回や二回お会いして少し話したくらいではなかなか難しいことが分かりました。

自治会マニュアルの作成

そして、この年の終わりには全体のことと各担当の役割、仕事がわかり、はじめての人でもこれを見ればだいたいのことがわかる「自治会マニュアル」を作成しました。

2期目から3期目に関しては、まさかの私以外全員初めての自治会役員だったので、早速、マニュアルを生かすことができました。

本来はマニュアルなどない方が人付き合いとしては良いのかもしれませんが、まだまだその前の段階。任意の団体であり、負担は少ないにこしたことはありません。効率を求めるあまり大事なことを見失わないように注意しながら作成しました。

そうして、一つ一つできることから改善、挑戦していく日々が続きます。

そんな日々がつづいてしまったもんですから不思議なことに、自然と次の会長も私がやるもんだと思ってしまっていました。

慣れって怖い…((( ;゚Д゚)))

…つづく

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