人生は削ぎ落としの連続なのか!?
深刻にならない
増やさない
スピーディー
軽やか
自分らしさの達人、日々を軽やかに楽しく過ごしている人、オリジナリティがある人、卓越している人のエピソードを目にしたり話を聞いたり読んだりすると、大抵こんなことを口にされるし、お話されているし、そんな印象を受けます。
スペースを空けること
例えば、何かを手に入れたい、叶えたい、変化したいというような時も、まずは出す・スペースを空けることが大事と言われています。
確かにこれは自分の実体験でもわかります。
で、私は今まで、その空いたスペースに何か「これ」というのが入ってきたら、それにまたしがみつく、、、ということを繰り返してきました。
(オイオイ、重たいな、、、)
確かに経験を重ねる・継続することは大事だし、それをしないことには成し得ないジャンルのものや、事柄ってあります。
どんなに才能がある人でも練習を繰り返すように、凄く好きなことでも長く楽しく続けていくことで新たに知ることができる境地もあると思います。
その一方で。
好きや興味があることや、それならまだしも、本当はどうでも良いことや中には苦しいと感じることでがんじがらめになっていく自分もいる。
私はどちらかというと足していってしまうタイプだし、新しく興味が出てくると、のめり込んでしまいがちなのです。
そうやって何か楽しい新しいことが増えていくのが自分をハッピーにさせてくれていると思っていました。
楽しいことにチャレンジしたり興味を持つのは悪くないし、むしろ自然なこと。
ただ、そこで問題なのがもう今の自分にフィットしないものを、いつまでも握りしめていること。
私が勘違いしていたのは、新しい自分でそこからまた積み重ねていけば、今よりももっと幸せなるし、安心するし、より良くなるって信じていたことです。
いや、これを全否定はしません。
それで楽しかったこともあったし、満たされていたことあったから。
だけど、いくら新しい自分になってもそこから何かを纏い続け、重ねていけば、当然重くなる。
そっか。
常に削ぎ落としの連続なのか、人生は。
私は人生の局面がガラッと変わることが何回か起きていて、その度にもがいて浮上してハッピーになっていったけど、気づくと何か重たいし、あれ?私は何をするんだっけ?と思うことが繰り返されていました。
(恥ずかしいなー)
そりゃそうだ。
常に削ぎ落とさず足していったからだ。
今さら気づいた。
足していくこと、新たにチャレンジすることが悪いわけではもちろん無いし、それを完全にストップさせることは、それこそ人生の停滞だと思います。
削ぎ落としていくんだ、同時に。
とにかく、人生は削ぎ落としの連続なんだ。
足していくから次のステージがあるのではなく、削ぎ落としていくから次のステージがやってくるんだ。
今まで色々な人に言われてきたことが、なぜかようやく今のタイミングで腑に落ちました。
削ぎ落として手放しても、新しいステージが始まっても、そこから掴み続けていれば、いつしか重くなっていくことがすっぽり頭から抜けていました。
人生は削ぎ落としの連続
これを心に留めておこう!
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