アシュタンガヨガは、なぜ毎日練習するのか
答えは、それぞれの練習生が見出すもの。
…と、言ってしまえばそれまでなんですが、毎日練習していたところから、妊娠出産で変化があったここ2年ちょっとで気づいたことを書いてみます。
毎日やれば、悩まない。
毎日練習していたころは、朝起きたらスタジオに行き、2時間くらい練習してから会社に行くのが日課でした。
まだ慣れない頃はとくに「今日は練習に行こうか、やめておこうか…」と布団の中で悩むこともありました。そうやって、なんとなく休んでしまった時に「サボっちゃったなぁ」なんて後ろめたく思ったり、「明日も練習か…起きれるかな」「今日残業になりそうだし…練習行ったら疲れちゃうかなぁ」なんて不安に思ったりしていました。
しかし、練習が習慣になると、考える前に支度して家を出るようになります。それに、練習歴が長くなると、「今日は休んだ方がいい」という時はすぐ気づけるので、うだうだ悩むことはなくなりました。
練習が安定すると、日中の活動でも同じようにスパッと判断できるようになったり、あれこれ悩むのを辞める習慣がついたようで、とても楽になりました。
練習を休む時期
妊娠が分かってから3か月の間と、出産してから3か月は練習をお休みしました。知識では分かっていましたが、体感してみてなるほど、と思いました。わたしの場合はツワリもあったし、産まれてみたら寝ない赤ちゃんだったので、この時期はどちらも練習どころではありませんでした。
気分転換に緩めのヨガをすることはありましたが、基本的にはヨガのポーズの練習はお休みして、生き延びることに全力を尽くす時期でした。
産後、育児と練習のバランスを探る
生後3か月になってくると、2時間以上寝てくれることも増えたので、少しずつ練習できることも増えてきました。ただし、時計に合わせた生活がまだ難しいので、赤ちゃんとの空気感で「あ、今なら練習できるぞ」というタイミングをさぐって少しずつやっていました。
ポーズはあまりたくさん出来ないけど、何とかやりくりして練習時間を確保すること、それ自体がヨガでした。
生後3か月を過ぎてからは週末など夫が朝いる時だけスタジオに練習に行き、あとはなるべく早起きをして、子どもが起きる前に練習をしています。
それも、1歳過ぎ頃まではままならず、はりきって4時に起きても子どもも起きてしまって結局なにも出来ない、ということもありました。
1歳半を過ぎてようやく、毎日太陽礼拝からスタンディングくらいまではできるようになり、なるべくバックバンドとフィニッシュもやるようにしています。
しかし、毎日練習に行っていた時ほどは安定しない練習です。子どもが手を離れてまた練習できるのを楽しみに待ちつつ、今できることがないかな、と思っていたところ、いつもお世話になってるIYCでクラスを持ってる先生方の協力のもと、子連れマイソールをやることになりました。
次回は11月15日(金)13時-16時@阿佐ヶ谷地区区民センター 軽運動室です。
前回は、まさかの台風で中止にしましたが、先生たちと下見をして、ここならお子さんにも楽しく遊んでもらって、参加者の皆さんも気持ちよく練習できそうだなぁ、なんて話していました。
子どもを預けて練習することも出来なくはないけど、心理的にもハードルがあるし、できれば一緒にやりたいんだよね、なんてことも語り合いました。
仲間が増えたら嬉しいな。興味のある方、ぜひご連絡くださいね。未経験、お子様連れでもそうじゃなくても、どなたでも大歓迎です。
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