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「無かったこと」にするのではなくて

昨日「グチを辞めたい」という話を書きました。

自分にとれる手段がないのに、辛い状況に追い込まれてしまうことは、人生で多々あること。だけど、グチを言っているだけでは、もったいない。

こういう考えに至ったのには、きっかけがありました。

産後のウツウツから救ってくれたひと言

この冬が終わるころには2歳になるムスメ。

今でも夜中に何回も「寒い~ママ~さわさわ~」(※ママの手を触るのが好き)と起きて、寒いならと布団をかけると「いや~!掛けない!!」と布団と戦って…というのを繰り返しています。

今でもこんな調子のムスメは、生後1か月半を境に「眠る」ということがすごく苦手になりました。何をどうしてあげればいいのか分からず、産後の私はどんどんウツウツとしてきていました。

「生後間もない赤ちゃんは、一日20時間も眠るのが普通」

「赤ちゃんが睡眠不足になると、脳が育たない」

そんな言葉に追い詰められて、会う人会う人に「うちの子、寝ないんです」と話し、何かヒントが欲しい、何か教えて…とすがるようになっていました。

そんなとき、「母乳で育てるなら、一度は母乳外来に行った方がいい」という、産院の助産師さんのお話を思い出し、すがる思いで出かけていきました。

そこで担当してくださった助産師さんに、「うちの子、本当に寝なくて…たまたま今は寝てるけど、もう1時間たっちゃう…。これだけ寝たら今夜も寝ないかも…」と、いつもの調子でこぼしました。

怒られるかもしれない、ダメな親だと言われるかもしれない…怖い…でも、何か教えて…助けて…そんな思いで今にも泣きそうでした。

すると、「あら~。確かに、よく寝てる。こりゃ~今夜も活躍が期待されますねぇ~」と明るく言ってくれました。

そうか。夜中にこの子がギャーギャー泣くのは、「大活躍」してるのか。

なんだかその言葉を聞いた瞬間に肩の荷が下りて、育児を楽しめるようになってきたようです。少しずつ、ゆっくりとだけど。

先に子どもを産んだ友達からも、「楽しんでね」という言葉をもらって、暗闇に光が差すように感じられました。楽しむ、か。辛いことばっかりにとらえられて、全然できてなかったな。

「ポジティブ変換」から始める

「グチを辞めよう」と、ただなかったことにして押し込もうとしても苦しくなるので、大事なのは知恵と勇気をもって行動することだと思います。

その第一歩は、状況をポジティブにとらえてみることかも。

なんでも語尾に「ウケる~」ってつけてみるとか…。そうすると、さてと、と対策が見えてきます。

ちなみに、夜泣きタイムは、その後イヤホンつけて映画を見る時間になったり、電子書籍で本を読む時間になりました。1歳を過ぎてからはそういうわけにもいかないけど、子どもの寝顔を眺めたり、子どもに起こされたぶん、早くから仕事したりと、それなりに楽しくやってます。

グチりそうになったらポジ変、おすすめです。

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