ミナのアクセシビリティ研究発表2020-4

ミナのアクセシビリティ研究発表
この番組は、視覚障害の方の生活に役立ちそうな機械や情報を研究している私ミナが出始めていると感じている成果をお話します。
今日のBGMは音羽ざくろさんの心の鼓動です。
今日のテーマは、zoomに夢中です。
感染症の拡大に伴い、一斉休校や外出自粛、テレワーク推奨がされて来ました。
3月2週目頃に、NHKニュースでテレワークやオンライン会議のシステムとしてzoomが紹介されているのを2-3回見て、興味を持つようになりました。
Zoomは2年前に一度ちょっとだけ見たことのあるソフトでしたが、難しそうだったのと、周囲で使っている人がいないこと、周囲で多く使われているのがSkypeだったことから、あまり取り組んでいませんでした。
2月頃に一度、zoomが電話でも使えるという話を少し聞いて、調べなきゃと思っていました。
テレビで見た少し後くらいに、zoomからのオンライン解説イベントの紹介メールが届き、参加することにしました。
いろいろな機能があることにびっくり。
そして翌日の3月12日から、私が代表を務めている、オンラインのサポーター集団、ブラインドオンラインサービスで、zoomを毎日使って30分雑談をする会を始めました。
なぜ毎日にしようと思ったのかは、その時はあまり意識していませんでしたが、多分一回では把握しきれないほどの機能があるに違いないと思っていたからで、今となってはそれは正解だったと思います。
Zoomは、不特定、とはいっても募集と申し込みのようなものはした方が良いと思うのですが、の人を集めてのミーティングやイベントに向いていると思います。SkypeやLine、facebookメッセンジャーでは、あらかじめグループトークのためのグループを作りますが、その操作が不要です。
Zoomでミーティングを行う時、ホストがミーティングを開催または予定すると、ミーティングの番号とパスワードが決まります。この番号とパスワードを参加者に伝えるか、その番号が含まれたリンクを参加者に伝えます。参加者はzoomのソフトをインストールし、リンクをクリックするか、ミーティングIDとパスワードをソフトに入力して、ミーティングに参加します。この操作だけで、zoomミーティングに参加出来、ミーティング参加者としては、アカウントの作成がいらないことがとても手軽です。
また、ミーティングID番号とパスワードがわかっていれば、東京や名古屋のzoomのシステム宛に電話をかけ、自動応答でそれらの番号を入力すれば、ミーティングに参加出来てしまうというのも大きなメリットです。携帯電話だけでなく、固定電話、公衆電話でも、この仕組みを使えます。パソコンやスマートフォンが不要というのは、それらの準備や習得が難しい視覚障害の方にとっても、ミーティングに参加するハードルが下がります。
ブラインドオンラインサービスでは、現在、内輪での講師ミーティングを行いつつ、興味があって声をかけていただけた方もゲストとして来ていただいたりしています。ゆくゆくは、参加希望の方を募集予定で、さらに先では、オンラインサロンを作りそのサービスの一つとしていく予定です。
今日の番組はいかがでしたか。皆様からのメッセージを募集しています。メールアドレス
accs@himaraji.com
までお送りください。番組専用メッセージフォームからもお送りいただけます。
以上ミナのアクセシビリティ研究発表でした。

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