『コロナの世界の明るい人々 その53』

画像1 おじいさんがゆっくりした足取りで散歩をしていました。傍らにはおばあさんが寄り添っています。でもおばあさんは近くを人が通るたびに、顔をあげて周囲を見渡します。どうやらおばあさんにとっては散歩ではなく、おじいさんを守るために歩いている様です。 そこへ知り合いが「おはよう!」と歩いて来ました。反応が鈍いおじいさんをかばう様におばあさんが「最近耳が遠くて」と説明すると、知り合いの方は大きな声で「元気で歩けるからいいじゃない!じゃあね!」と、おじいさんの良い所を誉めて去っていきました。 皆が優しい春の光景でした。

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