25番刺繍糸は『最初に三つ編みにしておく』と使いやすい
今回ご紹介するのは昔ながらのとても伝統的な方法。すでにやっているよという方も多いかと思います。
少し前にインスタでご紹介した時の反響が大きく、レッスンでもよく質問されるので、noteにも転載しておきます。
25番刺繍糸はこのような状態で販売されています。
これを…
こんな風に三つ編みにしておくと…
とっても便利なんです…!
その前に、25番刺繍糸の使い方
細い糸が6本でひと束になっているのが25番刺繍糸の特徴。
ここから、2本どり、3本どりと本数を合わせて、表現したい太さで使用します。
束のまま使うときは引き出した糸を50-60センチ前後でカットして使うのがオススメ。
ちょっとしか使わない時はもう少し短めにと、調節します。
6本どりのまま使いきりで入っているキットの場合は、この束から糸を1本ずつ引き抜いて「○本どり」にして使います。
ステッチの指示書に何本どりか書いてあります。
25番刺繍糸はカラー展開も豊富で、クロヤギシロヤギの刺繍キットでもメインで使うことが多い糸です。
三つ編みにするメリット
・糸を摩擦から守り長持ちさせる
・使いやすい長さ(約66センチ)になっているので毎回切らなくてよい
・使う本数だけ引き抜くことができる
デメリット
・ちょっと…めんどくさい…
ではでは、この刺繍糸を使いやすく「下準備」していきましょう。
HOWTO 三つ編み
完成です◎
糸の引き抜き方
針に通す
2本どりで針に通すとこんな感じ。
これは7号刺繍針です。
糸にやさしく、人は便利。
日本は高温多湿で糸には過酷な環境なので、切ってそのままにしておくとそれだけで糸は傷んでしまいます。
いかに摩擦を少なく保存してあげるか、やさしく扱って長生きしてもらうか…糸への心遣いでもあり、あとあとの自分のためでもあるかもしれません。
ぜひぜひお試しください☺︎
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