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“本来の自分”を楽しむ
半年前に植えたビオラが、元気いっぱいです。
何十日も雪や霜に覆われていたのに…強いなぁ。
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でも、、
では、数日ではらはらと散ってしまったり
雨や寒さに弱い花たちは、“ダメ”なのかといったら
それは違いますよね。
ソメイヨシノは潔い散り方が美しさのひとつだし
寒さには弱くても暑さや病気にめっぽう強い花もある。
かたや、強すぎて嫌われてしまう草花もある。。
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庭の花たちをみていると、つくづく思うのです。
良い悪い
上手下手
価値の高い低い
何が+で何が−なのか、、
自然界には元来、それらいっさいの優劣はないのではと。
人間の勝手な視点で、希少なものが高価になったり
育てやすい品種がよく売れたりしているだけではと。
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日照や水分、温度は一定ではないのですから
植物の生育が折々で揺らぐのはあたりまえです。
花に限らず、生きとし生けるものはみんな揺らぐものだし
言い方をかえれば、揺らぐのは生きている証。
体調や気分の良い時もあれば悪い時もある。
対人関係や仕事が順調で充実感を覚える時もあれば
何もかもが空虚に感じられるときもある。
だから、いつも前向きである必要はないんですよね。
後ろ向きになった時に、何かにハッと気づくことだってあるのだから。
悲しさ苦しさを経験して成長するというチャンスが、
わたしたちには必要なだけ、用意されているのだから。
大切なことは、どんなに揺らいでも
本来の自分を見失わないことではないでしょうか。
あるがままの自分を楽しむ、本来の自分を。
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先週は腰、今週はおなかを壊し、
美しい五月がトホホなスタートだったわたしですが
不調を経てこそ与えられるギフトがあるのですね。
(普段病気にも病院にも縁遠いので、改めて実感)
杜音の庭では、今朝も妖精のような花たちが
愛を囁いています。
…なんちゃって(๑>◡<๑)
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