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不滅の恋人、そしてミノナの謎

  わたしの天使
  わたしのすべて
  わたし自身よ …

そのあと200年以上も歴史を揺らすことになった
ベートーヴェンの書いた恋文の書き出しです。

送り手“不滅の恋人”とは誰かという論争は絶えず
そのストーリーは映画にまでなったほどでした。
 
   💐     💐     💐

ちょうど一年前の今日のこと。

夜10時ちかくに、仙台の妹から
父がいよいよ臨終を迎えそうなので
すぐ病院に来るようにとの連絡が入りました。

覚悟はしていたはずでしたが
眼鏡がいくら探してもみつからないほど
気が動転していました。

到着したときにはすでに息を引き取っていましたが
その何日も前から意識はありませんでした。

肉体から旅立ってしまった父に
これからは心のなかで会おうね、と伝えた瞬間
こんな言葉がふと、きこえてきたのです。

  永遠に あなたの
  永遠に わたしの
  永遠に わたしたちの

先ほどのベートーヴェンの不滅の恋人への恋文の
最後です。

その後、たまに不思議な“声”が聞こえるようになり
てっきりそれは父からなのだと思っていました。

  ところで、、

わたしのニックネームはミナ、ミナちゃんなどです。

ある時“声”から「名前を調べてごらん」と言われたので 
誰の?わたしの?…と怪訝に思いつつ調べてみたら

ベートーヴェンは「ミナ(An Minna)へ」という
作詞者不詳(本人?)の詩による
歌曲を書いていたことがわかりました。 

ある女性との、結婚の喜びが歌われている曲です。

  さらに調べてみると、、

長年、彼の“不滅の恋人”の相手と考えられていた
ジョゼフィーヌ・ブレンターノとの間に生まれたとされる
女の子の名は“Minona”ミノナ、またはミンナ。

逆さまから読むとAnonim“匿名”という意味になり
ミナという名をもじったような
ミナの間にnoを入れたような 謎めいた名前です。

こちらがミノナ

ミノナの、ベートーヴェンとよく似た風貌も
話題になりました。

結局、恋文の相手はジョゼフィーヌではなく
彼女の姉アントーニアだったようですが、
彼らはわたしの留学先ハンガリー🇭🇺の大貴族でした。

  永遠に あなたの
  永遠に わたしの
  永遠に わたしたちの

あれは父の声だったのか、それとも、、、?

ともあれ、わたしはこれから父の命日のたび
あの時にきこえたベートーヴェンの恋文の言葉を
思い出すのかもしれません。

     、さて、、

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