今年のベートーヴェンチクルスのテーマは“ルイジの伝言”
、、しとしと、、しとしと、、
雨のような雪が降り続いている川崎町の春分の日❄️🌸
新年度来月から始まるおうちコンサートのレジュメを
ここ数日ずうっと練っています。
今年の年間テーマは “ルイジの伝言”。
ルイジ、とはルードヴィッヒの愛称です。
ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェンの、です。
彼の作品を弾いていると、そこに
今のわたしたちにこそ伝えたいであろう彼の願いが
込められているように感じられてならないのです。
たとえば、、
自分のどまんなかを生きていいんだよ
ひととの響きあいからちからをもらいながら
世の中の動きは、情報に流されず
感性をつかって賢くとらえろ
辛かったらオンとオフを使い分ければいいさ
オンのときは人に喜ばれることをやるし
オフのときには自分を喜ばせることをする
ダメなところのないひとを目指さず
ダメなところも愛されるひとになればいい
AIが完璧にやれそうなことには気を取られるな
人間にしか成せない“尊い不完全さ”を愛でろ
…などなど、のメッセージが
彼の作品や創作のコンセプトから伝わってくるのです。
ルイジ・チクルス（シリーズ）8回分の
演奏プログラムを決めるため
楽譜を引っ張り出して
知られざる曲なんぞもあれこれ弾きまくっていたら
、まあ！、なんと、、
素朴でかわいくて、優しい癒し系の曲が
ざくさく、たくさんあるではありませんか！
ベートーヴェンというと、
王道の交響曲とか協奏曲やソナタばかりが
取り上げられることが多いのですが
彼がパトロンや大好きな女性に捧げるためではなく
さりげなく、自分のためにしたためた作品は
おどろくほどチカラが抜けてて、自然体で
時として、禅的なミニマリズムも感じられたりして
「ルイジ…あなた本当は日本人だった？」 と、
突っ込みたくなるほど、親しみを感じるのです（笑
おうちコンサートのルイジ・チクルスは
ベートーヴェンだけでなく、彼を取り巻く人々や作品も
毎回、オリジナルの物語仕立てでご紹介します。
名曲と言われている作品も、知られざる作品も、
回ごとのテーマにそったこだわりの選曲でお届けします♫
単発でももちろんお楽しみいただけるコンサートですが
チクルス（シリーズ）をとおしてお聴きになったなら
日本ルイジ協会（仮）公認“ルイジ族”に認定されるかも？
人類愛あふれるルイジからの伝言をお伝えできるよう
楽しみながら力を尽くしてまいります。
受け取っていただけましたら幸いです😊
