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術前最後の抗がん剤

本日、術前最後の抗がん剤を受けてくる。去年の秋から投与を始めて、記念すべき最後の投与。抗がん剤を始める前までは長い道のりだと思っていたけど、終わりが見えた今感じることは、始めれば終わるという、ごく当たり前の事実だ。

どんなに億劫な事でも、辛い事でも、やり始めたらいつかは終わる。これって、私のような治療中の人間にとっては、かなり心強いし、希望がわく言葉だ。抗がん剤の副作用で辛い時期もあったけど、いつか終わると信じてなんとか乗り越えることができた。

EC療法になってからの体調

3週間に一度の投与になってから、体は楽になった。投与してから一週間は、怠さ、吐き気、便秘、貧血症状が出る。だけど、その後は食欲が戻り、便秘も解消する。家事をしたり散歩をしたり、普段の日常生活を送ることができる。

辛いのは一週間だけ。その事が分かっているので、気持ちの面でも落ち込んだり辛くなることが少なかった。

個人的なポイントとしては、やっぱり食欲があり食べられるという状態が元気の秘訣だと思う。食事が摂れれば、血を作ることができ、体を動かすエネルギーも湧く。何より生活の質が高くなるから心が潤う。

味覚変化のせいで普段食べないジャンクフードやレトルト系の食品が無性に食べたくなる時期があるけど、それもこの時期だけだと思って思う存分食べることにした。

以前は添加物が気になって、病気なのにこんな乱れた食事しちゃダメだろうとセーブしていたのだが、そうなると食べられるものが限りなく少なくなり、貧血症状が悪化するわ、体が動かないわ、体がどんどん弱っていくようでつらかった。

治療中はなんでも食べたいものを好きなように食べる。食事の質に気をつけるのは治療が終わってからにする。そう決めたら、なんでも食べられるようになってきた。

抗がん剤が終わったら、次は手術。
またまだ試練は続きますね。。

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