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幸せな夫婦になるには? #人生に効く昔話の処方箋

幸せな夫婦って、どうやってなるのかね?

そんなことを知りたいあなたと私には

日本昔話「うなぎの恩返し」をどうぞ。

土用のうなぎが良く売れる季節、男が沼で大きなうなぎをとったので「これは高く売れる」と喜んで持ち帰ろうとすると

沼から「けんぼう、けんぼう、いつ帰る?」と声がして、背負ったうなぎが「こうなったら、いつ帰れるかわからない」と返事するのが聴こえたので可哀想になり、うなぎを沼に放してやった。

帰宅して、おかみさんに話すと「おまえさん、それはいいことをしましたよ」と言って喜んだんだけど、それ以来、その家は何もかも上手くいって豊かに暮らしましたとさ、っていうお話。

「かさこ地蔵」のお爺さんが売り物の笠を全部お地蔵さんにあげちゃって、手ぶらで帰宅した時もお婆さんは「それは、いいことしましたね」って言って、漬物とお茶で夕飯済ませたりしてるんだよね〜。

一方、「舌切り雀」のお婆さんはね、お爺さんが小さなつづらをもらって来て、中がお宝一杯なのにお爺さんの選択に文句タラタラ批判しまくりなの。で、自分が大きなつづらもらいにいって、つづらの中の化け物に殺されちゃったんだよね。

起業などの新しいチャレンジに何かと反対する「嫁ブロック」とか「旦那ブロック」という言葉、現代ではよく使われるけど

昔話の中の幸せになる夫婦は、みんな

パートナーの選択に反対しない。

一見、損する選択のように思える

パートナーの選択を肯定して、喜んでいる。

出来るかな?出来てるかな?

ちょっと自分の胸に

手を当てて考えちゃうね。

私、うなぎ好きなんだよね…。








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