人生100年時代の歩き方 #人生に効く昔話の処方箋
昔話にはお爺さんお婆さんが、よく登場するけれどすでに爺婆だもんね、変化なんてあまり無いよね
という人がいる。
ところがどっこい、昔話の爺婆の生活にだって変化は起きる。
現実の爺婆の生活が、生きてる間は変化しつづけるように。
良く知られた日本昔話「笠地蔵」。
貧しいお爺さんが、年越しの準備のために
笠を売りにいったが全く売れずに帰る道すがら
雪をかぶって寒そうなお地蔵さんたちに
売り物の笠と自分の笠をすべてかぶせてやった。
すると夜中に、どっすーんと大きな音がして
見ると、玄関先に米俵や魚、金の入った袋などお地蔵さんからのお礼の品が置いてあり、お爺さんとお婆さんは一生楽に暮らしましたとさという話。
最近、周りを見渡すと「笠地蔵の爺じゃないかー!」という方々が本当に多い。
「先に与える」を自然にやっている人たち。
そういう人たちのところには、どっしーんと何か良いものがどこからか届けられている。これからも、どっしーんと色々な有形無形のギフトが届き続けるのだろう。
そういうこと、学校では教わらなかったけど
昔話ではずっと語られていたんだね。
「先に与える」ことで、人生はある時どっしーんと変わるということ。
若くても歳を取っても
人生100年時代になっても
変わらない
「先に与える」という人生の歩き方。
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