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ぼよよん行進曲とパン屋の行列

ウクライナへの攻撃のニュースをスマホで追いつつ降り立った朝の表参道。

道に100人以上の人が並んでいた。昨年、福岡から来たパン屋さんでパンを買い求めるための行列だ。店内もアンティーク調でお洒落。

オープン時にパン屋さんからパンを貰って食べたというアンティークに詳しい知人は、アンティーク界隈の5年前位の流行りの内装で最先端じゃないのが良いのかな?とか、東京のパン屋のレベルは高いので差別化出来ている感じではないけどやはり「インスタ映え」かなという。

昼に再び通りかかったら、行列は150人以上に膨れ上がっていた。平日の昼である。行列は苦手な私だけれど、今度自分の目と舌で確認しに行くことにした。そこまで並ぶ理由が気になり過ぎる。

並ぶ人の殆どは若い女性と50代以上の女性グループだった。数百円から数千円で楽しめるエンタメ、これは平和と豊かさの象徴なのか否か。

ロシアによるウクライナ侵攻を伝える朝のニュースと並行して、NHKが子ども番組で「ぼよよん行進曲」を流して話題になっていた。

子どもも大人も静かに励ます人気の名曲だ。

有事の空気の中で

子どもたちに何が出来るか

考えたNHKの現場の方々の想いが熱い。

パン屋の行列の横を歩きながら

ぼよよん行進曲を口ずさみ

ウクライナの子どもを想い

パン屋のブランディングについて

考える。

私は

かの空の下にもいるだろう

子持ちでパン好きの一市民。


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