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2024年は「世界線MIX」の年。

思えば去年の今頃は骨折して松葉杖だった。
しんどかったな...
毎年そんなネタに事欠かないので、
今年は私にしては地味な年だったかもしれない。

(強いて言えば20年ぶりに運転免許取り直したのとかはニュースかな。なかなかの珍体験なのでそのうちまとめてnote書きます)

じゃあ今年は何を考えながら過ごしていたかと言うと、ことあるごとに“世界線”に思いを馳せていた。
Official髭男dismの「Pretender」で一気に市民権を得た(と勝手に思っている)“世界線”だが、元は相対性理論に関わる、4次元世界の言葉らしい。ふーん。
最近だと“パラレルワールド”と似た意味でよく使われていて、まぁ、つまりそれです。

クリエイティブ業界で仕事して、都心から離れた海のそばで生活して、小学生2人を育てつつ、慌ただしくも毎日をなんとか乗り越えながら生活するー

これが私の今の世界線。

でも、もしかしたら。
独身で世界を飛び回ってたかもしれないし
職人として一つの技を極めていたかもしれないし
ピアノを突き詰めて音楽の道に進んでいたかもしれないし
野菜やお米を育てて丁寧に暮らしていたかもしれない

そんなことを考えるんだけど、
決してどれかの世界線を生きたかったわけじゃないし、特に羨望や後悔があるわけでもない。
ではなぜ今と違う世界線がこんなに気になるのか、ずっと自分で不思議だったのだが、最近やっとわかった。
「ただ、知りたい」だけなんだ。

仕事柄、インタビューという形で話を聞くことが多いのだが、これはなかなか面白い。
私がボーッと学生してた年齢で既に起業してた人
100年続く老舗を継いで伝統の味を更新する人
大企業を飛び出して信じる道を歩み始めた人
.....
自分とはまったく違う世界線を生きる誰かの頭の中をチラ見するなんて、何ともありがたく興味深い体験なのだ。
でも、
上記のようなメディアがインタビューするほどの「何かを成し遂げた(あるいは成し遂げる途中の)人」だけじゃない、“普通”の人たちにもそれぞれの世界線がある。
それも含めて広くもっと知りたいなぁと思っちゃってることに気づいたのです。

で、「そんなこと知ってどうすんねん!」と当然自問するわけだけど、
いろんな世界線に触れて、たくさんの人と話して、まったく違う世界線をミックスするような楽しいことを何かできないかなぁと。
世界線をまたいで繋ぐ存在になることで、交わるはずのなかったそれぞれの線を生きる人たちがちょっとハッピーになったり、新しい何かが生まれたりするかもしれないし。

鶏肉とネギも、串がなかったら出会わなかったかも(ってそういう話じゃないような...)


すごく漠然としてるけど
つまり、クリエイティブ業界の世界線にとどまらない、「世界線MIX」なちょっと変なことがしたいってことです。

だって、日々とてもナチュラルに
・ゴミ出しや宿題管理とプロジェクトの進行管理
・保護者会の集金と◯千万の予算表作成
的な思考スイッチをしている我々働く親たちは、世界線MIXERとして適任だと思うんだよね。
(よかったらこちらのnoteもどうぞ↓)

世界線という文字を打ち過ぎて、ゲシュタルト崩壊してきたのでこれに最後にするけど、
2024年のテーマは「世界線MIX」にします。
何をするのかはこれから考えるぞ。

皆さま良いお年を!

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