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二人の男児と大きな長男(夫)と賑やかな日々を送る。ライター・編集者・プロデューサー等。…

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二人の男児と大きな長男(夫)と賑やかな日々を送る。ライター・編集者・プロデューサー等。Konel.Inc所属。ライフワークに<オノマトペのおやつたち>http://onomatope-oyatsu.com/。食と音楽と軽めのキャンプが好き。

最近の記事

秋田に教育留学に行ったら、地元が見えてきた話。

秋田県・五城目町での「教育留学」から神奈川県・逗子市に帰ってきて1週間。 あれは夢だったんじゃないかと思うくらい、早くも現実に記憶が溶け始めている。  あぶない。 早く記録しておかないと何もかも溶けきってしまうので、考えたことを残しておくことにする。 いったい私たち家族が何をしていたのか、また教育留学の今後に向けた具体的なアイデアについては夫のnoteに詳しいので、興味のある方は覗いてほしい。 https://note.com/dem_yeah/n/n83638c4cf5

    • 2024年は「世界線MIX」の年。

      思えば去年の今頃は骨折して松葉杖だった。 しんどかったな... 毎年そんなネタに事欠かないので、 今年は私にしては地味な年だったかもしれない。 (強いて言えば20年ぶりに運転免許取り直したのとかはニュースかな。なかなかの珍体験なのでそのうちまとめてnote書きます) じゃあ今年は何を考えながら過ごしていたかと言うと、ことあるごとに“世界線”に思いを馳せていた。 Official髭男dismの「Pretender」で一気に市民権を得た(と勝手に思っている)“世界線”だが、元

      • 10歳の脳みそ

        小5長男から学ぶことが多い。 転校して3年目、 「転校を機にちょっとキャラ変してみたらうまくいった」 とのことで、学校では楽しくのびのび過ごしているようだ。今年は学級委員的なものをやってるらしい。 週3〜4で塾、週1で海か山に行き、月1でピアノを習う。流行りのゲームはしっかりプレイし、scratchでゲーム作るし動画も見るし本も読む。塾の宿題もこなしつつ、ときどき趣味の料理もする。 私の小学生時代と段違いに忙しい。 たいしたもんだと素直に思う。 そして何よりすごいなと思う

        • 食べもので遊んだっていいじゃないか。遊べるおやつ「くうねるあそぶ」開発中。

          「食べもので遊んじゃいけませんっ!」 きっと誰もが一度は言われたことのあることじゃないだろうか。 食べものは大切だ。無駄にしてはいけない。 その意味でこの言葉は正しい。またお行儀よく食事をする、という意味でも正しい。 でも。 特に子育てをするようになってから、本当に「食べもので遊んじゃいけないのかなぁ」とちょっと引っかかるようになった。 だって、 お餅をびよ〜んとどこまで伸びるか挑戦しながら食べるのって楽しいし、 牛乳飲んだあとヒゲみたいになったらワハハって笑い合うし、

        秋田に教育留学に行ったら、地元が見えてきた話。

          成長なんて探さないと見つからない。

          もう大晦日。 今年も怒涛でした。仕事も家庭も。 1年前に決めた2022年の抱負は「体をケアする年にする」だった、そういえば。 達成率は5%くらいか。 あ、こないだ家で転んで足を骨折したのでやっぱり2%くらいかな。 「全然ダメじゃん!」と何かに制裁を下されたような一年の締めくくりでした。ふえん。 大人になると、忙しい忙しいと毎日慌ただしいくせに、なぜか「毎日変わり映えがしない」と感じやすい。 たぶん、忙しさのうちの大半が、家族や仕事をなんとか前に進めることで占められているか

          成長なんて探さないと見つからない。

          「ルール違反ではない」ギリギリが楽しい。

          次男(小1)の担任の先生がちょっと面白い。 山を背負った田舎ののんびりした公立校。 近くに米軍関係の施設があるからか、クラスに1人は外国籍の子がいて、多様性高め。 金髪に染めた子、ランドセルを使わずリュック登校の子も一定数いて、誰も何も言わない。 宿題を忘れようが少々遅刻しようが何もお咎めなし。 (詳しくはこんな感じ↓) https://note.com/minakko0220/n/n347fd5959ab9 そんな超ゆるい小学校で 次男の小学生初の担任は、若手の男の先生

          「ルール違反ではない」ギリギリが楽しい。

          年齢はただの数字か。

          Age is just a number. とても素敵な言葉。 ほんとにその通りだと思うし、 私の周りにもこれを体現するように、歳を重ねても自由でキラキラした生き方をしてる人がたくさんいる。 ただし、40才という微妙な年齢においては、 「年齢?そんなのただの数字よ!」 とはなりにくいことがわかった。私の場合は。 40才になって半年経つけど、いまだに病院の問診票で年齢書く時にはバインダーを投げたくなるし、アンケートで40代にチェックを入れる時には指が震える。 (どっちも嘘で

          年齢はただの数字か。

          こどもポイント制を導入しました。

          長いGWを満喫しました。 富士山の青木ヶ原樹海で洞窟探検したり(これかなり楽しかった)、実家で野菜植えたり、クレヨンしんちゃん映画をみんなで観たり、「大豆田とわこと三人の元夫」にハマって一気見したり、渋滞のニュースを酒の肴に『いや〜みんな大変だなぁ』と性格の悪い乾杯をしたり、「三体」の面白さがどこでわかるのか知りたくて意地になって読んだり・・・。 派手さはないけど豊かな時間を過ごした気がする。 さて。 海辺に引っ越して1年が過ぎ、長男は4年生、次男も小学生に。 出番の減っ

          こどもポイント制を導入しました。

          アカミミガメの計画。

          家の近くを流れる小さな川に、カメが何匹か棲んでいる。 およそ珍しくもない「アカミミガメ」という外来種で、天気が良いと彼らはどこからともなく集まってきて、川原のコンクリートブロックの上にボテっと落ち着く。そして皆で同じ方角に短い首を伸ばし、ただひたすらにじーーーーっとしているのだ。 僕は毎朝、その川沿いの道を通って自転車で通学している。ワイヤレスイヤホンで音楽を聴きながら。ほらほらいたぞ、のん気な亀たちめ。今日は2匹だけか。しかしあいつら気楽で良いよな、こっちは昨日動画見なが

          アカミミガメの計画。

          コロナ禍の夏休みがしんどいぞ。

          夏真っ盛りの良い天気が続く中、今日はちょっとジトっとした話題です。すんません。 夏休みがつらいです。 正確に言うと 【子供は40日以上休みだけど大人は仕事、旅行なし、帰省なしの休みがつらい】 です。 どういう状況かと言うと、 ・小学生と年長児の男子はずっと休み。だが“やむを得ず自宅保育ができない一部の児童”としてそれぞれ学童と幼稚園の夏期保育に通う ・子供たちは「なんで俺たちばっかり預けられなきゃいけないんだ」と思ってる(が、空気読んであんまり文句は言わない) ・私は基本

          コロナ禍の夏休みがしんどいぞ。

          移住して2ヶ月でわかったこと。

          湘南エリアのはずれ、逗子に引っ越してもうすぐ2ヶ月。 思えば、転勤や家庭の事情などのわかりやすい理由がない引っ越しは生まれてはじめて。 タワマンの街で長男がぽつりと「庭が欲しい」と言った2019年のクリスマス。なんだかハッとしてしまった私たち夫婦は郊外の土地を探し始め、年度が変わるタイミングで本当に引っ越してしまった。 庭を作ることこそ叶わなかったけど、2階にテラスを作り、すぐそばにプールのある大きな公園(私的にはもはや庭)、その先には広い森、海までは自転車で20分足らず

          移住して2ヶ月でわかったこと。

          さよなら愛しき半径1キロ

          8年半住んだ場所を離れ、海沿いの街に引っ越しました。 お仕事も年度末でバタバタな中、ご迷惑をかけてしまった方には申し訳ありませんでした。なんとか新居に移動完了です。 いわゆる“家族の引っ越し”をしたのは今回が初めて。前の家で暮らした間に子供が2人生まれ、新米母ちゃんは不良母ちゃんになり、転職し、夫は必死に(でも楽しそうに)会社を大きくしてきた。 なにげなく過ごしてきたけど、大量の思い出がそこにはあって、たくさんの人に送り出してもらって、引っ越す時になって初めて「あーこんな

          さよなら愛しき半径1キロ

          “お局”は立候補制かもしれない。

          あのころ意味がわからんと、笑ってしまったその言葉。今ならわかるよその言葉。 ・腰の肉 ・22時で眠い ・いつの筋肉痛かわからない ・顔の輪郭がぼやける ・アイドルの顔の区別がつかない ・重力を感じる 10年後にはさらにわかりみワードが増えているんだろう。 でも語彙が増えていいじゃないか、なんて思えるほど私は成熟していません。わかりたくなかった現象たちに可能な限り抗って、抵抗の成果を出してみようと毎日YouTuberと腹筋している今日この頃です39才になりました皆さんごきげん

          “お局”は立候補制かもしれない。

          社長夫人もいろいろ。

          夫の会社が10期目に入った。面白い人たちが次々に集まり、国内外の拠点は4箇所となり、取り組む案件の規模も徐々に大きくなっている。 ベンチャーの9割は創立から10年以内に倒産するという話もあるし(諸説あるのでホントかどうか怪しいけど)、素直に大したもんだなぁと思う。そして同時に、高い志で一緒に走り続けてくれる仲間たちに心から感謝している。ありがたや。なむなむ。 私はというと、夫の会社に入って2年半、“社長夫人”ってどんなキャラ設定でいけば良いのかわからず迷走しつづけ、現時点

          社長夫人もいろいろ。

          バリウムに物申す。

          この夏、一生に一度くらい「サーファーなんですか?」と訊かれて「いやいや違いますよぉ〜」と返してみたくて、ロングヘアの下半分を金髪ブリーチに。そして頑張って毎日ゆるく巻いてたのに、結局誰からもサーファーには間違えられないまま秋も深まり、そろそろ髪を切ろうかと思っている、なんとも切ない今日この頃ですね(知るか)。 でも、考えてみれば世間は依然コロナ禍。新しい出会いなどzoomの向こう側くらいにしかなくて、私をサーファーと間違えてくれるような奇特な人にそもそもリアルで会ってないっ

          バリウムに物申す。

          必要にせまられ力。

          この数ヶ月で生活や常識が様変わりした背景に、 得体の知れないパワーが作用してると感じるのは私だけだろうか。 「まぁそのうちね、、」 と長い間腰が上がらなかったあれやこれやが、急に議論され、(暫定のものもあるにせよ)結論づけられ、実行された。 たとえば。 リモートワークが劇的に増え、ワーママがぎゃーぎゃー言ってるだけ、の域をなかなか越えなかったワークライフバランス(もはやこの言葉さえ古く感じるけど)的なものに否応なく直面する人が増えた。皆の関心は家の中や近所のコミュニティ

          必要にせまられ力。