ろくろで絵付け。さらに、組み立てる前に顔を描く、猫こけし。
写真のこけしたちが、お迎えされました。
とってもうれしい\(^o^)/
職人さんと、あれこれ相談して作ったかわいい猫こけし。
猫も自然も好きで、手づくりのものも大事に思ってくださる方の元へ…
そんな事を想像しています。
ぐるぐると回る機械で削られて制作されるこけし。
今回胴や頭のてっぺんの部分は、その機械についた状態で絵付けされています。
失敗の許されない顔が描かれた後、頭と耳、胴と頭がドッキングされます。
私の作る絵付け皿も、完成を想像しながら、絵付けをして窯入れするのですが、この猫こけしの絵付けも、最終加工前に描かれる点が、ちょっと似ている!と感じました。
完成したこけしに絵付けは、そこまで制作したものが全てダメになること。
もしこの猫こけしが、完成後の顔の絵付けだった時は、耳の細工や胴もダメになってしまう。
この点、組み立て前に絵付けできることは少しだけ、作りやすいところもあるそう。
(そこは、とても羨ましい。
手描きのうつわは、完成を想像しながら1時間じっくり描いても、本焼きを終えて窯から取り出してみたら、焼くまでわからなかったヒビや汚れ、発色が違うことがあるから。)
今回、最終的に猫の顔は、こけしタッチの目を閉じたものになりました。
点で描く挑戦もありましたが、やはり筆で点を均等に描くのは、難しかったそうです。
猫こけしの顔を見ながら、制作の様子も感じることも、こうした手づくりのものの良さかなぁと、今日は絵付けの事を書いてみました。
受注制作分は、まだまだあります。
猫こけし、ぜひ気になる方は、予約ページをご確認くださいね。
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