GDC、見てきました
クリエーティブディレクター水野学さんのGood Design Company の展示を見てきました。
今年、水野さんの本を2冊読みました。
水野さんは、気を狙ったものを作るのではなく、一番クライアントさんにあったものをトコトン追求して形にしていく方だと思っています。
本の影響もあったり、ラジオでこの展示会のお話をされているのを聞いたり、是非私も見たい!と思い、最終日時間を作って見に行きました。
会場は、これまでの作品で埋め尽くされています。
小さな想いのコメントが1つ1つ付いていて、水野さんのこの展示会へのこだわりも感じました。
見に来ている皆さんは、小さなコメントをチェックしたり、動画や写真を撮ったり、展示をフルに楽しんでいました。
覗き混んでしまう透明の箔プリント
合板みたいな印刷のサンドイッチ
ザラついた懐かしい色
細く凛と光る漆黒文字
視覚を疑うようなズレた版
私は、ポスターやパッケージなどの印刷物がとてもとても面白くて、紙や印刷に興味が湧きました。
と、疑問が。
この展示会に並ぶ紙や印刷は、技術的にはそう難しくないことなのでしょうか?
クライアントさんのためならこだわりも最強の水野さんだったら、きっとやり直しもあるはず。
工場さんや職人さんも、全てが一度で上手くいくことばかりではないでしょう。
一度で上手くいくほうのことが少ないかも。
この中には手作業のものもあるのでは?
。。。。
壁いっぱいポスターで囲まれた一室で、私は、「デザイナーの依頼を立派に形する工場や職人さんってスゴくない!!」と、心の中、熱くなってしまいました。
ちょっと偏っているのかもしれませんが、こう思って、私らしく鑑賞を終えました。
このブログを読んで、Good Design Companyさんや印刷に詳しい方から、「あの印刷は、全自動でポン!だよ」なんて、悲しいお知らせが来ませんように(笑)
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