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“SEO脳”を鍛えると集客が上手くなる理由

皆川です。

以前のnoteで「集客するには、仕組み化だけではなく、ユーザーが求めていることに合ったコンテンツの提供が大切」ということを書きました。

そこで、今回は、集客につながる効果的なコンテンツ提供をするために
知っておくべきポイントをご紹介します。

ネット集客に不可欠なSEO対策

あまり声高に言う方は少ないですが、ユーザーとの信頼関係を構築するおすすめの方法としてGoogleのSEO対策があります。

インターネットからの集客経路として、GoogleやYahoo!などの検索エンジン経由が大半を占めているという方も少なくないでしょう。

ですので、大前提として、集客をするためには、SEO対策はおさえておきたいのですが、その上で知っておいて欲しいポイントが3つあります。

1. なぜSEO対策を意識する必要があるのか
2. Googleが検索精度を高めることをやめない理由
3. SEO対策で自然にできること

SEOと聞くと、
「ブログはやらない」
「検索エンジン経由での集客はしてないから必要ない」
「SNSを中心に対策している」
とおっしゃる方が必ずいます。

それはそれで構いませんが、それでもおすすめするには理由があります。SEOの考え方を意識することは、マーケティングにとても役立つからです。

それを続けることで、ユーザーが興味を持っていることや喜んでくれていることを、直感的に分かるようになっていきます。

そこで感じたことは、SNSや動画配信する時にも流用でき、効果的なマーケティングを効率良く行うことにつながるのです。

なので、今までそんなこと考えたことなかった、興味なかったという方も、これを機に、ぜひSEOの考え方を意識して取り組んでみてほしいなと。

なぜSEOを意識する必要があるのか

ユーザーが検索した時に、あなたのサイトやブログを上位表示させることができれば、ユーザーに知ってもらいやすくなります。

そこからの導線を意識しておけば、集客につながりますし、結果的に売上アップにもつながります。

これが、一般的によく言われているSEO対策を行う理由です。

「認知→集客→売上」と、与えるインパクトもあるので、戦略的にSEO対策をするのは当たり前とも言えるでしょう。

これが分かりやすい理由です。でも、本質的な理由は別のところにあると考えております。

自社サイトやブログを上位表示させるために様々な施策を打ちますが、簡単にできるものもあれば、そうでないものもあります。難しいものであれば、その道のりはとても険しく困難です。

試行錯誤しながらコンテンツ制作やリライトに取り組み、トライ&エラーを重ねることで成功パターンが見えるなど、その過程で、たくさんの学びや得ることがあるでしょう。

ネット集客に慣れていない方が陥りがちなことがあります。それは、提供する情報がひとりよがりで、ユーザーの求めていることと乖離しがちということです。

近年は、ユーザーの検索意図が意識されていないコンテンツが上位表示しにくい傾向があります。つまりひとりよがりなコンテンツでは上位表示できないということです。なので、ユーザーの気持ちに寄り添ったコンテンツを用意していく必要があります。なので、SEOを意識したコンテンツづくりそのものが、ユーザーにとって価値のあるページやコンテンツを提供するトレーニングになるのです。

今は、SNSや動画など様々なツールがありますが、それらはあくまで手法のひとつにすぎません。

大切なのは、“何を伝えるか”です。

SEOは奥が深く、学べば学ぶほど“SEO脳”も鍛えられます。
ですので、ぜひSEO対策を意識してほしいのです。

SEO対策で自然にできること

今まで説明した「SEO対策=上位表示させること」は、Googleのアルゴリズム(どのようなコンテンツが上位表示されるのか)を理解して、それに合ったコンテンツを作っていくことが大原則です。

アルゴリズムは、ユーザーの満足度を高めるために、改善され続けています。天文学的な量のデータをもとにユーザーの考えを推測したものが、アルゴリズムに反映されているのです。一個人が想像して試行錯誤するより、はるかに高い精度で予想できるのかなと思っています。

ですので、ユーザーが求めていることは、Googleアルゴリズムと向き合うことで自然と見えてくるのです。

1「E-A-T」を意識しよう

アルゴリズムが大量にある中で、気を付けるべき点が2つあります。

1つめは、どんな人が提供しているコンテンツなのかということ。
SEO対策で大切にしている評価基準で「E-A-T」というものがあります。

E-A-T は、「Expertise(専門性)・Authoritativeness(権威性)・Trustworthiness(信頼性)」のことです。コンテンツを評価されやすい状態にするためには、これらの要件を満たしてあげることが大切といわれています。

専門性はコンテンツの内容の吟味で何とかなるかもしれませんが、権威性と信頼性はそうもいかないことも多いでしょう。ですので、ご自身でも権威性と信頼性を上げていく努力をしていかなくてはなりません。

しかし、それをすることで、実際に成長することもできるわけで、結果としては、ユーザーからの信頼も得ることができ、ご自身や企業の評価も上げることができてしまいます。

2「オリジナリティ・独自性」が鍵

2つめは、ユーザーが求めているコンテンツの内容です。

例えば、「HP作り方」と検索した人がいたとします。
検索結果には“ユーザーの求めている内容”が反映されなければなりません。

ですので、提供する側は、「HP作り方」で検索している人が、どういう答えを求めているのかを考察してコンテンツを作る必要があります。

一方的に「HPの制作」を売るようなページを見せようと思っても検索結果で上位に出てくることはありません。

ですから、ユーザーが求めているコンテンツは何かをよく考えて、それに沿ってコンテンツを作っていくと自然と上位表示しやすくなるのです。

あくまでもユーザー目線に立ち、日々、質問者の意図や求めている回答を考えることが必要になります。

冒頭に書いた“ひとりよがりになりがち”の答えが、まさにここです。

慣れていないと、自分のことを見て欲しい、話を聞いて欲しいという“自分から発信する”という発想になりがちです。

でも、全てにおいて、あくまでも相手がいて、相手のお悩みに回答する
という発想でなければなりません。

だからこそ、コミュニケーションがうまくいくのです。

このことを意識して実践すると、トレーニングされて、自然とユーザーが求めていることを伝えられるようになります。

これは、過去によく見られた傾向ですが、上位表示されやすいコンテンツのパターンでHPを制作すると、「HP 制作」と検索した時に、出てくるページの内容がどれも似通っているということがありました。

しかし、それでは情報が偏ったものになる上に、ユーザーはどれを選べばいいのか判断ができません。

その中でも、選ばれるようにするためのコツは、あなたならではの、ちょっとした独自性を盛り込むということです。それをすることで、ユーザーの印象に残るようにもなりますし、実はそれがGoogleからの評価を高めるエッセンスであったりもします。

この辺を意識して情報提供していく必要があるので、提供する側の発信力もとても鍛えらます。

このように「E-A-T」と「独自性」を意識した上で、ユーザーの意図にきちんと答えるコンテンツを提供するということが最大のポイントです。

Googleアルゴリズムは“先生”のような存在

ブログやHPなど、作ったコンテンツをインターネット上にアップした後、「検索順位」として評価が見えます。

上の方に表示されれば、集客につながる見込みが期待できる、もし上位表示されないようであれば、何かが足りない、圏外であれば、全く異なっている可能性が高く、原因の確認・修正が必要な状態、などと判断できます。

「アルゴリズム=先生」といったイメージで、教えてもらえていると考えると、良いかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか?

オンラインでの集客には、SEO対策は重要な要素で、そのためにはユーザーのニーズに合ったコンテンツの提供が大切です。

「検索エンジンマーケティング」はインターネットマーケティングの基本になります。ですので、もし今まであまり目を向けていなかった方はこれを機会にぜひ取り組んでみてください。

簡単に結果が出るものではないですが、思考錯誤しながら、あきらめずに続けていきさえすれば、ユーザーやGoogleからきちんと評価される情報発信をすることができるようになっていきます。

僕が情報発信しているこのnoteもそうですが、ブログを書くことは“SEO脳”を鍛えるためにもとてもおすすめです。

何事もそうですが、トレーニングをしないと身についたり上達しないものなので、ぜひ実践してみてほしいと思います。

では。

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