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Killers in the Sky Part2 第一章"朱に染まる穹"

はじめに

Killers in the Sky Part2 ストリーミング、DLサイト一覧
https://lnk.to/nPbTnpBQ

こちらはFATE GEARのM3-2022春作品「Killers in the Sky」の続編です。
Killers in the Skyを読んでからがおすすめです!
The Sky Prison」とも話が繋がっています。

個人的なおすすめ読破順序

The Sky Prison(2021)→
Killers in the Sky (2022春)→
Killers in the Sky Part2(2022秋)

です!このほうがハッピーエンド感があります(笑)

それでは、Killers in the Sky Part2の世界へ…


「メアリ、今日は体調はどう?
あの話、良かったら続きを聞かせてほしくて。」

「大丈夫さ。続き、話すね。」

【M1.朱に染まる穹

あれは忘れもしない、まだ寒さの残る3月の、
いちばん風の強い日…

深夜のことだった。

「レヴィン!起きろ!M-900出すぞ!」

「んあ…敵襲ですか…!?」

「本島に向かう!とにかく乗れ!」

事態が飲み込めないままM-900に乗せられ発艦すると、
ラカムは説明し始めた。

「いいか、落ち着いて聞け。
敵機が200機ほど、本島の東3地区に向かってる。

俺たちはそれを殲滅させるための応援に向かう。
間に合えばいいんだが…!」

「東3地区!?俺の家があるところじゃないですか…
200機も…なぜ民間人を狙うんだ!?」

「分からねぇ!すまねぇレヴィン、
出来ればお前を巻き込みたくなかったんだが…」

「いいえ、むしろ戦わせてください。
故郷が蹂躙されるのは見てられないので。」

曲解説

豪華盤ジャケに描かれているのはM-900

インストの【M1.朱に染まる穹】で幕を開ける今作。(穹は「そら」って読みます)

各所インタビューなどでも触れています通り、
私はコンセプトアルバムというとANGRAの「Temple of Shadows」派なので、頭はオーケストラ系と決めていましたし、その作曲レベルに達したいというのが音楽人生での目標でもありました。

今作はそれが達成できたんじゃないかなと思ってます!

最後に警報アラームみたいなのが鳴ってますが、Final Countdownのイントロからヒントを得ました(笑)
この警報音を聞いて艦内から飛び出していくイメージですね。

ストーリー解説

前回はレヴィンが帰省したところで終わってますが、また時間が経過してインビンシブルに戻ってきているということになります。

私の祖父母が東京大空襲を経験していることもありまして、それを元にした話でもあります。
(祖父母の家がとある場所の3丁目だったので、「東3地区」という名称にしました。もうそこに祖父母の家はありませんが~)

現実の東京大空襲は焼夷弾で焼き尽くすのが目的で、風の強い日を選んで延焼を狙ったと言われていますね。


第二章に続く。


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