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Killers in the Sky Part2 第五章 "Fly for our future"
Killers in the Sky Part2 ストリーミング、DLサイト一覧
https://lnk.to/nPbTnpBQ
こちらはFATE GEARのM3-2022春作品「Killers in the Sky」の続編です。
Killers in the Skyを読んでからがおすすめです!
「The Sky Prison」とも話が繋がっています。
Killers in the Sky Part2 記事まとめはこちら
第五章 "Fly for our future"
最後の決戦が近づいていた。
すっかり消耗してしまった陸軍の補填として、
インビンシブルとその乗員も動員されることになる。
俺たちがM-900でインビンシブルの護衛をしつつ、
内陸にある敵の本拠地近くまでインビンシブルを飛ばし主砲で叩く…
そして本拠地を制圧する。
それが最後の任務だった。
「目的地まで、このオンボロ戦艦で何時間かかることか。
長時間陸からの攻撃に警戒しなけりゃならねぇ。
下の席にいる俺の方がかなり被弾しやすいわけだが…」
「…」
「俺に万が一のことがあったらその時は…」
「そんなこと考えたくありません!」
「レヴィン、戦場に絶対はない。
何度も言ってるがお前の方が若いんだから、生き延びるべきはお前の方なんだよ」
「一緒に生き残るって言ったじゃないですか!
だから絶対に生き残りましょうよ…」
「…ああ。悪い。そうだったな。」
勝っても負けてもM-900に乗るのはこれが最後だろう。
決戦の時刻が迫ってくる。
生き残るといいつつも俺はかなりビビっていた。
「あの、死ぬ前にお伝えしたいことが!」
「何急に怖気づいてるんだよ。なんだ?」
「俺と結婚してください!!」
「バッ…これ録音されてんの忘れたか?!」
「うわっ、何でもありません!」
何かあったときの為に機内の会話は常に録音されているのだが、
緊張でおかしくなっていた俺はそんなことも忘れて、
とんでもないことを言ってしまった。
―多くの犠牲を払いながらも作戦は遂行され、敵の本拠地を制圧。
戦争に終止符が打たれた。
気がついたら正規軍に入って約3年が経っていた。
曲解説
北欧系ドコドコハイトーン曲です!
サビメロは昔からあったストックを使いました。
(某紙のインタビューで「ネタ出し切りました」といいつつ、掘り返すと結構ストックあるんですね私…)
北欧メタラーなら「あー、わかるわぁ」となる黑咲ちゃんのキーボードソロと、IBUKIの人間離れしたハイトーンをお楽しみください。
ストーリー解説
基本的には彼らの戦いって自ら望んで戦っているんではなくて、
物語冒頭のメアリの「自衛」だったり、なにかを護るために戦ってるんですね。
(だてに自衛隊基地で撮ってませんよ…っと!笑)
ここでも作戦の軸は「インビンシブルの主砲で攻撃」することであって、
彼らのメインはその護衛なわけです~。
炎に消えた 天穹をなぞる
夏の星座よ 導いて
今は亡き者の想いと共に
風を纏い挑め
suicidal heartで「桜」という単語が出てきたのち、
こちらの曲では季節が夏に移り変わってるのがわかります。
戦闘機の中で逆プロポーズする、
というのはThe Sky Prisonの頃からなんとなく考えていた設定です。
いきなり結婚を申し込むのも彼女らしいし、
もしかしたらそれより前に隠れて付き合ってたのかもと妄想するとそれはそれで萌えます(笑)
そこはご自由に解釈してください~(笑)
そしてここでも華麗にかわすラカム隊長です。
第6章へ続く。
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