口をついて出る言葉に思うこと
キャンドルが好きで、時々灯しています。
それをみた妹のパートナーが、
こういう暮らしいいなぁ、自分も家でキャンドルを焚いたり植物飾ったりしたいと思った、という話をしてくれました。
それを聞いて、すごくすごく嬉しかったのに、私の口から出て来た言葉は
「意識高い系な感じだね!(笑)」
「いやいやキャンドルも植物もアンタがやってることじゃん!」
と、家族から総ツッコミを受けました。
そこは「嬉しい!ありがとう!」でよかったじゃないか、わたし。
口をついて出る言葉や一番最初に思いつく言葉が、自虐や皮肉である確率が非常に高い。
ま、このケースに至っては…自虐かつ皮肉?というか、ほぼ支離滅裂、な発言です。
嬉しかったと同時に、気恥ずかしくもあり、さらには義理の弟へは何言ってもいいと思ってしまっている。
何言ってもいい人なんていません。
自分が何を思ってもいいですが、それをどう伝えるか(あるいは伝えないのか)はしっかり吟味しないと。
ネットの、文字主体でのコミュニケーションが好きなのは、すこし時間をとって本当に言いたいことをちゃんと選べるから。
言葉を吟味することで、好きな自分であれる感じがよいのです。
でも、本当は生身のコミュニケーションでも、
そうありたい。
自虐、とか、皮肉とか、
それも含めてわたしという人間ではあるのですが。
同時に「そういう照れ隠しで人や自分を貶すのはもう卒業したい」と思ってるのもわたし。
それならば、なりたいほうのわたしを選択しようではないですか。
思いついちゃった皮肉とか、頭に浮かんだ自虐を否定するのではなく、その根底にある観念を、ひとつひとつ調べて、抱きしめていきたいと思います。
……なんてことを、4月の半ばごろに書いて、そのまま下書きで温めておりました。
その後、「どう伝えようか?」を考え過ぎて、声がちっちゃくなり、全ての発言を聞き返されるようになっちゃう始末。
言葉の言い間違いや勘違いの頻度も過去最高レベルになって、どうしたもんかしら、と思っていましたが、ある日パトカーをタクシーと言い間違えて吹っ切れました。
いいんだよ、わたしゃーポンのコツ。
そう思い始めた途端、「皮肉or自虐が最初に思い浮かぶモード」が不思議とスイッチオフになり。
義弟に、
「いてくれるだけでありがたいよ」
などとナチュラルに言ってる自分がおりました。
以上、下書きで数週間発酵させたnoteが日の目を見た珍しい記事でございました。
#たいてい永遠にボツっている
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