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自己紹介:こんにちは。私はマルチポテンシャライトです。

名前は水那田ねこ(みなだねこ)。
「みなだ」は大好きな沖縄の島唄『島々美しまじまかいしゃ』の「〜熱いみなだの、みなだの、かいしゃや〜♪」という一節から取ったので『涙』という意味です。美しいものを見て感動の涙を流してしまう猫です。経歴も肩書きもないただのパート主婦です。

noteクリエイターの方々なら『自分は日頃こういうことに関心を持ちこれこれを熱心に行っている人間だ』ときちんと自分を紹介できる方が多いのではないかと思います。が、私にはそれができません。
なぜなら、好奇心旺盛なHSS型HSP(刺激追求型の敏感気質)であること、とりわけ、マルチポテンシャライト(『様々な分野に関心を持つクリエイティブな探求者』)であるからです。この言葉は仕事や職業の視点から語られることが多いのですが、紛れもなく生まれ持った人間の性質、内面的特徴を意味している言葉であるため使っています。↓(私あるあるが詰まりすぎてて驚いた本。)

今回は自己紹介といってもマルチポテンシャライトの一生態を紹介するような内容になっています。


【お断り】
本来この本では、若い世代のマルポテが上手くキャリアを築いていく方法を示しています。しかし私のように時代のズレによりキャリアの道へ進めなかった人の中にも、確実にこの特質に生まれついてしまった人間がおり、今回の記事は、この言葉が生まれるのが遅すぎたために未だ完全に利点を獲得し得ていない(ある意味哀れな一人の人間の)生態を性格面から切り取った話です。若い人ならこの本から方法を習得してマルポテならではの人生のキャリアを形成していくのが理想です。


『マルチ』『ポテンシャル』『〜イト(〜な人)』、名前だけを見るとなんだか「沢山のことが出来てすごく得してる人」のように思われるかもしれませんがそれは誤解です。例により長いので興味ある方だけどうぞ‪^ ^‬

『マルチポテンシャライト』とは……?

平たくいえば「渡り歩く人」。興味関心が色々な分野に、たくさん、熱烈に、存在しているので、その時期によって居る場所が異なります。実に神出鬼没な人間です。それぞれの分野でものすごく熱中し没頭するため、全時期にわたっての語り合える仲間や居場所というものを持つことができません。

たくさんのバーナー(興味関心、意欲)

一般の人は、家庭用ガスコンロみたいです。一つもしくは二つほどのバーナーで、一つか時には二、三の調理を適度な火加減により適宜こなしています。
それに対しマルチポテンシャライトは、調理のためのバーナーが6つも8つも(あるいは10個以上も)ある業務用ガスコンロみたいな人間です。たくさんある強力なバーナーで様々な種類の料理があっちでジュージュー、こっちでグツグツいいながら、目的もないのに昼夜問わず猛烈に調理されています。

ある時は手前のバーナーで強火で料理していたかと思うと、また別の時は奥のバーナーで中火で料理を始めてしまいます。端っこのバーナーで常に弱火でコトコト煮込まれている料理なんかもあります。
各バーナーは複数同時にスイッチが入り盛んに料理される時もあれば、一つだけが最強の火で燃えている時もあります。その火が不意に消えて、別のバーナーで唐突に同じ火加減で燃え始めることもあります。

ひとところにとどまることができない。

マルチポテンシャライトは、興味ある別々の分野を生涯渡り歩き、行く先々で熱心に活動しながら生きています。

2024年5月現在の私は、この『note』で心理面に関わる記事を書くことに熱を入れています。計画的にこうなったわけではなく突然火が点いたので『ちょっと気分転換♪』的に調理を始めましたが、思いの外この調理に熱中してしまい超強火で調理して「記事」という料理を作っています。だから読者になってくださる方、こんな落ち着きのない人間の書いた文章についてはいつも話半分でご覧くださるのがちょうど良い塩梅かと思います。

◾️今ここで調理しているメニュー◾️

1・心理分析や自己理解に関わる気づき、得た知識のまとめなどを備忘録の意味も込めてまとめています。↓

2・自分語り。過去を振り返ったり、かなり個人的な話を含む内容の記事。これも心理面を探る方向で書いています。↓

『書く』は通常運転で中強火で燃えているためこのnote以外にも色々言葉がこぼれます。

●X(旧ツイッター) @minadadrop

目的もなく単にその時つぶやきたいことを呟いている場所。ココナラのお仕事やnote記事のお知らせにも使用。マルポテゆえに、繋がっているフォロワーたちのジャンルが多岐にわたる(猫飼いさん、過去のオタ仲間、塗り絵仲間、スピッツ、BUMP、その他アーティストのファン、HSP、HSS型HSP、IT情報、ガジェット系、副業ビジネス関連……お堅い方々からゆるゆるな方々まで)。つぶやく頻度はまちまち。
フォロワーで私の動向をちゃんと観察している人がもしいれば『この人去年は全く違うことやってたな』『この人いなくなったり現れたりよくわからない人だな』『存在忘れてたのに急にリプ飛んできてこわい汗』『いつの間にかアイコンも語り口も何もかも別人になってるじゃん、何これ?』みたいに思っていると思います。

●雑記ブログ(WordPress) 

※近々ドメイン変更予定です。

noteにもツイッターにも書くほどでないこと、超個人的な本音、日常の中で思うこと、などを自分で設置したWordPressのブログに気まぐれに投稿。……とはいってもこれは過去様々な形に姿を変えてきて、一時は「生きづらいHSPに役立つ情報ブログ」だったり、あるいは「文章表現力の研究サイト」に変貌しかけたり、色々巡り巡って存続しています。収益目的から始めたのに今は違う。あまりにジャンルが変わるので、何年もかけて書いたのに今のテーマと無関係の何十もの記事がほとんど「下書き」に戻されています。

また中身もですが、CSS編集で見た目を変えたりウェブデザインに触れるための〝大切な遊び場〟でもあり、有料テーマを購入しレンサバに料金を支払い続け、ドメインも(これ以外のブログのためにも)複数購入し継続しています。
こんなに便利なnoteがあるというのにWordPressが大好き過ぎるせいで辞められず、そのための出費を体験費と考えて自ら進んでしているのです。
しかしこのスキルのおかげで、勤務先だったマーケティング調査会社のホームページ作成の仕事を頂いて報酬を得たこともあります。過去最高に自分に向いた楽しい仕事でした!(この表現、この後何度も登場します。)ウェブデザイン関連の火は、手前の方にあるバーナーで常に中火で燃えて何らかの調理を行っています。時々超強火になり大きな音を立てて豪快な料理をする、私には必須の熱いバーナーです。

Instagram @minadadrop

(今は亡き)愛猫の写真、お出かけや旅の記録をぼちぼちアップしてきた所。一時猛烈にマイクロフォーサーズ(小さな単焦点レンズ)の世界にハマり写りに拘って撮った写真もありますが、今はiPhoneで気軽にやってます。単焦点にハマった時は完全にミラーレス一眼好きのカメラ女子でした。レンズ集めに熱中し過ぎてしまい一眼オタクのおじさん方と意見交換したり収集で多額の出費も。今は奥の方にある小さなバーナーで超弱火で燃えていますが、単焦点レンズの世界は変わらず熱い分野です。

ここから下は、更なるマルチポテンシャライトの多種多様、奇妙奇天烈な放浪癖の記録なので、マルポテ(略して呼ぶ)とはどんな感じ? と興味のある方だけご覧ください。


おそらくほとんどの方は、仕事や趣味の活動を切り替えるとき立ち止まってよく考えて、決断して、目的を持って行動を開始するのが基本姿勢だろうと思います。マルポテにはそれができません。〝興味関心意欲オバケ〟なので、気ままに縦横無尽にあらゆる所を全力で行き来します。以下のバーナーはまだ種火が残っていたり燻っていたりするものもあり、いつどのタイミングで再び強火スイッチが入るか本人にもわかりません。

◾️強火で燃えることができる分野◾️

イラストを描く、作る 
《その一》

pixivやツイッターや自サイトなどで、オリジナルから二次創作まで、アナログからデジタルまで、漫画、アニメ塗り、水彩風イラスト、白黒ペン画、塗り絵、ファンタジー風味自作イラストまで、色々な『描く』に興味があり、子供の頃から何十年もひたすらペンを手に持ち描き続けてきました。ここでは流石に投稿サイトのリンクは載せませんが長年ネットにアップ、イベント参加やオフ会での交流もしてました。

一次二次アナログデジタル問わず、ギャグ、シリアスファンタジー色々。上手くはないのでこれが限界。

……この「イラスト描き」は、長期間強火で燃えてきたバーナーです。この頃の仲間や知人は、完全に私のことを『絵を描く人』だと信じています。

《その二》
描くとは少しチャンネルが違いますが絵の作成として、数年前から画像生成AI(Midjourney)で英文長文プロンプトを使ってイラストを作りNFTアート販売にも手を出しました。海外サイトに登録して一時真剣に宣伝販売していました。(登録が難しいので本来ここまでする人はその後も継続するはずです。)↓  

こちらはいかに上手くプロンプトを打つかの世界。水彩イラストに拘ってみた。プロンプトのコツさえ掴めば最高に楽しい。


音楽を作る、演奏する
《その一》

DTM(デスクトップミュージック)。今でいうボカロの世界でしょうか。MIDI音源、オーディオインターフェイス、DAWソフトでリズムとメロディーを打ち込み、エフェクト、ミキシング、マスタリング作業などもひと通りやったので、音楽制作にそこそこ詳しい人になりました。作ったのはポップスと民族音楽が融合したファンタジー風味の可愛い曲。「物語のような音楽」というコンセプトで作った、流行り系とは方向性が違う音楽です。
子供の頃から美しい風景を見ると感動と一緒にメロディーが頭に降りてきて曲ができあがることがあるので作曲自体は五歳から楽しんできましたが、ちゃんと形にし始めた時期がこれです。……なぜか知らないのですが、私にとっての音楽は「自然への愛情」と密接に結び付いています。作るのも聴くのもそこが常にポイントです。この理由はまだ分析していません。

一応その中の数曲を動画にしてYouTubeにアップしてますが、いつか全曲をアルバムにしてまとめたい。ジャケット絵を自分で描き各曲に物語を付けて。さて最後ボーカルをどうしようと悩んでた頃に初音ミクが登場して「おっ!」と思ったのに、その頃ふいにバーナーの火が消えてしまったので(!!)ひと通りの調理は終わりました。今度燃え上がる日が来たら自分のアルバムを作る夢を叶えたい。拘りのMIDI機材(今はソフトか……)、拘りの音響機器、話を始めると尽きません。散財した程度でいえば過去最高の分野です。

10曲以上をMP3ファイルにエンコードしましたが、うち3曲のみ映像にして保存。(音楽は個人の好みが激しい世界なので……好みに合わない曲を聴く苦痛を知っています。リンクは読者に聴いてほしくて載せた訳ではありません。いつか私の創作に興味を持ってくれる身近な人に観てもらえたら嬉しいな、と思いつつここに上げておく‪^ ^‬)

《その二》
その後アコースティックギターで弾き語りながらフォークソングを作り始め、数十人の前で自曲を歌ったこともあり、当時の友人の結婚式で三百人の前で弾き語りを披露したこともあります(人生のピーク笑)。とにかく熱中したのでもうすぐで相方と一緒に『路上で歌う人』になりそうでした。

また、プロ御用達の音楽編集ソフトを使えた関係で、ある人のコネで某有名財団法人が主催したプロ音楽家のコンサート音源のアーカイブ作成のお仕事を、その財団のために数年間依頼を受けてやっていました。高額な報酬を得たのも嬉しかったのですが、作業内容が微妙な音の違いの聴き分けという、まさに自分の得意分野だったため、何もかもが〝しっくりきた〟仕事でした。他にも演劇や寸劇で使うステージ用の音響ファイル制作を複数回任されて作ったことも。本当に変な経歴を持っているパート主婦です。

この「音楽を作る」は最強の火で燃えることができるバーナーで、この時期にたくさんの料理が出来上がりました。この頃の私を知る人は、完全に私のことを『とにかく音楽が大好きで、楽器を弾いたり自分で曲を作って歌っている人』『何やらプロが使う編集ソフトを扱える音楽の世界の人』だと思い込んでいます。

音楽への愛情はここでは全部書ききれません^^; ましてや『聴く』『歴史を調べる』まで含めると大変なことになります。特に、音楽が芸術になる前の土着の音楽に興味があり、世界中の民族音楽や民謡を片っ端から聴いてきました。演奏はギターの他に島唄(沖縄地方の民謡)を三線で弾き語ったりもします。ケルト風の小さなワルツ曲なら即興でいつでも作ります。息子に絵本を読んでた頃、よく本の中の歌詞にメロディーを付けて歌いながら読んでいました。結局今でも中央にあるバーナーで調理開始を待つかのように準備万端な状態でトロトロ燃えています。鍋はかかってませんが。

文章を書く
《その一》
一応小説を書く人です。(HSPの提唱者アーロン博士も作家なのですよね。)広大な創作世界の隅っこで地味〜に活動。

短編と長編では頭の使い所がまた違います。長編小説(8万文字超え)を書く人は長年執筆を続けてきた人である場合が多いと思いますが、私は特に小説を書く人ではなかったのに突然思いつきで20万超えの話を書いてしまいました。きっかけがおかし過ぎます。……が、これも意欲の熱量が尋常でないマルポテあるあるなのです。一時は電子書籍販売をしていたので、当初の目的ではなかったのですが収益は生んでくれました。
これを機に小説に関する知識や技術を短期でめきめき上げてしまい(おそらく十倍速)、あれやこれやで番外編や続編を書き、それを添削して頂いたり感想や意見を頂いたりすることで、気づくと小説をすらすら書ける人になってしまい、ひと様にアドバイスできるまでに至りました。

小説は、他のどれとも違った格別な究極の創作活動です。なぜなら、これまで得てきた知識と経験がそのまま『ネタ』になりアイデアや表現の『抽斗』になるのですよ。こんなもの他にないです。悲喜交々、紆余曲折、波乱万丈、特異な体験をしていればしているほど〝美味しい〟のです。それらが話の構成や人物の作り込みや描写表現に「リアルさ」という命を吹き込み、繊細な情緒や情感を醸し出し、作品に奥行きや幅を生み出してくれる。人生のあらゆる時間と経験が豊かな世界観創りにすべて活かせるのです……!! これぞ私が行き着く場所だぁ……と一応思ってはいるのです。

《その二》
知識とスキルを活かし小説作品への指摘アドバイスやリライトのサービスをしました。校正、添削、+描写のコツや表現技法などのアドバイス or リライト。位置的には副業でしたが、過去最高に自分の能力に合った仕事でした(!)累計収益も最高額に。リライトでは、幾人かの作家さまの電子書籍の文章を書かせていただき出版のお手伝いも。↓(以前載せたのは『指摘アドバイス』でこちらは『リライト』。いずれも今スイッチオフ状態です。)

小説書いたことも人生の転機でしたが、このサービスを通して多くの利用者から感謝の声を頂き続けたことも、自分を知るという意味で大きな転機でした。三年間様々なタイプの作家さま達の手助けをして、誰かのお役に立てることこそが何より心に充足感をもたらす、ということを身をもってひしひしと感じました。本当に幸せでした。購入者様たちが熱心過ぎてバーナーのスイッチが突然「切」になったとき(この時に限り半分意図的でした)のお断りに心が痛みました。死ぬ寸前まで燃え続けるつもりでいたので、リピーターのうち特に熱心だった方たちを悲しませてしまいました。私はベテランの書き手だと思われてたので、彼らがもし今私が書いているものを見たら、『水那田さん、一体何がどうなってこんなことしてるんですかっ??』と混乱するに違いありません。本当に申し訳ないことです。いつか再びスイッチが入りバーナーの火が赤々と燃え始める日がくるのかもしれません。

この間に、『国語』ではなく『日本語学』の魅力に取り憑かれてしまい関連書籍を数冊読み、すっかり日本語学の世界に引き摺りこまれてしまいました。アドバイスでも、日本語学の知識まで教えてくれる先生と言われ、大学生の教材となる文書をリライトした時は、幼稚園から大学までずっと欲しかった国語の先生だ、と言われたことも。私大学なんて行ったこともないのにおかしな話だと感じていました。こちらのバーナーは常時赤々と燃えています。いつか日本語検定一級を取得したい夢があります。

動画作成(YouTubeチャンネル)

一年前ころ突然火が点いて、これこそストック型として私の収益の柱になるものだ! と信じ、勢いで続けました。動画ソフトの選択から使い方、制作テクニックなどを急速に取得して次々にアップロードしました。家族は「やっと……やっと……続けるものができたのか?!」と見守ってくれましたが、案の定こちらも今は休止に入り。しかし必ずや調理再開したい分野です。やはり音に関わっているせいか、自然環境を再現する癒し動画なのです。シネマグラフという一部分が動く画像と環境音の融合です。自分で言うのもなんですがなかなか良いので、よければ作業時のBGMやお昼寝のお供などに使ってみてください‪。古民家の蝉の音がオススメです。『情景サウンド』というYouTubeチャンネルです。タイトル画像にしてるものもその中の一つ。他にも色々あるので環境音好きな方は覗いてみてください‪^ ^‬↓

◾️常に中火で燃えている分野◾️

●小説を『読む』こと●音楽を『聴く』こと、日本や世界の音楽史、ルーツ、ジャンルの関わりなどを調べること●英国ミステリーを始め英国の民謡からロックポップス音楽や風景や伝統文化に触れること●沖縄の伝統音楽や自然に触れること●海と猫を愛でること

他に弱火で燃えているバーナーについては書ききれません。

何者にもなれない宿命を背負って

一般的に世間では、何かに特化した『スペシャリスト』がもてはやされる傾向にあります。誰だって何らかの専門家や達人になることに憧れを抱いているのではないでしょうか?

マルチポテンシャライトは決してスペシャリストになれない宿命を背負った人たちなんです。単に色々なことに興味があるだけの人なら、その中のどれかを『選ぶ』ことが可能だと思います。しかしマルチポテンシャライトにはその『選ぶ』行為ができません。どのバーナーも大切で、かけがえのない宝物で、ある日突然スイッチが入り調理を始めてしまいかねないので、切り捨てることなんてとてもできないのです。どれかをきちんと選んで計画的に努力して長く継続できたなら、こんな見すぼらしい過去を持つ私でも『私はこれをしている人』と言える何者かになれたのかもしれません。
『選べない』は、社会を上手く渡っていく上でとても厄介なことです。人が何かを得るためには何かを選択することが基本原理としてあるように思うからです。浮ついている、飽き性、欲張り、努力と熱意が足りない、継続は力なりという言葉を知らない人、二兎を追う者は一兎をも得ず──マルポテは世間からこのようなレッテルを貼られて生きています。器用貧乏、多芸は無芸、と自己を罵って生きてきました。

……でも、マルポテならではの得意や優れた能力があるのでそう悪くもないんです。得意なのは、色々な分野を渡り歩くため物事の大局を見ることができる、関係ない分野同士の橋渡しができる、新しい技術を人の何倍も速く習得して器用に発揮できる、関係ない物事同士を繋げて新たな何かを創り出せるなどです。一長一短。生まれ持った気質の特徴なのでこればかりはどうすることもできません。

マルポテの生き方

一般の人が0から10までの道をコツコツ順調に進み最後に10へ到達する──これを目指すのに対し、マルポテは0から9まで何倍速もの速さで進み10の前に来た途端、近くに0を発見する。10へ到達する魅力と0から新たに学び始める魅力が瞬時に頭の中で天秤にかけられ、必ず後者が勝利して、迷わず0へ向かいます。だから決して10への到達ができません。「熟達という甘い蜜」より「新人になりたい欲求」が必ず勝ってしまう好奇心お化けなのです。

時々マルポテのことを「多才な人」と仰る方もいます。でも、世間でいう「才能豊かなすごい人」とはまったく違うタイプだと言わざるを得ません。
子どもの頃、誰しも周りにある「好き!」に飛びつき夢中になって遊んだことがありませんか? 滅茶苦茶好きなものはどんどん上達してしまいませんでしたか? 大人になるにつれその情熱を調整するようになり絞るようになったはずです。マルポテはその子ども心の「好き!」を大人になってもコントロールできずにいる人間なのです。誰かの目に「才能」のように映ってしまうものの正体は、「好き!」という強烈な感情なのです。興味関心、意欲、情熱が止まらないゆえなのです。

……「好き」が多すぎてどうにも収拾がつかない人生。長い長い、とあるマルチポテンシャライトの自己紹介でした。読んでくださった方ありがとうございます。
そしてここまで読んでくださった方はもう薄々気づかれたことだろうと思いますが……私は、ある日突然この『note』から高確率で消えます。消えたら、別のバーナー(多分次は小説)に突然ボッと火が点いたのだと思ってください。その時が、一ヶ月後になるのか半年後になるのか何年か先になるのか、私自身にもわかりません。(この現象を昔から『フォレスト・ガンプ現象』と個人的に呼んでいました。)

筋道だった計画ではなく、閃きによる情熱の炎こそがマルポテにとっての道標みちしるべなのです。それまで仲良くしていただければ嬉しいです‪。

ちなみにHSS型HSPとマルポテの境目が私にはよくわかっていません(笑)

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