【ポケモンユナイト】初級者向け講座#1 ポケモンの適正レーン(テイア蒼空遺跡)

こんにちは!minaboのポケモンユナイト初級者向け講座です。
今日は「ポケモンの適正レーン(テイア蒼空遺跡)」について解説します。

適正レーン早見表

初級者の方はこれだけ覚えていってください。

手作り感満載のレーン早見表
  • 上レーン:バランス型とサポート型(学習装置持ち)を1枚ずつ

  • 中央レーン:バランス型、アタック型、スピード型から1枚

  • 下レーン:アタック型とディフェンス型(学習装置持ち)を1枚ずつ

基本中の基本なので何故と考えるのではなくまずは覚えていきましょう。
ユナイト小学校のテストに出ます。

適正レーン解説(初級者向け)

まず、レーンにポケモンが2匹いる上レーン、下レーンでは学習装置は1枚持つことが必須です。
これは理論上、レーンの野生で得られる経験値の合計が1.3倍になり、単純にレベルが上がりやすいためです。では、どんなポケモンが持つのが良いでしょうか?
これは、レベルが低くても活躍できるサポート型、ディフェンス型のポケモンが該当します。サポート型は主に回復やCC(行動妨害のこと)、ディフェンス型はCCや相手のスキルを受けることが仕事になりますので、レベルに関係なく役割を持てるということが理由です。
よってサポート型、ディフェンス型のポケモンを一匹ずつ、学習装置を持たせて上レーンと下レーンに配置します。

攻撃担当のポケモンの適正レーンについて。
上レーンはバランス型を1枚、下レーンはアタック型を1枚、中央レーンはバランス型、アタック型、スピード型から1枚採用してください。
上下レーンの攻撃担当の型は実は結構大事です。
まだ余裕がある方は下も見てみてください。試合経験が少ないとちょっとわかりにくいかもしれませんが、大事な感覚を解説します。

適正レーン解説(ちょっと詳細)

学習装置の仕様

めっちゃ簡単に言うと、チームの経験値が1.3倍になります。

(ゲーム中で説明を見てもわかりづらいので、)仕様を大まかに説明すると経験値において以下の三つの仕様があります。

  • 味方ポケモンが野生や敵を倒した時に発動。HPが0になったポケモンの近くに学習装置持ちがいると経験値が30%入る。味方ポケモンが得られる経験値は100%のまま。(学習装置がない場合は70%に減る)

  • 学習装置持ちが野生や敵を倒した時に発動。HPが0になったポケモンの近くに味方ポケモンがいると経験値が100%入り、学習装置持ちは30%経験値が入る。(学習装置がない場合は味方ポケモンが30%、学習装置持ちが70%になる)

  • チーム内で最もレベルが低いポケモンは自動的に経験値が入る(進化はしない)

これによって起こることは、学習装置なし(A)と学習装置持ち(B)のポケモンが同じレーンにいる場合、(A)は倒した全てのポケモンの経験値を得たのと同じになり、(B)は倒した全てのポケモンの経験値の30%を得るのと同じになります。
※HPが0になったポケモンの近くに対象がいる必要あり
「理論上、レーンの野生で得られる経験値の合計が1.3倍になる」というのはこのことを指しています。

学習装置を持っているとレベルが上がらない?

一番良く見る勘違いがこれです。
結論から言いますと、学習装置を持つポケモンは必要以上にレベルを上げなくてよく、集団戦における理想のレベルを実現するために学習装置は必須です。

まず経験上の話をしますね。
そもそも学習装置を持った方が安定してレベルが上がります。
サポート型、ディフェンス型は先に書いた通りレベルが低くても仕事がある役割をにないます。レックウザ戦時点で攻撃担当が13レベルの場合は学習装置持ちのポケモンは11,12レベルといったところ。
一方、学習装置を持っていないレーンは、相手が持っている場合にレベル不利となります。レベルが不利だと負けますよね。負けるとレベルが上がりません。体感、この場合はレックウザ戦時点で攻撃担当が12レベル、学習装置持ちのポケモンは10レベルになるかな。

仕様の話を踏まえてもう少し理論的に説明します。
テイア蒼空遺跡では野生ポケモンの数に限りがありますので、サポート型、ディフェンス型がファーム(野生ポケモンを倒すこと)をすることで攻撃担当のレベルが下がってしまいます。
学習装置を持たないサポート型、ディフェンス型がファームをすると、攻撃担当には経験値がほとんど入らない。ファームを攻撃担当にあげると、サポート型、ディフェンス型には経験値がほとんど入らない。
一方、学習装置を持っている場合、近くにいる攻撃担当に経験値が入り、サポート型、ディフェンス型にもちょっと経験値が入る。(合計値は上で説明した1.3倍ですね。)この違いが非常に大きいです。

学習装置持ちのポケモンは仕様の3番目に書いた通り、ファームをしなくてもレベルが勝手に上がります。サポート型、ディフェンス型はユナイト技をレックウザ戦に持っていくための必要最小限のファームをし、他の時間を視界取りなどに活かすのが有効です。

上レーンと下レーンの違い(かなり詳細)

試合数をこなしたプレイヤー向けの解説です。

まずは実際の画像をご覧ください。上下レーンでどんな違いがありますかね?

上レーン(左半分。右もいっしょ)
下レーン(上下見切れてます。左半分。チルット、チルタリスは上レーンでも出現します)

筆者の思いつく違いは、

  • 下レーンの方が広い(上下見切れている)

  • 上レーンの下側のブッシュを使うと姿をほとんど見せず相手側のゴールまで行ける

  • 上レーンはレジエレキ固定、下レーンはレジスチル、レジロック、レジアイスが出現する

  • 下レーンの方が経験値が多い(画像のチルット、チルタリスは除いても)

考察ですが、まずは筆者の考えを要約すると

  • 上レーンの特徴からすると、もうこうダンベルが積みやすくワンオペができるバランス型が適している

  • 上レーンからのローム(レーンを離れること)を考えると、サポート型は上レーンが適している

  • 下レーンの特徴からすると、序盤レーン戦が強いアタック型、ディフェンス型が適している

以下は理由になりますが、人によって異なる見解があるかもしれません。(長いので強調文字だけでも見てもらえれば)

ユナイトでは遠距離攻撃=アタック型、近距離攻撃=バランス型とすると、レーンが広い下レーンではより距離がある展開が多くなり、アタック型の方が戦いやすいと考えています。
ちなみにMOBAの基礎知識でレーン戦は遠距離攻撃の方が近距離攻撃より強いと言われており、下レーンでの有利はアタック型にあるというのはあながち間違いではなさそう。
アタック型はバランス型より耐久が低い特徴があります。また、ディフェンス型はサポート型より耐久が高く、序盤が強い特徴があります。よってより下レーンを強化するために、アタック型のいる下レーンにディフェンス型を配置することが多いです。

上レーンのブッシュについて。
「もうこうダンベル」というもちものがあり、ゴールを決めるたび攻撃力が上がるという効果があります。攻撃力を上げる効果が大きいポケモンはバランス型、スピード型に固まっています。
ただゴールを決めようとしても相手ポケモンにじゃまされてしまいますよね。なのでブッシュを使って、できるだけ攻撃されないようにゴールまでたどり着ける上レーンの方が、下レーンよりもうこうダンベルを決めやすいです。

出現するレジ系の違いについて。
上レーンのレジエレキは相手ゴールに影響を与える野生、下レーンのレジ3種は大まかにいうとチーム全体に経験値をくれる野生です。
ソロランクにおいては、筆者は基本下レーンのレジ系を優先すべきだと考えています。その理由は「チーム全体でユナイト技を多く使える」ことにあります。
体感ですが、最初の下レジを取ったチームのほうがサポタンのユナイト技を1回多く使えます。強力なユナイト技を多く使えるチームが有利になるというのが初級者に伝える考え方としては良いかなという考えです。
そして最初のレジ系が出現するとき、下レジを取るためにレーンが強いアタック型を下レーンに配置するのが良いです。
ちなみに最初のレジ系出現タイミングで既にユナイト技を習得しているポケモンがいる場合、パワーバランスが崩れることがあります。

経験値の違いについても、下レーンのポケモンが育ちやすいためレーン戦を優位に進める目的で下レーンにアタック型を配置することは合理的な理由になります。

最後にレーンの違いというより戦術面の話になります。
最初のレジ系出現前(残り時間8分~7分20秒くらい)、上レーンは攻撃担当1人のみ残し、サポート型はロームしてさらなる有利を求める動きをするのが強いと言われています。
※ロームの役割はディフェンス型よりサポート型の方が良いと言われており、上レーンにサポート型を置くのはこれが理由になっています。(ディフェンス型がロームすると、レーンの耐久力がかなり下がってしまうことでバランスが崩れやすい)

しかし上レーン担当が1人になったとき、相手の中央レーンポケモンが上レーンにガンク(レーンを襲いに来ること)してきて1vs2になったときのことを考えてみてください。
アタック型のポケモンはほとんどがブリンク技(移動できるわざ)をもっておらず、耐久力も低いためやられてしまいます。
一方バランス型のポケモンはブリンク技があるポケモンが多く、耐久力もアタック型より高いためやられにくいですよね。
こういったレーンの人数不利が発生した際に、アタック型よりバランス型の方が耐えやすいという点で、上レーンにはバランス型を配置した方が良いと考えています。
アタック型のポケモンは集団戦に特化した性能をしたポケモンが多く、ワンオペになることがある上レーンでは耐久面のデメリットが大きいとも言えます。

スピード型は?

スピード型の特徴は序盤が強く、終盤が弱いことにあります。
もうちょっと具体的に言うと、序盤はわざの火力が高くポケモンを倒しきれるが、終盤は耐久力やわざの火力が足りないため集団戦における役割が持てないことが多いです。
中央レーンでの採用はレベルが先行できる為問題ないのですが、レーンで採用してしまうとレベルが足りない場合に強みを出せないことが多いです。
また、上レーンと中央レーンの両方でスピード型を採用してしまうと火力が足りず、終盤でディフェンス型のポケモンをそもそも倒せなくて詰むことがあります。
初級者向け記事なので、こういった理由からスピード型は1枚までということでお伝えしました。

おわりに

本当はポケモンごとに適正レーンが微妙に違ったり、適正レーンが「相手の中央レーン」のポケモンがいたりと語ることは尽きない話題です。
あくまで初級者の方が一目で、ある程度セオリーが分かるような内容にしてみました。

本記事ははじめての講座記事になります。図表を使って分かりやすくしたいと思いつつ、愛用ソフトが「ペイント」である筆者です。味がある図表を用いる人間だと思って覚えていただけるとうれしいです。

不定期にyoutubeで配信しておりますので、普段のプレーに興味がある方がいらっしゃればぜひご覧ください!

終(記事:minabo)

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