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怒りの瞬間湯沸かし器で家族がサンドバック状態だった私の変化~感情は物質である~

昔々、すぐ怒る瞬間湯沸かし器みたいなママがいました。ちょっとした不安、恐怖、恥ずかしさ、不快感も全て怒りで出し、それを「あなたのせいでイライラする」と、相手のせいにしていました。

ママの感情が上下に揺れるので子どもたちは不安がり、パパさんは家族の乗った船が沈む…と怯えました。ママも分かっているのにやめられないことで自分を責め、負のエネルギーが渦巻いたおうちでした。

さらに子どもの病気などで絶望的な気持ちや恐怖、不安の波に飲み込まれるような経験と同時に、命の豊かさや尊さ、人とつながることで救われる気持ちや進むパワーが生まれることも知りました。その後、怖い記憶が繰り返し出てきて生きづらさを抱えました。

感情は物質で、頭で考えても変化させるのは難しいと学んだママは、砂糖を減らして、軽い運動と呼吸法を学び、日常生活でやってみました。

途中忙しかったり、忘れてしないこともありましたが、やっぱり食事、運動、呼吸法、瞑想に戻ってきて、時々師匠と仲間に寄り添ってもらいながら進んでいきました。

年に1度「馬と自然のリトリート」で大自然と馬と温泉に癒してもらいました。森林浴も楽しみ始めました。自分が好きなことが見つかり、好きなことをすると、ワクワクしたり、やる気が出たり、生きることに価値があると感じることに気づき始めました。仕事中も我慢せずトイレに行く、水分補給をする、という小さなことから少しずつ「自分がしたいこと」を大事にしていきました。


軽い運動や呼吸法を始めてから3年以上が経ちました。家族はママに「砂糖は食べないで」と相変わらず助言をくれます。ママは自分の限度を意識して、楽しむ程度に砂糖を摂ります。お仕事やイベントの前はお食事を少し減らし、スッキリ動く頭の状態も味わっています。

イライラとごきげんが12年前9:1の割合だったママは、2年前3:2くらいの割合へ、現在1:30くらいの割合になりました。ママも子どもも家族みんなが笑顔になり、パパさんはママのしたいことを寛大に見守って応援してくれるようになりましたとさ。

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上記の話はそのまま私のことなのです。

イライラしたり自分の感情がネガティブに入りそうだった時、12年前はそこにどっぷり浸かって、しんどいけど、これに慣れているという感覚で、出られないと諦めて、そこに居ておりました。

今はネガティブ感情が出てきたら、特に自分の周りへ感じたら、なぜそう感じるのか、自分の中を探ります。また、探る必要なく切り替えが必要な場合は、自分なりのポジティブスイッチの入れ方(今は18個くらい)の中から今の自分にピッタリ合うものを使います。

感情は物質で血管の中を巡って全身をまわるので、自分なりに身体を動かすことで、例えばセロトニン、オキシトシン、ドーパミンなどの幸せホルモンを出したり、ネガティブな感情物質がそれ以上増えないようにすることができます。

自分の感情に振り回されて、自己嫌悪に陥ることや感情コントロールが効かずに苦しむことがほとんどなくなりました。自分がごきげんで心地よい毎日を過ごすことが、家族を守るためにもいかに大切かを痛感して生きています。

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感情は物質。なので身体からアプローチ!
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