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カナダ留学 | 学歴・職歴ゼロからスタートした2年半

こんにちは、Minaです。

職歴なしで仕事は見つかるの?
英語力ないけど現地で過ごせるの?
こんな悩みや不安を持っている方は少なくないと思います。

今回は、学歴・職歴ゼロからスタートした、2年半のカナダ留学を振り返りをしていきます!

カナダ留学への道のり

カナダ留学の背景

海外に行きたいと強く決断したのは、2019年高校3年生の夏。
ニュージーランドにいる祖母が留学を提案してくれて、2週間の短期留学をしました。

当時、右も左もわからない世界で、簡単な英語も聞き取れず(Where are you from? さえ聞き取れませんでした)、心が折れる、、、かと思いきや、見るもの感じるものが全て新鮮でもっと学びたくなりました。語学学校には、多国籍の人が多くいて、当時よく話せない私はスポーツをして楽しんでいました。

短期留学から帰国後、進学を考える時期の真っ最中でした。当時の自分にとって、日本の大学に進学する選択肢は「0」でした。これといってやりたいこと、追求したいことが見つかってなかったのです。だから、やりたいこともないのに大学に行くお金を親に払ってもらうよりも、未知の世界でしかない海外への挑戦を支援してもらいたいと思い決断しました。

なぜカナダを選んだの?

カナダに行くしか選択肢がなかったのです。

2019年の冬、何があったか覚えていますか?

そうです、「コロナ」です。

まさかの予想外の出来事で、行こうと思っていたニュージーランドの国境は閉鎖してしまいました。そのため、地元でアルバイトする生活をしていました。

1年待ってもコロナはおさまらず国境も開かない、、、と思っていたら、カナダの国境が空いている!ということで、カナダに行くことを即決しました。

渡航時の目標

目標にしていたことは3つ。
①世界の人と交流する
②多くの国のことを、自分の目で見て、学ぶ
③場所に固定されず、働く

結果的には、①と③は達成しました。
②は、学び足りなかったので、まだまだこれから学び続けます!!

学校

渡航前、高卒の私にとって、デジタルマーケティングの分野は完全に未知であり、英語力はIELTSのスコアが5.0というレベルだったので「ESLを7ヶ月、コープ留学で1年間デジタルマーケティングを学び、自由な場所で働けるスキルを身につける」という計画でした。

英語と専門知識の両方が学べる環境が整っていたCICCCという学校を選びました。
特に、コープ留学プログラムは、半年の座学を経て、現地でのインターンシップやパートタイム、フルタイムの就職が可能で、まさに私が求めていたキャリアへの橋渡しをしてくれるものでした。

仕事はカナダの名物メープルの会社に

デジタルマーケティングの世界は、SEO、SNS、広告、コンサルティング、アナリストなど、多岐にわたります。CICCCでの学びは、これらの分野における基礎からフレームワーク、さらには広告やメールマーケティング、デザインに至るまで、幅広い知識を浅く、広範囲にわたって習得しました。

そこで、「どこで働きたいか」を軸で考え、私の就職活動は始まりました。
カナダ、カナダといったらメープル??ということで、メープルの会社を検索。
そこからSNS活動ができていなさそうな会社をInstagramで見つけ、電話をかけてみました。

LinkedInやIndeed、さまざまな求職サイトがあり、私も活用していました。
しかし、冷静に考えて、「高卒で職歴も経験もない人間が、たった半年間のコープ留学でデジタルマーケティングを学んでいました。」で、誰が見てくれるんでしょう。

逆の立場で考えた時、普通にスルーしますよね。
まずは興味を持ってもらうためには、知ってもらう必要がある、そのために、今の自分には電話をかけるしかない!という経緯でした。

ありがたいことに、一度面接してみようということで、翌週に面接しに行きました。

当時の会社にはマーケティング担当者がおらず、私にはECサイトやSNSの運用を任せてくれることになりました。しかし、それだけではなく、卸売業である会社の性質上、商品の梱包作業の手伝いも求められました。この業務を通じて、商品がお客様の手に渡るまでの全過程を学び、新たなアイデアを生み出す可能性にも目を向けました。このようにして、パートタイムでの契約をし、私のキャリアは新たなスタートを切ることとなりました。

コープ留学の終了後はどうしたの?

コープ留学が終了し、メープル会社のボスからは日本からでもリモートで運用してくれるならお願いしたいと言われました。

渡航前の目標であった「場所に固定されず、働く」という目標にはとっておきでした。
しかし、私には何かが引っかかっていました。その理由は、「日本の魅力」に気づいたからです。カナダでの約1年半の滞在を通じて、日本の食文化、伝統、観光の素晴らしさを再認識し、日本から海外へと物やサービスを発信する役割を担いたいという思いが芽生えました。

そのため、メープル会社で継続して働くことは辞め、自分がやりたいことができる場所を探しはじめました。

日本企業の職探し

「日本からの海外進出、物やサービスを海外に発信していける人になりたい」という新たな目標を胸に、様々な日本企業を調査し始めました。この探求の中で、私は2つの魅力的な会社と出会いました。
越境EC・海外マーケティング会社:日本企業の海外進出を支援するこの会社は、私の新しい目標と完全に一致していました。海外市場へのアプローチやブランディングの手助けをする機会があることに魅力を感じました。
開発企業:ユニークなプロダクトを生み出しているこの企業も、私の関心を引きました。今後、日本のサービスが海外にも通用するレベルのものができたらいいなと思いました。

ワーキングホリデー

見つけた日本の会社はフルリモートだったこともあり、カナダにもう1年居てみようかなという思いで、ワーホリをカルガリーで行うことにしました。
現地の生活費は現地で稼ぐ、日本企業からの収入は貯金・投資に回すのが良いのではないかと思い、現地では空港にあるカフェで働いていました。

かなりハードに働いていたと思います。

でも、そのおかげで今が楽しいです!!

終わりに

留学するうえで、色々な不安、悩みがあると思います。
でも、きっと大丈夫です。

Life is simple. やりたいことをやろう。
たとえ、やりたいことが成し遂げられなかったとしてもそれは経験値に変わります。
自分の人生だから、自分がやりたいだけ何度でも挑戦できます。


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