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ただのポケモンオタクがVtuber集団"にじさんじ"にどハマりして命を実感してる話

 

 今回はポケモンカードシティリーグシーズン2期前後の総括と近況報告(主にライブ参戦記とライブ参戦のすすめ)の記事を書こうと思います。まあほとんどポケモンカード要素はありませんが、ポケモンカードより人生の役に立つにじさんじの情報があるので正直普段の記事より読み得です。書いてる時のモチベも有料記事より高かったしな…。以下常態&敬称略。

1.にじさんじとは?

 "『にじさんじ』は、いちから株式会社が開発するiPhone X専用のスマートフォンアプリ。また、そのアプリを使用し同社が運営する、同名のバーチャルライバーグループ。"(引用:Wikipedia)。

 簡単に言えば個性の塊みたいなライバーが日夜我々オタクにYouTubeで配信をお届けしてくれる集団である。現在所属ライバーは100名弱と、十人十色の魅力があり誰でも1人は推しを見つけられること間違いなし!可愛い路線から音楽路線、更には芸人路線まで幅広い需要に応えることの出来る手厚さも魅力の1つと言えよう。限界オタクなので言葉で説明しきれないのが残念なところ…。

 実際に見てわかってもらうために以下関連チャンネルを3つほど

にじさんじ公式YouTubeチャンネル

 運営のチャンネルで、公式放送やイベントのダイジェスト等にじさんじ全体に触ってみたいならまずここの動画から見てみるのもいい手だろう。最近は【漫画】にじさんじ☆ぷちさんじとして各配信の撮れ高部分の公式切り抜きも上げている。

チャンネル
[https://m.youtube.com/channel/UCX7YkU9nEeaoZbkVLVajcMg]

おすすめ動画
にじさんじ - Virtual to LIVE [Official Music Video]
【文化放送】にじさんじvs鷲崎健の異次元トークFight!!
笹木咲

 一度引退したが、色々あって帰って来てくれたライバー。その正体は稀勢の里であると言われている。普段はゲーム配信がメインで、特に任天堂のゲームには造詣が深いため私の知り合いの多くのポケモンプレイヤーとは親和性が高い(はず)。また、にじさんじ内での交友関係も多く、コラボ配信にも多々顔を出している。運の無さに定評があり、天文学的な確率を乗り越えて運負けするレベルの不憫キャラである。ゲーム中のトークのテンポは非常に軽快で、不運キャラ不憫キャラお調子者キャラ等彼女らしさが見える話題で視聴者を楽しませてくれる。因みに彼女が復帰時に投稿した歌である「笹木は嫌われている」はにじさんじ唯一の400万回再生を記録している。

チャンネル
[https://m.youtube.com/channel/UCoztvTULBYd3WmStqYeoHcA]

おすすめ動画
笹木は嫌われている
#マリカにじさんじ杯】神様すべての運を持ってこい。【笹木咲/にじさんじ】
【10万人記念】祝ってくれる人募集中です。来るのだろうか。【にじさんじ凸待ち】
月ノ美兎

 にじさんじの原点にして頂点。すること1つ1つが面白い女。初期には洗濯機の上にノートパソコンを置き中腰で配信していたというエピソードはあまりにも有名。因みに女子高生で委員長だが好きなものはモツ鍋とビール、アマガミは8歳の時にプレイしている。配信は雑談とゲームがメイン。特に雑談配信の体験レポは必見。彼女の絵と文章力、そしてその芯にある狂気をびりびり感じることが出来る。少なくない数のにじさんじライバーは彼女を目標にしてにじさんじ入りしたというコメントをしており、その活躍はメジャーデビューをはじめ今もとどまるところを知らない。入門には10分でわかる月ノ美兎シリーズ及びよりぬき美兎ちゃんシリーズがおすすめ。 

チャンネル
[https://m.youtube.com/channel/UCD-miitqNY3nyukJ4Fnf4_A]

おすすめ動画
10分で分かる月ノ美兎【にじさんじ公式】
シュガーソングとビターステップ OFF(全部美兎)
月ノ美兎の声真似を募集した結果・・・


2.12月8日:Virtual to Live in 両国国技館

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 12月8日、両国国技館で行われたにじさんじのライブ"Virtual to live in 両国国技館"(以下VtL両国)のチケット抽選に勝利することが出来、参戦した。出演者は月ノ美兎樋口楓静凛剣持刀也勇気ちひろえる(フルネーム長いから省略、気になる人はググってみてね)、鈴鹿詩子森中花咲笹木咲椎名唯華ジョー・力一鈴原るる戌亥とこ御伽原江良夢月ロアの15名。みんなそれぞれ魅力ある素晴らしいライバーなので要チェックだ!

ライブに向けた不安と期待

 私事ではあるが、このライブは私にとって人生で初めて参戦するVtuberのライブであり今まで参戦した事のない規模のライブであった。その規模は何と約6,000人。正直現地に到着するまで不安で仕方がなかった。しかし、その不安は現地に着くと間もなく晴れた。

 物販列形成開始から少しして最寄り駅であるJR両国駅に到着したのだが、その時点ですでに国技館周辺には溢れんばかりの同士(同士と書いてオタクと読む)たち。列に並んでみれば周りからは笹木委員長のように知っているライバーたちの名前が聞こえてくる。この時点で不安は期待に変わったと言っても過言ではない。『本当に楽しめるだろうか、浮いたりしないだろうか…』なんて考えは、『周りも自分もみんな同じにじさんじを推すオタクなのだ!』という安心感に置き換わった。

にじめぐり、そしてにじさんじの本気

 さて、無事お目当てのグッズを購入でき、ほっくほくの私であったがライブ開始までボーっと時間を潰すというわけにもいかない理由があった。なぜなら、両国で”にじめぐり”という期間限定アプリを楽しむ予定だったからだ。
 
 にじめぐりとは、両国と秋葉原の町をにじさんじライバーの音声ガイドと共に歩き回るというSoundARサービスである。現在ではサービスを終了しているアプリであるため多く述べることはしないが、ライブへの期待を高めてくれる音声であり、にじさんじというグループが我々オタクたちを全力で楽しませてくれようとしているのが伝わって来た。

にじさんじはオタクもあったけえ

 にじめぐりを終えていよいよライブ本番直前。席に着くと、隣の男性2人組が話し合っているのが聞こえた。どうやらライブ会場で初対面の2人が『推しは誰ですか?』『あ、その子良いですよね!今日楽しみですね!』といった話題で盛り上がっているらしい。大型ライブというとどうしても警察風ガミガミ古参オタクがいてビリビリした雰囲気のものを想像していたのだが、少なくともにじさんじのライブはそうではないことを知った。しばらくすると私も隣の人(当然初対面)と先ほどの2人組の様な話で盛り上がっていた。どちらから話しかけたのかなんてことは覚えていないが、互いに推しの話をして楽しんだ。

ライブ本番、そこには生きる意味があった

 さあさあいよいよライブ本番。国技館は初めてだったが入場待機列4,5列目くらいだったのでかなり早く自分の座席に着くことが出来た。スクリーンには既にイベント直前 「Virtual to LIVE in 両国国技館 2019」突撃リポートが流れており、にじめぐりに続いて直前までイベントへ向けての気持ちを盛り上げようというにじさんじの本気を感じた。

 まずは剣持刀也のオリジナルソング「sharpness...」。彼の歌に合わせて国技館の中で波打つパープルの光の群、コール&レスポンス…会場は彼の歌の下1つになっていた。2曲目は剣持刀也と勇気ちひろのデュエットで「ダンスロボットダンス」。1曲目の締まったクールな雰囲気とは打って変わってかわいらしさが溢れ、さらに曲の終わりには2人らしい絡みがあったりとにじさんじのあったかさが伝わって来た。…と1曲1曲書いていくと何度日が昇るかわからないし乏しい私の語彙力では魅力を表現出来ないので特にここは!と思った曲だけをめーーーっちゃ絞って紹介する。

 最初は笹木咲による「命に嫌われている」。既にこの記事でも触れた通り彼女は引退から復帰した直後に「命に嫌われている」の替え歌である「笹木は嫌われている」を投稿している。そんな彼女が両国国技館でのライブという晴れ舞台で復帰後の原点であった歌を原曲通り歌うということのエモさは我々笹キッズの命を軽々と奪っていった。死因:エモを浴びすぎ。そして曲最後のコール&レスポンスでは

笹木「ベルモンドバンデラスーーーーーー???」
オタク「誰やねーーーーーーーん!!!!」

という彼女の持ちネタまで披露され、1曲のうちに私は両手の指では数えられない程度の回数命を落とした。命に嫌われてるのは笹木じゃなくてオタクの方だったよ…。あと笹木は嫌われてなんかないよ…。[以下限界オタクの戯言になるので省略]

 次に紹介するのは戌亥とこで「小さきもの」。ポケモン民ならご存じ「七夜の願い星ジラーチ」のテーマ曲だ。彼女は圧倒的な歌唱力で知られるにじさんじライバーだが、この日彼女はにじさんじの歌姫の座を確かなものにしたと言っても過言ではないだろう。アカペラから始まる彼女の「小さきもの」はあの場にいた全員のハートをつかんで離すことは無かった。”音楽”ライブとしてのパワーは彼女が歌った1曲が最も高かったと言っても間違いでは無い。非現地民且つ非ネットチケット購入民でVtL両国を見られていない人は、ライブBlu-rayが発売されたら彼女の歌を聞くためだけという理由で買っても損はないだろう。そう思わされるレベルの圧倒的歌唱力を生きているうちに聞けたことに感謝。

 VtL両国を語るのであれば当然ライブタイトルのもとになった曲、出演者全員による「Virtual to Live」も欠かせない。この曲はアンコール曲として謳われたのだが、まさににじさんじによるライブのシメ曲としては適任であった。『どうしようもなく今を生きてる』『進む先が見えなくたって 手探りでも歩き続けた』『見てる明日がそれぞれでも 歩いていこう』『「大丈夫」と明日の誰かに言えるように』『向かう先がそれぞれでも 進んでいこう』『少しでも伝えたくて 遠く遠くに叫ぶ』…これらは全て「Virtual to Live」の歌詞の一部である。Vtuberという界隈がまだ開拓され切っていない時代を生きぬいて来たにじさんじ1期生、2期生、新たなジャンルへと手を伸ばしていったゲーマーズ、seeds、そして今もデビューし続けるライバーたち。その流れの中には出会いがあるように引退・卒業と言った別れもあった。そんな中でも我々オタクを楽しませるためのコンテンツを作り続けてきてくれた彼女ら・彼らの軌跡に思いを馳せながら聞いていると、思わずライブ会場であっても涙を抑えることは出来なかった。委員長が発したあるセリフも相まって涙流し過ぎて脱水になるかと思った。

 会場の感動のピークが「Virtual to Live」なら、興奮のピークはジョー・力一、月ノ美兎、樋口楓、える、鈴原るるの「林檎もぎれビーム」について語らないわけにもいかないだろう。いやなんだあの熱狂、次元の壁って概念が無いのか?力一のショーマンポリシーには脱帽せざるをえない。安定感がありよく響く力一の歌唱力とそれを支える4人の絶望少女たちの迫力はもはやドラッグのようだった、ドラッグやったことないけど。ともかく足の先から脳天まで、あの瞬間はビリビリと痺れているのを感じたし自分がペンライトを握る手にも自然と力が入っていた。あの画と音があってこその魅力であり私に語彙力が皆無なこともあって1割も伝えきれていないとは思うので、ともかくVtL両国の円盤が出たら全人類買おう。

 そうそう、興奮のピークについて語るのであれば御伽原江良の「おねがいダーリン」を忘れてはいけない。デビュー早々同期が消滅し実質ソロデビューとなった彼女はまさしくあの日シンデレラになっていた。普段のギバラキャラからは想像できないキュートなパフォーマンス、そして不運にも起こってしまった機材トラブルを見たオタクたちのギバラコール。人間は一つになれるんだな…ギバラがいれば世界平和になる気がする。御伽原江良、お前はシンデレラストーリー見せつけた後は天下統一ストーリールートに入るつもりなのか?????

VtL両国を終えて

 "ライブに向けた不安と期待"でも述べた通りこのライブは私にとって初めてのVtuberリアルイベントであり今までに体験したことのない規模ということで、不安と緊張があった。しかしながら、イベントを終えてみると『もっとにじさんじのイベントに行きたい!』『にじさんじが無くなるまで死ねない』という感情を覚えるほどに満足し、沼にずぶずぶになっていた。にじさんじにハマってよかった…。

 そしてライブ直後はすっかり忘れていたのであった、この1週間後にはシティリーグを控えているということを。

3.12月14日:シティリーグ シーズン2春日部KCC

 大会に対する細かい考察は記事を書いたのでそちらを読んでいただきたい。
シティリーグシーズン2 春日部KCC ベスト8 三神ザシアン
また、『記事なんて読まなくても俺様は天才だからリスト見るだけで回せるんだ!金払いたくないしリストだけ教えろ!』というポケカ激うまプレイヤー様は、ポケモンカードプレイヤーズクラブのシティリーグシーズン2イベント結果のところから「笹木ッズ🎋にじさんじZepp行かせて」というプレイヤーのデッキリストを見ていただきたい。

 ということでシーズン2に大会に出場するにあたって考えたことは上記記事に記載しているが、この記事ではその他に大会全般について私が考えていることについて記載する。

A.新弾でパワーが高いカードがどれかわかってるならシティは早く出る
B.新弾にパワーカードが無い場合シティは遅く出る
C.シティには選択肢が多いデッキ、CLには勝ち筋が強く明確なデッキ

 まずAについて。パワーカードが明確でそのパワーが極めて高い場合、環境は時間が経つにつれて一強の方向に進んでいく。そんな時、ポケモンカードのプレイングがおぼつかない私の様なプレイヤーが勝利を手にするのは容易なことではない。そこで、パワーカードが明確ならば新弾発売直後にそのパワーカードを軸にしたデッキを持って行くことで、プレイングを構築とカードパワーで誤魔化すことが出来る。

 次にBについて。新弾にパワーカードが無いのであれば、環境は動かず、Aの説明の通り一強化が著しくなる。しかしながら、CL愛知直後に特性しんかのおたけびのニャースが解禁されたように、パックではなくプロモによって環境が動くこともある。大体1か月もあればAの様な一強化は進み切るため、新弾発売で環境が動かないなら、プロモが出るかもしれない後の方までシティは残しておこうという考えた(私はプレイングめちゃくちゃ下手くそなのでデッキで勝てない大会は勝てない)。

 最後のCは簡単な話で、シティの対戦数こなす分には脳みそが間に合ってもCLの対戦数では間に合わないような難易度のデッキというものも存在するから、きちんとデッキの難易度見分けようねということだ。勝ちへのルートが多彩なデッキは柔軟な立ち回りが出来て強力ではあるが、予選だけで2桁回数対戦するCLには持って行くなら、勝ちへのルートが1つしかないがその1つが極めて強力なものが良い(個人の感想)。

おまけ

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4.12月21日:CL愛知

 出てない、てか既に飲みの予定が入っていたため実は抽選も応募してない。みんながChanpions League 愛知に行っている間私はChuhai Lover 東京と化していた、酒は世界を救う。とはいえいくつか考えていたこともあるので備忘録程度に書いておく。

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 大体こんな感じの想定をしていた。ここまでの自主大会やシティリーグの流れは

 ザシアンV登場

[三神ザシアン]が強力であり、一躍トップに

[三神ザシアン]に勝てないデッキに人権が無くなり、
スピードで勝てる[ピカゼク][炎ミュウミュウ]が台頭

フルメタルウォールの存在と中盤以降HP実質280の
ザシアンVで戦える[ルカメタザシアン]が活躍

といった感じ。こうもメタられる対象でい続ける三神ザシアンを規格外と想定したかというと、どんなにメタられようとも根底にあるデッキパワーは他のデッキの追随を許さないためだ。

 まずスピードで何とかしようとする[ピカゼク]や[炎ミュウミュウ]は逆を返せば短期決戦できなければ[三神ザシアン]に勝てないことから、不意の事故に弱い。故に、試合回数が多いCLでは最後まで勝ち切ることが難しいと想定していた。

 妨害と盤面形成を同時進行で行える[ルカメタザシアン]は[三神ザシアン]に有利なようにも見える。しかしオルタージェネシスGXの追加サイド1枚が強すぎて[ルカメタザシアン]側がザシアンを2枚取られるとゲームに負けるため、研究が進めば[三神ザシアン]が有利と判断。特性「しんかのおたけび」の「ガラルニャース」が登場する前から「ニャイキング」の入った[三神ザシアン]のリストを考察していたため、[三神ザシアン]が280出して来ると考えていたことも[三神ザシアン有利]と考える根拠になった。

  蓋を開けてみれば、超タイプのデッキについて[オロヨノ入りカラマネロ]で考察をやめていたが大会では[超ミュウミュウ]が当たりデッキであった。話によると北の方のシティでは結果を出していたようなので、単純に自分の情報収集・整理不足だった。自分が出る大会でこういうことをやらないように気を付けたい。

5.1月18日:公開だいさんじVol.1 昼の部・夜の部

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※画像は"にじさんじpresentsだいたいにじさんじのらじお Twitter (@nijisanji_radio)”から引用

 「公開だいさんじVol.1」とは、毎週日曜14:30~15:00に「文化放送 超!A&G+」で放送されているにじさんじのラジオ番組「にじさんじpresentsだいたいにじさんじのらじお」の初回リアルイベントである。昼の部と夜の部に分かれており、昼の部には月ノ美兎夜見れな、夜の部には静凛夢追翔が登場した。

 昼の部では喋りには定評がある委員長と経費でドラム式洗濯機を落とすためにボケまくる夜見の相性が絶妙で、リスナーの腹筋を崩壊に導いた。夜の部ではリスナーにがっつり絡みに来る凛先輩と夢追ってたら司会業を営んでいたゆめおのコンビネーションが炸裂して会場を盛り上げた。語彙力が足りなくて魅力伝えきれないのがつらい…。

 今回のリアルイベントの特徴として、リスナーとの絡みが特に濃いものになっていたということがある。普段のラジオではメールでお便りを書くが、今回は現地で書いて現地のお便りポストに投函する形式(お便りのお題は『各ライバーに聞きたいこと』と『最近あった不幸なこと』)。そして投函して30分もしないようなお便りが番組内でライバーに読まれるのだ。更に、このお便りが関係するコーナーのうち『最近あった不幸なこと』を使うコーナーでは、リスナーの不幸なことをライバーが聞いた後上の方に貼ったライバーのパペットがなでなでしてくれるという距離0企画である。生きてるうちにVtuberと文字通り触れ合えるなんてなんて素敵なことだろうか…。

 と、まあ企画内容を知ってなんて素敵なことだろうか…なんて思ったわけだが素敵なことはここでとどまることを知らなかった。何と私が書いたお便りが読まれたのである、しかも先述のなでなでコーナーでである。『続いてのお便りはペンネーム:松川さんから』と言われた瞬間心臓が止まっていたため『松川さんいらっしゃいますかー?』と声をかけられた瞬間若干反応が遅れたが、無事夜の部演者の静凛及び夢追翔と会話をすることが出来た。いや私が限界オタク過ぎたので会話をが成立していたかどうかと言われると若干の不安は残るが。と、そんなわけで私のエピソード『犬のフンを避けようとしたら、カラスのフンが降ってきました』についての会話を交わした後、いよいよパペットとの触れ合いコーナー。『どこにカラスのフン浴びたんですか?』という質問に『脳天ですね~』と答えると頭をなでなで(ふきふき?)されることに。

 そのあたりの感情は爆発してしまい、文字に起こすとお経より長くなってしまうため詳細は省くが、イベント終了後自分の首を落として保存するか割と真剣に悩んだ。首を落としたら死ぬということさえも忘れさせてしまうにじさんじライバー流石すぎるし追っかけがいがありすぎる。VtL両国でにじさんじの音楽方面でのパワーを浴びた後に公開だいさんじでエンタメ方面でのパワーまで浴びられるなんて12月から1月にかけての流れはすさまじいものがあった。しかもなんとこの流れはここでは終わらないのである…。

おまけ

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 チケット獲得、触れ合いのみならず限定アクリルスタンドまで当選してました。文化放送様は素晴らしいです。(にじさんじZepp落としまくったeplusは言葉に出来ないような壮絶な最期を迎えて欲しい)


6.1月25日:ぷちふる株主総会・アーティスト美兎

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 「ぷちふる株主総会 ~ちょっとツラ貸せよ~」(以下ぷちふる株主総会と記述)と「月ノ美兎 アーティスト生活向上委員会」(以下アーティスト美兎と記述)というのはそれぞれ御伽腹江良・森中花咲から成るグループ「petit fleurs」と月ノ美兎のメジャーデビュー記念イベント。同日同会場の昼にはぷちふる株主総会、夜にはアーティスト美兎が行われるということでオシャレタウン恵比寿がにじさんじのオタクで溢れた一日になった。恵比寿ザ・ガーデンホールの前にたむろする黒いオタク集団は異様すぎてなんか笑ってしまった、いや私もその一員なんだが。

 イベントと言えば欠かせないのが物販。買えないものがあってはいけないので当日朝列形成前後に物販列へと直行したのだが流石メジャーデビューしたアイドル達、ぷちふる株主総会の方のグッズに買い逃しが出てしまった…。しかしながらこれも彼女たちの人気の賜物だと考えると悲しいようなそんなに悲しくないような。

 幸いなことにその後イベント直前の会場内販売で購入できたので何とか人権を保つことが出来た。アーティスト美兎の物販では事前物販欲しかったグッズを入手でき、当日販売の美兎Tシャツを着てライブに参戦することが出来た。VtL両国の時はパーカーを買い逃していたのでこういう身に着ける系グッズを買えるというのは何とも嬉しいことだった。

 さてさて朝一で物販を終え、近くのバーガーキングで腹ごしらえを済ませたらいよいよイベント本番である。今回のイベントはVtL両国の様な音楽イベントと公開だいさんじの様なトークイベントの中間スタイルであった。

 まずはぷちふる株主総会から。最初はぶりっ子風茶番などを挟みつつアイドル風挨拶を考えたりファン名を考えたり。そして「petit fleurs」 というグループ名に纏わるお話だったりファーストアルバムのタイトルに纏わる話であったりとデビューに当たってのいろんな話をした後、抽選でファンへのプレゼントコーナー。さすがに「公開だいさんじ」で運は使い果たしていたらしく当選はしなかったが、2つ隣の人が呼ばれたのでペンライト振りまくって周囲でめっちゃ祝福した。呼ばれた人が近くにいるエリアのそういう一体感、あったけえ…。
 
 トークコーナーが進行してついにお歌のコーナー。歌われたのはデビューアルバム「première fleurs」に収録されるオリジナル曲「みらふる」。2人の可愛らしさが溢れて可愛さで溺死するかと思った、いやマジで。死因:ぷちふるがかわいいとか洒落にならないので今度から残機に余裕をもってイベントに行こうと決意した。

 そして夜のアーティスト美兎。イベントと同時に流れる「Virtual to Live」の前奏。おいおい冗談だろ?一体何人の死者を出せば気が済むんだい月ノ美兎?「Virtual to Live」委員長ソロなんてオタクにとってはコロナウイルスより危険なんだぜ?ということでぷちふる株主総会後しばらくの休憩で回復したなけなしの残機は委員長が口を開くこともなく0になった。人生さん対戦有難うございました。…とここでGGしては死んでも死にきれないので何とか止まった心臓を再び動かし全力でイベントを楽しむ。前奏で委員長ソロの「Virtual to Live」なんだろうということは分かっていたが実際聞いてみると想像以上のエモさの塊であった。にじさんじという看板を背負って先頭を走り続けてきた月ノ美兎というVtuberの軌跡と曲の歌詞が絶妙にマッチしていて、イベント開始早々私のもとから崩壊している顔面はさらに水害にまで見舞われることになった。涙、流すなって方が無理がある。

 最初の1曲が終わった後のトークコーナーも流石しゃべりに定評がある委員長、月ノ美兎カルトクイズではどうなるかわからない不確定要素を見事クイズに組み込んで見せた。そしていつもの配信でもおなじみ体験レポートのコーナーでは委員長独特の思考回路と素敵な絵が会場を爆笑で包み込んだ。

 もちろんこのイベントで発表されたにじさんじとソニー・ミュージックレーベルズの共同プロジェクト「しのごの」のことも忘れてはいけない。現時点で所属するライバーは月ノ美兎と本間ひまわりしか発表されていないが、ロゴのカラーリング的にもっと参加ライバーが増えるのかも?なんて妄想を膨らませる時間はオタク的には最高の時間である。現時点でも心動かされるコンテンツを提供してくれるライバーがこれからさらに新しい選択肢を持って活動してくれる、我々の推し方にも幅が出てくるというのはオタク冥利に尽きる。今後の活動にめっちゃくちゃ期待。

 楽しい時間というのはすぐ終わってしまうもので、ラストのお歌のコーナー。ゲストの本間ひまわりと共に、イベントの〆と新たな門出にふさわしい3曲を届けてくれた。「しのごの」のファーストソングのプロデュースが堀江晶太(kemu)氏と発表された直後に委員長とkemu氏のコラボをするのは流石に反則過ぎるからもっとやってほしい。ほんひまのお歌はこれからメジャーデビューして輝いていけるんだろうなというのが容易に想像でき、今後の活動がより楽しみになった。そして「しのごの」内定の2人によるデュエット、世代的に「初音ミク Project Diva 2nd」がストライクゾーンど真ん中なものでうっかり心を打ちぬかれてしまった。NOなんて言わないしもう虜になってます…。あの会場に居られてよかった。


7.にじさんじShout in the Rainbow!

 チケット全落ちしました。縁がなかったと思って諦めます…。でも最推しの笹木に会えるなら出来ることは何でもするって勢いなので東京公演同行者空いてる人よろしくお願いします連れてってください。あとせめて追加公演当選させてくれ…!!!!!!


 なんかうまい〆が見つからなくなりました。とりあえずにじさんじ沼にハマってから毎日のように見たい配信があるので1日1日が楽しいです。スランプにハマってたポケモンカードも昨シーズンのCL京都あたりからは少なくとも鬱な顔して大会会場を後にすることは無くなったのでにじさんじは素晴らしいです。推しを推して勝てる、そんなにじさんじワールドに足を踏み入れて見ませんか?




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