AIが選ぶ音楽と自分が選ぶ音楽の温度差- 思い出とともに心に刻む音楽の魅力を考える

(自分にとっての良い曲は音楽アプリの)AIが選ぶ良い曲じゃないから思い出が乗ってる

永野の邦楽良い曲10選①

音楽は人生において重要な要素の一つであり、単に好きな曲共感する曲というだけでなく、その曲を聴くと当時の楽しかったこと、辛かったこと、嬉しかったこと…など思い出を呼び起こす、自分にとっての良い曲を誰しも持っている。例えば筆者だと、幼稚園の運動会で聴いたKinki Kidsの「Flower」、高校の合唱祭で歌ったコブクロの「Million Films」、軽音サークルで演奏したハイスタの「My First Kiss」、エッチなお店で女の子が好きだと言っていた曲のアブリルラヴィーンの「Complicated」が自分にとっての良い曲だ。これらの曲は、単に曲自体が良いだけでなく、その場での出来事や人々との交流と深く結びついている。

一方で、AI選曲は、最新の音楽チャートや人気ランキングを元に曲を選ぶ方法であるが、この方法では曲以外の部分で心が動く瞬間がないため、思い出が乗りづらい。

現代は一つの曲をみんなで長く聴くことが少なくなり、思い出の曲を作りにくくなっているんじゃないだろうか。ただし、人によってはTiktokで流行っている曲を聴いて、その曲に振りを練習することで思い出を作っている人もいるかもしれない。

AIによる曲のマッチングが現れる前は、ラジオから流れてきたりテレビCMや番組の主題歌として聞いたりして出会うことも多かった。そういう時に出会った曲は、好きだった番組やDJのコメントを思い出したりして、やっぱりAIによるものとは違う。

私たちが聴く音楽は、単に好きな曲や共感する曲だけではありません。それは、当時の楽しかったことや辛かったこと、嬉しかったことなど、様々な思い出を呼び起こす特別な存在でもある。AIによる曲選びも良いが、自分自身が体験した出来事から新しい良い曲を見つけることも大切だと、冒頭の「永野の邦楽良い曲10選①」から教えてもらった。



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