病院に行かないことについて。
こんばんは、ゆきです。
昨日の続きを書いていきます。
余計なお世話だとは思いますが、影響されやすい方、精神的に弱っている方はお気をつけ下さい。
続き。
一生懸命に「適応障害」を治そうと奮闘する僕らの主人格でしたが、治せば治そうとするほどみいの人生は空回りする一方でした。
そして、薬を真面目に飲んでいたので副作用もそれなりにあり苦しみました。
一向に回復する気配のない適応障害の症状に何度も疑問を抱いては、まさかそんなことはないと、かき消す日々。
何度も他の精神障害や発達障害について調べては、これも違うし、あれも違うと頭を抱える毎日。
遠距離で付き合っていた男性とみいが地元を離れて、同棲することになった事もありましたが、長くは保ちませんでした。
そんな日々の中にも少なからず、みいが幸せを感じる瞬間はありました。
初めて犬を飼ったこと。
みいにとってこの犬は救世主でした。
今でもこの犬は僕らの救世主です。
みいがこの犬が息を引き取るその日までは何があっても生きようと思ったからです。
家族は?と気になった方がいるかもしれませんね。
みいがPTSDを抱えることになった原因は両親でしたので(人格解離した際に確信しました)、みいや僕らにとっての救世主はみいの1つ上の兄と今まで飼っていたペットたちです。兄は結婚を経て早くに実家を出ています。この辺についてはまた別途でお話できればと思います。
短時間のアルバイトをしても、長くて1年。
募る罪悪感。
社会的な繋がりも作れない。
精神的に激しく消耗する日々。
治らない適応障害。
副作用で動きにくくなった身体。
死にたいみいと死なせてくれない両親。
犬だけがみいの命を繋ぐ糸。(小型犬なので15〜17年くらいが寿命かな?)
みいが「適応障害」と診断されてから5年ほど経った頃、薬の副作用が怖くなり勝手に断薬しました。
いきなり断薬するとリバウンドがある、と後に知りましたが僕らは激しい反応は無かったです。
そんな経緯があり、今は「適応障害」と診断されて7年目です😅解離性同一性障害を発症して1ヶ月目です。
病院に行かないのは病院自体がトラウマになっている事もあるし、また同じ事態になるのを避けるためです。
どうしても行かなければならないという時は、薬は飲まない前提で診断書をもらいにいくと思います。
精神障害は本人にしかわからない事が多く、たとえ医師でも医師自身が精神障害を持った経験が無ければ理解をするのは難しいと僕らは思います。
風の噂ですが、多重人格障害や解離性同一性障害(DID)の存在さえ疑う精神科医もいるそうです。
人間は誰しも間違うことはあるし、僕らも30年くらいこの世界を生きているので恨んでいるとか怒りが収まらないという感情は一切ありません。
もし、精神障害を持っている自覚がある方で初めてメンタルクリニックに行く際はどうか注意深くなって下さい。ご自身を信じて、何か違和感を感じたらそのクリニックを離れて下さい。
そして、もしこの記事を読んでくださっている医療従事者の方がいましたらクリニックに訪れる方々を注意深く観察して、発する言葉にはくれぐれも気を付けてあげて下さい。医療にはそれに伴う責任がある事を忘れないで下さい。上から物を言うようで申し訳ありません。
どうか、僕らのような経験をする人が1人でも少なくなりますように。
苦しみ悶える人生が少しでも楽になりますように。
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