【展覧会】塩田千春 つながる私（アイ）展
塩田千春 つながる私 展に行ってきました。
入口から心つかまれる真っ赤なドレスと赤い糸。
インパクト大、素敵な世界観に一気に異世界に来たような気持ちになりました。今からきっと楽しい時間になるなと、入口から既に案内されているような気持ちになります。
空間芸術
絵画だけでない、糸で作られた世界観。
感動の一言です。
美術展は、静かにしっかりと一つひとつの絵と向き合う楽しさがあると思います。普段は写真撮影Okでも基本的には集中して鑑賞するようにしていますが、今回は別でした。
鑑賞というより、空間芸術。その場所にいることを楽しむような展覧会に感じて、ついついはしゃいで写真を撮ったり、この空間を見逃すまいとい思うような不思議な感覚で過ごしました。
赤い糸のモチーフ
挿絵に使われている様々な多数の絵（写真はＮＧでした。）があり、そこには、塩田さんの命が吹き込まれたたくさんの絵と赤い糸がありました。
どの絵画にも少しの赤い糸が縫い付けられており、この赤い糸が塩田千春さんの象徴なのです。素敵な発想だし、その赤い糸がまた可愛くて、世界観を作り出していて、エネルギッシュで立体感も作り出しています。
この赤い糸だけで紡がれている絵画も、圧倒されました。
まとめ
作品を通じて「生きることとは何か」・ 「存在とは何か」を問い続けているという塩田さん。
素敵な世界観、そしてときにはドキリとするエネルギッシュのある作品を、人生をかけて作りだしていることがすごく伝わってくる展覧会でした。
何だかエネルギーをもらった気分です。この展覧会からもらえたエネルギーを大事にしたい…！
最後に一番エネルギッシュだなあと感じた作品をお届けします。
読んでいただき、ありがとうございました。
