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感謝のジャーナル

明け方、目が覚めて ずいぶん放置したままだった

書きかけだった感謝のジャーナルを完成させた。

ここ2週間で体験し、感じたことが湧いてきて、響いてきた。

止まっていたものが流れるようにスラスラ出てきた。

そうして、またゆっくり眠りについた。

深く寝れたのかな…朝スッキリしていた。

***

1.    誰かがしてくれたことで感謝していることを具体的に書き出します。(観察をする練習)

Something that someone did for you that made your life more wonderful.

奏音(三男)が夜に、布団にやってきて私に触れて、じゃれあいになる。マッサージという名のじゃれあい。タッチしあっているとくすぐったいと大笑いになる。

2. その行動がどんなニーズを満たしたのかを書き出します。

What need was satisfied when this happened?(ニーズの語彙やニーズの感覚、ニーズに気づく)

彼の体温で徐々に布団があったかくなり、豪快に笑う顔を見ていると心が弾んできてさらにマッサージの手が進む。温もり、共にあること、今この瞬間を味わう。幸せだなと思う気持ちには感謝があった。家族というものがあり、その存在を愛おしいと思えること、私の中にある愛の質を引き出し、愛があなたにもあるよって教えてくれている 。懐かしいような感覚がここちよくてマッサージの手が止まり、彼の大きな笑い声の中から私の小さな頃の記憶が重なる。人目を気にせず豪快に笑いころげた小さな私。豪快に笑うことの幸せを味わう。

ケラケラと笑うことがどれほど私にとって大切なものとして身体に記憶しているのかを知った。複雑にあらゆることと関連している。

3. 感謝について書き出している「今この時」の感情を書き出します。

When you think about this, how do you feel right now?

(体感など感情の言葉でなくてもOK)(感情の語彙や感情への気づきを培う)

鼻のあたりがツーンとしてきて、息を吸い込むと胸が震えた。ゆっくりゆっくり吸い込み、息を止めるとはち切れそう。脆いガラス細工が今にも壊れそうな状態でギリギリを保っているような震えた心臓。ゆっくり息を吐くとその震えがお腹の中に落ちていく。自分の脆さや弱さを認めると、急に目頭が熱くなった。今この瞬間に支えられていることの大きさに気づき、ゆっくりと寄せては返す波のようなゆりかごに揺られているようなその質の中で体を休めた。

4. 感情をあじわいます。 Savor the feeling.

(今この瞬間に留まるマインドフルネスの実践や、自分の命から湧いてくるエネルギーを得る)

私たちの祖先、進化の過程の営みを想像した。近くにいる動物たちの寄り添う姿を想像した。人と人が触れ合う中で養いあって暮らす営みの深さを感じた。果てしなく広がる大地が重なって広がった。

5. この「感謝につながること」が起こるためにした、自分自身の行動を書き出します。

What did you do that helped to make this gift possible?

(観察することや貢献、お互いに助け合っていること(相互依存)に対する気づきを高める)

奏音は、私の予想を超えて「No」を教えてくれる。そして、「嫌だ」を素直に教えてくれるから彼の大事にしたいことを聞くことができている。彼の「嫌だ」は私の声なのかも知れない。彼の視点から聞こえる必要は、私がしたいことを具体的にそして、明確に示してくれてきた。

奏音が奏音でいてくれることに感謝がある。そして、奏音が自分の願う世界にむかって奏音らしさで生きていくために、私はどんなサポートができるだろう。彼が選択するためのどんな情報を見つけられるだろう。私はどのように共に生きることや地域を作る一員になれるだろう。考える機会を与えてもらえている。彼は最愛の師かも知れない。彼は、楽しさや遊びも忘れずに私に本質を問い続ける。

6. Share this with the other and ask how it was for the person to hear what you expressed.

(“how are you feeling hearing what I just said?”)

もし可能であれば、相手にここに書いたことを踏まえて、ニーズや感情の言葉を入れて感謝の言葉を伝えてください。そして、その言葉を聞いてどう感じたかを訊いてみてください。

(リクエストの練習&さらに感謝が育まれるのを感じる)

奏音が私を選んでやってきてくれたことで、私はいくつもの楽しさや喜びを体験することができています。そして、「ありがとう」という感謝がどんなものなのか、涙が悲しみや辛さだけではなく感動の深さであり感謝やお祝いであることを味わうことができています。私の中にある愛に気づき、愛ががどういう質のものなのか体験から教えてくれています。これを聞いた奏音にいまどんなことが起きていますか?(手を握って)もしよかったら手をつないで歩いてもらってもいい?

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「1日3つの出来事を書き出してあじわう」こと、

そして少なくとも30日間、実践することをおすすめします。

Inspired by the work of Marshall Rosenberg, Ph.D., developer of Nonviolent Communication/Martin Seligman, Ph. D.

© 2019 peaceworks Jim and Jori Manske CNVC Certified Trainers

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(翻訳: 苅部ミュア 智美)

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