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WayV Fhantom fanmeeting tour ~シンガポール編①~

海外遠征備忘録として始めたnoteの第2弾。
2月にソウルも行ったけど、ソウルの話はネット上いたるところに存在してるし書かなくてもいいかなと思って書かなかった(笑)

今回も私の推しである威神Vのペンミツアーのシンガポール公演の話
はじめに書いておくけど、シンガポールはタイと別ベクトルで事件多発だった。(タイの話は前記事参照)
今のところ何も起きず平和に過ごせたのはソウルのみ(笑)

~基礎情報~

  • 同行者:タイ・韓国・横浜、いつでもどこでも一緒に行ってくれるしっかりものの同い年のクンヤンペンのAちゃん

  • イベント名:WayV Fhantom fanmeeting tour in singapore

  • 会場:The Star Performing Arts Centre

  • 公演日:2023/6/2

  • 公演告知日:2023/5/8

  • ホテル確定日:5/14

  • チケット・航空券確定日:5/15(公式の販売日)

  • 渡航日程:6/2~4(2日朝出発、4日夕方帰国)

<チケット>

タイでいろいろありすぎたのと、ソウルで自チケの安心感を知ったので(最終手段を覗いて)代行は2度と使わないと誓った私たち、もちろん自力で確保。
でも過去一バタついたチケッティングだった・・・
シンガポールのticketmasterでチケッティング。
グローバル対応サイトなので、外国人でもアカウント作成可。
いつも通り事前に会員登録して、販売開始日前に販売している他のアーティストのチケットで予行練習。
威神と同じ会場のチケットが販売中だったから、お借りして練習中に戸惑い多発。

戸惑い① 座席がランダム
海外コンの基本的なチケッティングのルールは先着でサイトに入場して好きな場所を選択、決済の流れ。でも今回は座席選択はできずブロック指定のみで、決済画面の前にあいている席をランダムで配布される。
しかもこのランダム座席、前から順にというわけではないので恐ろしい(笑)
ブロック最後列だったので、そこしか空いていないのかと思いきや、キャンセルしてもう1度同じブロックを選択すると数列前の座席が割り振られるなんてことがザラにある。
さすがにこのシステムはどの国でも未経験だったのでAちゃんと私、大パニック(笑)

戸惑い② チケッティングオープン前の待機可能時間が不明
海外のチケッティングの流れとしてサイトオープン後に先着で入場~と前述したけど、サイトによってはオープンが12時だとすると11時からサイトに入ることが出来て、順番にQ番号が割り振られる。12時のオープン時間になると、Q番号順にチケッティング可能になる。
先着のチケットの場合、サーバーダウンしやすいのでこのシステムを採用しているところはそこそこあると思う。
Q番号はもちろん早い方がいいので、待機可能時間になった瞬間サイトに入場する必要があるけど、今回はその可能時間が何時間前からなのか不明。
調べても30分前、1時間前とチケットによってバラバラという曖昧さ・・・
結局、当日朝からサイトを覗いて入場可能か確認するというアナログな方法をとることに。
結論、チケットオープンの2時間前の11時から入場できたらしいけど、私は12時にしか入れなかったのでQ番号は9000番台
この時点で若干諦めモードだったけど、幸いAちゃんがもう少し早く入れた&今回は1アカウントで複数枚チケッティングできたので、望みはAちゃんに託すことに(泣)
いろいろあって私たちのチケッティングの順番が来たけど、サーバーが重すぎて入れない・決済できない、まあこれはよくあることなのであんまり焦ってなかった。しかしここで今回最大と言ってもいいトラブル発生

戸惑い(トラブル)③ カードがはじかれて決済できない
海外で大きな買い物をする前にカード会社に連絡しておかないとセキュリティがかかって決済できないことがある、というのは一般的によくある話だけど、私もAちゃんも今まであらゆるサイトではじかれた経験がなかったので油断していた・・・
ちなみにpaypalもだめ、Aちゃんの予備のカードで何とか決済出来たからとりあえずチケットは購入できたけど、冷や汗が止まらなかった。
ちなみにこのカード問題、チケット以外でも後々障害になる・・・

戸惑い④ 前のブロックに空席アリ
ドタバタのチケッティングを終えて何とか座席を確保したのもつかの間、チケッティング開始時間は前方ブロックは全く選択できなかったのに、数時間経つと選択できるし購入もできる。
とは言え、今回のサイトは購入後キャンセル不可のため良席に入るためには複数枚チケットを購入することになる。
いろいろ悩んだけど、せっかくシンガポールまで行くんだしということで前方のチケットを再度購入。2人で計4枚のチケットを所持しているので、余った2枚は譲り先を探すことに。

<飛行機>

確か前回のタイ日記の時に、「飛行機は行くと決めた瞬間キャンセル保証を付けて予約する」と記載したけど、あれから9か月たった今はさすがに状況が変わった。 コロナ前と同じようにとはいかないけれど、昨年10月に比べると各航空会社かなり増便しているので、優先順位が チケット < 飛行機 から 飛行機 < チケットに変わった。 渡航数日前とかでない限り、基本的にチケットを確保してから飛行機の手配で問題ないと思う。(一応チケット確保後数時間以内には予約完了するようにしてるけど)
※ソウルコンはちょっと例外 
実際、私たちはシンガポールの前に香港に行こうとしていたけどチケットが確保できなくて諦めた。 チケット→飛行機の手配の順番にしていてよかったなと思う。

今回初めて韓国以外の海外にLCCで行った。
シンガポール航空の完全子会社のスクート。
日本⇔シンガポールの直行便を運航している航空会社が今はほとんどなくて、かなり値段の張るレガシーキャリア(JAL,ANA,シンガポール航空等)かスクートぐらいしかなかった。
スクートの口コミを調べてみると「遅延が当たり前」「サービスが何もない」「乗務員の態度が悪い」「問い合わせ対応してくれない」等ボロカスに言われていて(笑)、さすがに怖くて避けたかったけど、どーーーしても他にいい便が見つからなかったので、スクートで行くことにした。

感想は「普通、むしろちょっといいかも」(笑)
預け荷物、座席選択、機内食、ドリンク等全てサービスが有料だけど、これはLCC共通でスクートに限った話ではない。
個人的に感じたメリット・デメリットは以下の通り

(メリット)
1⃣安い
LCCなので当たり前だけど、シンガポールまでの直行便で往復6~7万は本当に安いと思う。
レガシーキャリアなら10万以上は絶対するのでね。

2⃣一般的なレガシーキャリアと同じサイズの機体を使用しているので座席間隔が他のLCCより広い
私はそこそこ身長があるので(ウィンウィンを除く威神と同じくらい)、普通のLCCは座席が狭くて2時間が限界。でもスクートは前の座席に膝が当たらなかったし、6時間のフライトも特に苦痛ではなかった。

3⃣日本人の乗務員さんあり
海外の航空会社だと日本発着でも日本人のCAさんがいないこともあるけど、今回はどちらも日本人の方が2名ずつ(?)いらっしゃったし、日本語の機内アナウンスもあった。
私は機内サービスを利用していないので、声掛けするタイミングもなかったけど何かあったときは安心かなと。

(デメリット)
1⃣追加サービスがすべて有料
前述したように、預け荷物の追加、座席選択、機内食、ドリンクなどすべてのサービスが有料。
ただこれはエコノミーの場合で、スクートplusというもう少し料金が高めの座席を選択すると預け荷物30kg、機内食、座席選択はデフォルトでついている。
食事は一応持ち込み禁止になってるけど、機内食以外の何かを食べたり飲んだりしてても注意はされなかったし周りも特に気にしてなさそうだった。
行きはコンビニで買ったおにぎりを機内で食べた。

2⃣個人用モニターと電源(コンセント)がない
エコノミーには個人用モニターもコンセントもないので、機内での暇つぶし対策をしていかないといけない。
私は映画を数本iPadにダウンロードして予備の充電器持参。
往路は朝早かったのもあり半分ぐらい寝て過ごして、映画は1本だけ見た。
復路はほとんど寝て、残りはペンミの動画見返したり編集したりしてたから、結局映画は見なかった。
回りの人も睡眠・読書・携帯やiPadで動画、がほとんどだったかな。
正直これが1番のデメリットだと思ってたけど、案外それほどでもなかった。
※スクートplusの席にはコンセント・Wi-Fiがあるけど、個人モニターは全席なし

3⃣遅延しがち
往路は20分遅延、復路は5分早く到着。台風の影響もあったので多少の遅延は覚悟していたし、復路は早く着いたのであまりデメリットに感じていない。
ただ、シンガポール在住の友人によると「スクートの遅延はデフォだよ(笑)」とのこと(笑)
LCC各社共通だと思うけれど、やっぱり乗り継ぎは危ないので直行を選ぶべきかなと。

4⃣アプリがポンコツ
スクートの公式アプリは航空券の予約、ウェブチェックイン、追加サービスの決済等基本的なことができる。
私たちも予約はアプリで行ったけど、数日後アプリを立ち上げると再ログインになって、ログインしようとするとメールで届くはずのワンタイムパスワードが一向に届かず、アプリでログインできなくなってしまった。
幸い、ブラウザではログインできたし、予約確定メールや出発まで〇日前ですよメールは届いていたので不便はなかった。

(メリットともデメリットとも言えない感想)
1⃣ウェブチェックインは意味ない
最近は預け荷物がなければウェブチェックインを済ませておくと、携帯でQRコードが表示されてそのまま搭乗できる航空会社もある。
スクートも出発の48時間前からウェブチェックインができたし、公式も推奨しているようだったので私たちも事前に済ませた。
でも搭乗に必要な情報が何も出てこず、「機内でお会いしましょう!」のメッセージのみ。当日、預け荷物はないけれど搭乗券がないのでとりあえずカウンターに並ぶことに。
結局、カウンターで予約番号とパスポートを確認され、荷物の計量、搭乗券発券の流れだった。
スクートは預け荷物の有無、ウェブチェックインの有無に関係なく、全員カウンターに並ぶ必要があるので、ウェブチェックインはやるだけ無駄。
日本出国時はそこまで並ばなかったけど、チャンギ空港では20~30分程度並んだかな。

2⃣荷物の計量は適当(笑)
行きは機内持ち込みのみだったので、手回り品含めて2つで10kgの制限有。
何とか調整してピッタリにしたけど、保安検査前に飲み切るつもりだった水が入っていたので10.5kg、止められるかなと思ったら「ぴったりですね~」って(笑) 
搭乗するときには多分ピッタリになってるけど、ピッタリの言葉の意味知ってる?って思っちゃった(笑)

3⃣スクートplus(ビジネス)のシートがあまりよくないらしい
らしいというのは私が乗っていないので。
下りる時に通って出たのでシートが見えた感想としては、確かに1シートの感覚はエコノミーより広いけど、思ったよりくたびれてるなという印象。
シンガポールの入国審査の列の前にいた、スクートplusに乗っていたであろう日本人のおじ様たちの感想では「クッション性がなくて腰が痛い」だそう。
これをデメリットにしなかったのは、私は当事者じゃないしLCCを選ぶ人でわざわざビジネスを選ぶ人ってあんまりいないのかな、と思ったので。
スクートplusの違いはシートの広さ、座席選択、コンセント、Wi-Fi、機内食、預け荷物付き、優先搭乗かな? まあまああるね(笑)。

4⃣カードがはじかれて使えない
チケッティングの時に書いた「チケット以外でも障害になる」とはこのこと。
私たちは2人ともスクートの公式サイト(web・アプリ両方)で航空券を購入したけど、2人合わせて3.4枚のカードがはじかれた。
チケット同様Aちゃんのカードが使えたので、私の分もすべてAちゃんに決済してもらった。(本当にありがとう)
これだけなら多少のドタバタ程度で済むけど、この話にはまだ続きがある。
日本に帰国後、Aちゃんのカードの不正利用が見つかった
そのカードはスクートの決済に使ったもの、他には特に利用していないとのこと。
偶然の可能性もあるし、スクートのせい!情報漏洩!と決めつけることはできないけれど、いい印象はないよね。
スクートの航空券を購入するときは、公式サイトではなく手数料が発生したとしても他の旅行サイトを介した方がいいかもしれない。

箇条書きにしてるとデメリットの方が多くなってしまった(笑)
でもやっぱり、最初に書いた感想通り「普通、むしろちょっといい」かな。
今回は往復両方昼便だったので、機内食問題はあったけど、夜行便なら機内食を頼まなければ出発から到着までほぼぶっ通しで寝続けられるのですごくいいと思う。
以前タイに行ったJALの帰国便は夜行便で、機内食・軽食ありでほとんど寝る時間がなく体がすごくしんどかった。
あとは何より値段かな。他のデメリットを許容できるぐらい値段が安い。
他のキャリアの航空券の値段=スクートの料金+コンサートのチケット代
特に海外はチケット代がばかにならないので、削れるところは削ってなんぼ。
オタクの懐は常に寂しい(笑)

<ホテル>

シンガポールは観光が栄えているうえに国土が小さく、中心地からどこへ行くにも電車で15~20分程度なのでどこに泊まっても困らないと思う。
なんとなーく、中心地で駅から離れすぎず、価格が高すぎないところを予約した。
もちろん朝食付き、遠征の場合は朝食が大事。
ホテルにウォーターサーバーがついていて、飲み放題だったので水代の節約になってよかった。
シンガポールは日本の真夏みたいな気候なので水必須、でも物価がそこそこ高いので節約大事。

<会場でのあれこれ>

1⃣本人確認
ガバガバというかなかった?
日本以外で本人確認されなかったのははじめてだったので拍子抜けした。
今回は1アカウントで複数枚購入可能だったので、私のチケットにも購入してくれたAちゃんの名前が書いてあり、私の氏名の記載はなし。
hi-byeというVIP席の特典に当選していたので事前に専用のリストバンドに交換する必要があり、チケットと身分証を用意して列に並んだけど、チケットの確認しかされなかった。
hi-bye対象外の人はリストバンドは必要ないので、チケットを持ってそのままゲートに進むけど、もちろんそこでも本人確認はなし。
海外は全てが本人確認ありだと思っていたので驚いた。韓国なんてACEのアプリがスクショじゃないかどうかの確認までするのに。

2⃣言語
シンガポールは公用語が英語、中国語、マレー語、タミール語の4つ。
私の下調べでは、現地の人は第一言語が人によって違いがあるものの、英語だけでも不便はないとのことだった。実際、私の友人も英語しかできないけど仕事ができている。
シンガポールの人でも中国語がわからない人もいると聞いていたので、中国語⇒英語の通訳があると思っていたけど、なんとオール中国語!通訳なし!(笑)
会場の人はほぼ理解してそうだったので、テンちゃんとヤンヤンがたまには話してくれる英語だけを聞いていた。
その代わり、韓国や日本では聞けない中国語のあいさつやKick Backの中国語 verを聞けて嬉しかった。(Phantomは英語だった)

ちなみに、シンガポールに旅行だけで行くならもちろん英語だけで大丈夫。
ただ、思ったより英語が第一言語時じゃない人が多そうで、聞き取りづらい場面も多かった。
空港、ホテルの人はわかりやすいように、ゆっくりはっきり発音してくれたので助かった。

長くなるので今回も2つに分ける。
後半はオタク関係なくシンガポールのあれこれの話。



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