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A4用紙を持ち運びたい

デジタルとアナログの併用

iPadを使っている人で完全ペーパーレスを実現されている方は、どのくらいいらっしゃるのでしょうか?
私は書類についてはiPadを中心にまとめるようにしてきたのですが、仕事の最初のアイディア出し、同僚とのイメージの共有、デジタルでメモが取れない時というような場面では未だに紙にペンで手書きをしており、どうにか日常的に(ノートではなく)A4用紙を持ち運ぶ方法はないかと試行錯誤してきました。

そのような中、100均のセリアで良さそうなアイテムを見つけたので、ご紹介したいと思います。

A4用紙の良いところ

そもそも、なぜノートではなくA4用紙が良いのかといいますと、

  • 書き損じても気にしなくて良い

  • スキャンしやすい

  • 他人に渡すことができる

というように、「チラシの裏的な手軽さ」「デジタルとの相性の良さ」という点においてA4用紙はノートには無い特性があり、昔からシステム手帳や測量野帳など試しながら挫折してきた私にとって、一枚紙に書きなぐるスタイルがあっている気がするからです。

手軽にA4用紙を持ち歩きたい

そこで、仕事での持ち歩き用に二つ折りのバインダーも購入し、左側のフラップ部分にiPadを挟み込んで二年ほど使っていたのですが、何か使い勝手が悪いのです。
(ちなみに、この商品自体は全然良いモノだと思います。)

その使い勝手が何かと考えるに、

  • カバーを開けるというワンアクション

  • 開けた後のカバーの所在

という2つが私は気になっているのだとわかりました。

このことから、

  • シンプルに片面だけのもの

  • できればスリーブケースに入るもの

という商品を探すべく、とりあえずクリアファイル的にA4用紙を挟めて、クリップ機能もあると良いなくらいの気持ちで近所のセリアを見に行きました。

(ここまでが前置きです。長くてすみません。)

セリア「A4クリップボード マグネットタイプ」

「薄型だからカバンに入れてもかさばらない」
まさに、私が求めていた条件が商品のコピーに書かれた商品をセリアで見つけました。

用紙のとじ枚数も約10枚とあることから、実用的にも充分そうです。
即買いです。

シンプルな外観も好感
ちなみに縦型のものも売っていました

素材感

家に帰りさっそく開封してみると、店頭で袋に入った状態で見た時には「これが110円!」と歓喜したのも束の間、ビニール袋から取り出した質感的には想像の5倍くらいチープな感じで、まんまボール紙にビニールレザーを貼っただけの製品でした。
また、台紙のボール紙とビニールレザーは特に接着もしていないみたいで、背面側などは下の写真のようにブヨブヨしています。
(まあ、100均なので多くを求めてはいけません。)

シワが浮いているのが少し残念

また、紙をとめるクリップ部を持ち上げるツマミがとても頼りなく、おそらく何回か使っているうちに取れてしまうんだろうなと思わせる儚げな存在感。
そっと指先でつまむと、Wham! 「哀愁のメキシコ」のイントロが脳内で自動再生されます。

Wham!とこの商品は全く関係がありません

そんな単品での外観にはチープさがありますが、一度コピー用紙をセットしてしまえばスマホのベゼルくらいにしかビニールのマテリアルは視界に入ってこないので、実際には思ったほど気になりません。

クリップがiPhoneのノッチに見えてきます

書き心地について

肝心のペンで手書きをした際の書き心地については、意外と悪くないです。
というか、おそらく素材がボール紙なので筆圧をうまく受け止めてくれるのでしょう。

また、よくある回覧板と違って縁が角ばっていないので、段差があまり気にならず手が当たっても痛くないのが良いです。
以前にiPadで「ゼロ秒思考」のメモ書きをすることについて記事を書いたことがありますが、本家のA4用紙を使ったトレーニングにもおすすめできるかと。

商品のラベルからインスパイアされ書いてみました

用紙のホールド力

コピー用紙10枚と商品説明にあるホールド力について。
下のGIF動画のように持ち上げて振ってみたくらいでは、用紙がズレることはありませんでした。
最後に机でトントンしてみて、流石にここまでやると用紙がズリ落ちてきましたが、通常の使用方法では磁石のパワー的にも問題ないと思われます。

実際にコピー用紙を10枚挟んで振ってみた

磁石でくっつく

また、商品ラベルにも記載があるように、本体にマグネットが入っており鉄製のものにくっつけることができます。
学校の給食メニューを冷蔵庫に貼っておく方も、そのままプリントをマグネットで固定するよりもスタイリッシュに掲示できるかもしれませんね。

iPadと一緒に持ち歩く

最後に、私が一番機能的に欲しかった部分ですが、MacBookAirを購入した際に持ち運び用に買ったスリーブケースと一緒に収納することができれば、先のバインダーでは実現できなかった日常的な持ち歩きセットが完成します。

あらかじめ、クリアファイルにコピー用紙を詰めたものでサイズ的には実験済みだったものの、果たして思ったような結果が得られるか?

11インチiPadだと左右の余白が4㎝くらいですが…
おぉ、いけそうやん!

ジャストフィット?

実際に思惑とどうだったのかといいますと、Padを入れてみると逆さにしても落ちないくらいにピッタリとおさまりました。

なんというか、「ジャストフィット」と「みっともない」の境界線上くらいの絶妙なバランス感です。
その膨らんだ様子は、タコスみたいな袋状の生地に野菜や肉がいっぱい入っているアレを連想させました。

iPadを入れない状態ではちょうどいい感じですが
iPadを入れるとまるでアレです
アレ、なんて名前だったっけ?

アレが気になって調べてみると、「ピタパン」って言うんですね。
いらすとや先生、流石に何でも揃っています。

ピタパンの中に野菜や肉などの具材をたくさん入れたサンドイッチのイラスト

iPadと手書きの持ち歩きセット

こうして、iPad+少々手書きを両方実現する持ち歩きセットが完成しました。
純正品かと思うようなマリアージュです。

いい感じじゃないですか

あとは、こういうペンホルダーを付ければ、ペンケースもいらないですね。
近々、実現させたいと思います。


やはりペンホルダーが欲しいですな

まとめ

調べてみたところ、Amazon先生に上位互換のような商品がありました。

本体の質感がもっと良いものが欲しいとも思いますが、とりあえず機能的には今のもので満足しています。
100均のジェネリック恐るべしです。

最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事がどなたかの参考になれば幸いです。


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