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HHKBを買ってから一年半くらい経ったのでnoteに書いてみる

使用キーボードの変遷

あらためて自分が購入してきたキーボードを振り返ってみると、最初は職場のノートパソコン用にコスパのいいロジクールの K270などを購入していました。
その後、K370sで複数デバイスの切替の利便性に目覚め、もっと良いものがあるのではないかと興味がエスカレートしていったのが、いわゆるキーボード沼の入り口でした。

【今まで購入してきたキーボード】
・2014年:エレコム TK-FCM062BK(メンブレン)
・2016年:ロジクール K270(メンブレン)
・2017年:ロジクール K370s(メンブレン)
・2021年:ロジクール KX800 MX KEYS(パンタグラフ)
・2021年:ロジクール G913 TKL(メカニカル)
・2022年:HHKB Professional HYBRID Type-S(静電容量無接点方式)

HHKB(英語配列)との出会い

実は、ロジクールのG913 TKLを購入した時点で、打鍵感やコンパクトさといった機能面では個人的にはかなり満足していました。
しかし、ExcelのVBAを学び自分でコードを入力するようになってから、日本語配列では何故「'」と「"」が「2」と「7」のところに離れているのか? と、その規則性に疑問を持ち、思いはじめると居ても立っても居られなくなってしまったのです。

英語配列のキーボードは、「;」と「:」、「'」と「"」がShiftキーで切り替えられる配置で、かなの表示もないため合理的で美しい。
そしてどうせなら、「60%キーボード」「静電容量無接点方式」のHHKBを試してみたい!
ということで、自宅用と職場用で2台購入したG913 TKLを売却し、HHKB Professional HYBRID Type -S 英語配列 / 墨を購入するに至りました。

キーボードを毎日持ち運ぶという選択

それまでは自宅用と職場用に同じキーボードを揃えていましたが、流石にHHKBを2台購入することは資金的に厳しかったため、「職場に毎日持っていくのはダルいな」と思いながらも、トバログさんのブログに感化されました。
実際に毎日持ち運んでいるとそれなりに重さはあるものの、普段からiPadも一緒に携帯しているため、いつでもどこでも同じ環境で文字入力ができる恩恵の方が強いと感じています。

HHKBを持ち運ぶためのケースについては、サイズがピッタリであることと軽いことを条件に、HHKBスマートケース2を買いました。
一見100均でも買えるような素材なのですが、結構丈夫で毎日ベルクロをバリバリと開け閉めしていますが壊れる様子もありません。
ただ、毎回蓋を開けるという作業は地味に面倒なので、もしかしたらバード電子のSC-HHK-01の方が良いかもしれないです。

パームレストとトラックボールマウス

個人的にHHKBにはパームレストが必須だと思います。
一応、パームレストありとパームレストなしの環境を両方試してみたのですが、自分的には以下の組み合わせがベストでした。

  • パームレストあり

  • HHKBのチルトスタンドを一番高くする

  • KensingtonのExpertMouseとセットで使う

HHKBと一緒に使用している木製パームレストとExpertMouse

写真で見ていただけると分かるのですが、キーボードのパームレストとExpertMouseのパームレストが同じ高さになることにより、右手はキーボードとマウスの間をスライド移動する形となるので、いわゆるマウスの持ち替えのようなロスが少なくなります。
また、HHKBのチルトスタンドを最大に高くしている理由は、一番上の数字キーが打ちやすくなるからですが、ExpertMouseとの段差が少なくなるといった効果もありました。
ちなみにExpertMouseは大玉で複数の指で操作ができるため、ロジクールM575Sのような親指で転がすトラックボールが合わなかった人でも操作がしやすいと思います。

両方のパームレストの高さがちょうど同じくらいです

また、自宅ではワイヤレス、職場では有線で繋げていますが、USB通信へ切り替えが「Fn + Control + 0」の同時押しとなるため、実用的な目印として「0」のキーだけ色を変えました。
メルカリで購入した時にControlキーとEnterキーとのセット売りだったので、そちらも差し色的に変更しているという感じですが、簡単に自分仕様にできるアクセントとして気に入っています。
PFU純正のものも良いですね。

キートップを一部変更しています

日本語入力の切替(Windows⇔Mac)

英語配列のHHKBを自宅と職場で兼用するにあたり問題になったのは、職場ではWindows、自宅ではMacという環境において、デフォルトの日本語と英語の入力切替の方法が2つのOSで異なることでした。
(Winなら【alt】+ 【`】、Macなら【control】+【スペース】で入力切替)

それまで「変換」「無変換」キーで直感的に入力切替を行っていた日本語配列の恩恵を身に染みて感じることとなったわけですが、HHKB Professional HYBRID Type -Sではキーマップの変更を本体に保存ができます。
自宅でキーマップのセッティングをすれば、特殊なソフトを職場のPCにインストールすることなく同じキー配列を再現可能となるのは、この最高に素晴らしいキーボードの魅力のひとつです。

キーマップの変更については、また別の記事で詳しくご紹介したいと思っていますが、次のようなセッティングにする事で日本語配列と同じような感じで日本語入力の切り替えができるようになりました。

キーマップ変更ツールで左右の「◇キー」を日本語入力の切替キーにしています

キーマップ変更の記事はこちらになります。

まとめ

一年半HHKB Professional HYBRID Type-Sを使用してみて、誇張ではなく他のキーボードが使えない身体になってしまいました。
確かにお値段的に安くはありませんが、ずっと使えることを考えれば投資効果は非常に高いと思います。
最後にHHKBをおすすめするポイントをまとめると次のようになります。

  • コンパクトに持ち運べる

  • キーマップ変更でどこでも同じ環境を再現できる

  • 他のキーボードを欲しくなくなる打鍵感サイコー

さあ、次はあなたがHHKBを手にする番です。
この記事が背中を押す一助となれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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