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少食ヴィーガンの子どもと食で見つけた喜び

肉、魚と動物性のものを食べていた生活から、一日一食少食ヴィーガンの生活をするようになりました。

タバコ、アルコールもやめました。
タバコは10年前に辞めました。
アルコールは5年前に辞めました。

以前の生活を振り返ると、なんと不健康な生活をしていたのだろうと思います。
今との生活の違いを考えると、当時は想像もできなかった生活をしています。

結婚、出産と人生の転機があり、そのタイミングで大きな変化がありました。

自分と家族の食生活の違い

自分の食生活

私は一日一食昼のみ食べます。
食べるものはごく限られたもの。
特に問題なく生活しています。

人の「思い」が現実に現れます。
本人が問題ないと思っていたら、なんの問題もないのです。

家族の食生活

他の家族、夫、男の子2人は、ごく一般的な食生活。

肉、魚などの動物性のものを食べます。
大きな好き嫌いなどもなく、何でも食べます。

食べる時間は定期的で、朝、昼、晩、そして15時ころ間食をします。

外食

外食するとなった場合、私の飲むものがあるところを主人が考慮してくれます。

しかし、私は食べない人がいても不自然でないお店だとよいな、と思うので今はどこでも良いと思っています。

過食嘔吐から少食になって

家での食事

とはいえ、自分が食べないのに家族の食事を用意することが辛く感じるときもありました。

自分が作ったものは味見をしなくなりました。
自分が食べていたときの記憶から料理します。
後は、家族が食べたときの感想を聞き、作るときの参考にします。

味見をしないものを出すのことは、自分がわかっていないものを出すので多少申し訳ない気持ちになります。

しかし長年過食嘔吐を抱えてきた私にとって、今の食生活を崩すことは勇気がいることです。
そこは主人はわかってくれているので、見守ってくれています。

外食

周りが食べているのに食べない自分がその場にいることは、始め辛く感じました。

自分の食生活をどこかで自分以外のせいにしていたのだと思います。

「なんでここにいなければならないの?」
「わたしは食べてないのによく平気で食べられるな」
など、マイナスな感情が湧いていました。

それでも、家族に合わせた食生活を送りたいという気持ちにはなりませんでした。
それだけ「過食嘔吐」の苦しみから開放されたことに安堵感を感じ、「また戻ったら嫌だ」という気持ちを強く持っていました。

一日一食になった今

乗り越えた先にあったもの

しばらく自分と家族の食生活のギャップに苦しんでいました。

しかし、それも時間の経過とともに、心も体も慣れていきました。

人間の適応能力には、驚きを感じます。

家族の食事を用意することも、外食も辛く感じることがなくなってきました。

逆に、作ること、食べているところを見ることに喜びを感じるようになりました。

食を抑えてたことで利他の気持ちが持てるようになり、「周りを喜ばせたい」と心から思えるようになりました。

子どもとの関わり

上の子が少し成長したこともあるのでしょう。
子どもと一緒に料理をする機会が増えました。

以前は一緒に料理をすることに抵抗がありました。
伝わらない、手際が悪い、イライラなど、マイナスな感情が湧くばかりで、とても楽しいものではありませんでした。

今は子どもが一生懸命作っている姿を見守ることができます。
子どもが自分で作ったものを嬉しそうに食べることに喜びを感じます。

子育ては喜びだな、と改めて気付かされます。

依存

アルコール、タバコ、過食嘔吐、どれも依存です。

依存はその原因となるものをとると、そこからは抜け出せません。
だから、何としてでも絶たなければなりません。

完全に原因を絶ち、その状態になれるまで焦らず時間の経過を待つ。

すると、体も心も次第に慣れていき、依存していない状態が通常となります。

特に「過食」は難しく、「適量」は人それぞれ違います。
摂食障害を抱えているいないに関わらず、難しいことだと思います。

では、どうすればよいのか。

依存を手放す

私の一つの結論

「自分が良いと思えば良い」

そこに尽きると思います。

「自分の声」がわからいのなら、「自分の声」がわかるようにまずなること。

それにはマイナスな感情とはサヨナラし、「自分を愛すること」です。
そして、全てに感謝する。

すると、そのうち「自分の声」が聞こえてくるようになりました。

「自分の声」が聞こえるようになることの参考になる本

私たちは、全て繋がっています。
私たちは、一つなのです。

自然の中に入るとそのことを思い出させてくれます。

こちらの本では子どもと大人がともに自然に触れることで、大人になってなくなってしまった感性を取り戻す素晴らしさを教えてくれます。

「センス・オブ・ワンダー = 神秘さや不思議さに目を見はる感性」

レイチェル・カーソン著 センス・オブ・ワンダー 

普段の生活をしていると感じられない「神秘さ」、「不思議さ」を感じることで、全てが一つであることを思い出させてくれます。

それが、「こころの安心、安定」になります。


今日もすべてのものにありがとう。

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