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「手帳を使いこなす」ってどんな状態こと?


■手帳に関する思い込み


手帳生活も4年目。

学生時代から社会人になるまで、手帳を買っては続かず、また買っては続かずを繰り返していました。

今では1冊の手帳を1年使いきることが出来るように。
でも出来るようになる前、もしくは手帳が続き出した頃は手帳に関してたくさんの思い込みがありました。

その中の1つが
手帳を使いこなす=手帳に書いた通りの行動が出来ること
だと思いこんでいたんですね。

手帳に書いた通りに、段取りよく、何でも書いたように動けることが「使いこなすこと」だと思っていて。

ただ上記のように思っていると、だんだん書いたことが出来ない時が増えてきて、手帳が嫌になってしまったんですよね。

やりたいこと、やらなきゃいけないことを手帳に書いても予定通りに進まない。
段取り上手になりたくて手帳を始めたのに、一向に改善されない。


手帳にやりたいこと、やらなきゃいけないことを書けば書くほど、予定通りに行かなくて辛くなってきた時期がありました。

そうなってくると自分の手帳を見るのも嫌になってきて、手帳を書くのもつまらなく感じてしまうんですよね。


■「手帳を使いこなす」は自分にとってどんな状態のこと?


書いても予定通りに出来ない。
手帳を使いこなすことが出来ない。

上記のように手帳に対してやる気がなくなってしまった時に気づいたことが2つあります。

1つ目は予定が全部自分都合であったこと。
2つ目は予定通りじゃないと楽しめないは損であること。


私が手帳に書いていた予定ってすんごくムシが良かったんですよね。

自分の調子がいい、かつ予定外のことが起こらない前提で予定を書いてた。

自分の体調も心も健康で、やる気がある。
家族も元気、職場でもトラブルなし。

意識していた訳では無いけれど、自分都合で手帳を書いてました。


でも実際は、自分のやる気がない日もあるし、作ろうとしてた時間を思うように作れないこともある。

子どもが熱を出せばすべての予定は変更しなきゃだし、仕事でトラブルがあれば予定通りのメンタルではいられません。

自分にとって都合のいいスケジュールを立てていたので、そりゃ上手く行かないんですよね。


あと「書いた通りに出来ないからつまらない」は損なことにも気づきました。

「手帳に書いたとおりにならない」ということは、要は「思い通りにいかない」ってことで。

思い通りにならないから、手帳がつまらないでは手帳って続かないんですよね。


手帳に予定は書くけど、やりたいことを書きながら、調整していくもの。
予定外のことが起こることが前提で、予定通りではなくても楽しむもの。

上記のように、手帳に対しての考えを変えるようにしてからは、「自分の手帳を見るのが嫌」と感じることが減りました。


SNSを見るとたくさん手帳を使いこなしている人がわんさか出てきます。

ただ「使いこなす」ってかなりふんわりしてるんですよね。


手帳を使いこなす=予定通りに出来ることだと思いこんでいた頃、「自分はなんで出来ないんだろう」と感じることが多かったです。


でも手帳は思い通りにすることではなく、何を選んで、どう良くしていくかを考えるモノ。

予定外のことが起きても、どうしようか?どう前を向いてこうか?を考えるのが私にとっての「手帳を使いこなす」こと。


「手帳を使いこなす」とは自分にとってはどんな状態なのかを深掘りすると、手帳が続くようになると実感しています。


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