ノートで困りごとを分解できるようになった
私は自分の気づきやピンときたことをノートに書く「マイノート」を習慣にしています。
自分が日常から良いなと思ったものを拾って、暮らしに活かせるメモを残すことが理想です。
ノートを習慣にして4年超経ちますが、出来るようになったことの1つが「解決策に飛びつかなくなったこと」です。
ノートを始める前、私は原因をちゃんと考えたりもせず、何か困りごとがあったら安易に解決法を見つけて飛びついてたんですよね。
例えば、
本棚に本が溢れかえっている→棚を増やす→スッキリするどころか部屋が更に収納グッズで狭くなる
仕事が上手くいかない→手当たり次第に本を読む→場当たりなインプットなので全然身に付かない→仕事に影響が出ない
上記のように「困りごと」と「解決策」が全く結びついて無い状態。
「何とかしたくて何かをしてるのに、何にもならない」といったことを繰り返していました。
問題解決が得意な方はこんな風にならないんですけど、思考がとっ散らかってると原因ではなく解決策のほうに目が行ってしまうんですよね。
上記のような思考をしてましたが、ノートを習慣にしてからは「困りごとの分解」が出来るようになりました。
私がノートに書くものは「自分のピンときたこと」。
そして「どこがピンときたか」まで書いています。
事実→なんでそう思ったのか。
このメモを繰り返しをしていくと「何でかな」を考えるようになるんですね。
困りごとが発生しても「何で困っているか」を考えるようになって、それから解決策を考えていく。
当たり前なことかもしれないけれど、これも練習しないと出来ない事だったりするんですよね。
少なくとも私は今も練習中です。
困りごとを整理するのって面倒だし、手っ取り早く解決したくなる。
私は自分が横着な思考をしていたので、困りごとを解決する過程が苦手でした。
でもノートに困りごと→なんでかを書くようになると思考が整理されていって。
困りごとが困ったまま更に困ったことになるような事態が格段に減りました。
解決策を試しても上手くいかない。
そんな方にはノートを試してみることをお勧めします。
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