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所有するというのは手放す覚悟も同時に必要だと感じた29歳初日

今年も誕生日を迎えた。
先人たちから年々誕生日が億劫になると聞くけど、自分はまだ毎年この日を迎えることがとても嬉しい。

29歳初日は、北海道旅行で幕開け。
初めての北海道。
この歳になっても初めてのことだらけで人生楽しいね。

飛行機搭乗の際考えたことがある。
緊急脱出時は手荷物を持たないようアナウンスを受けてふと、
「自分はその時本当に身一つで脱出できるのか?」

もちろんその時になったら命が惜しくて荷物なんてそっちのけで一目散に逃げるかもしれない。
が、まだそんな事件も事故も目の当たりにしたことない平和ボケの状態だからこそ考えてしまう。

果たして非常事態に、スマホや財布、お気に入りの物を置いて逃げられるのか…?

所有することが当たり前になってしまっているけど、いつか自分の手から離れていくということを完全に忘れていた。
派生して、人間関係もそうだ。
家族、友人、恋人、一緒にいてくれることが当たり前だと思いながら生きていた。

軽率に物事を始めたり好きという感情だけで物を集めたりしてしまうけど、自分にとっては辞める・捨てる選択をする方がよほど難しい。

何事も所有するというのは、辞める覚悟も同時に伴わないといけないのだなと
一時の感情で始めるのではなく、もしそれを辞めたり捨てたりすることになったとしても、それを始めたり所有することで自分にとってプラスになる、心が動くと思えるものに時間やお金を費やすべきだと
そんなことにようやく気づき始めたりしています。

そういう基準で物事を判断できたら、自分の決断に納得できるし、手元にあること、隣にいてくれることにきちんと感謝ができるかも。

そういえば、安藤サクラが何かの番組で言っていた言葉がとても心に残っている。

柄本佑と結婚する際、
「この人なら離婚していいや」
「どんなことが起こってもこの出会いで、その時間が絶対に、自分にとってはそれ以上のものになる」

とても腹落ちした。そういうことなのだと思う。
少なくとも今の自分にとっては有意義な言葉だった。

20代ラストイヤー。
私はこれからどんな選択をして
どんな人生を歩んでいくんだろうね。

周りに感謝しながら、
程よく楽しんで生きていきたいものです。

飛行機のアナウンスでよくここまで話飛ばせるよな、急に恥ずかしくなってきたので一旦ここで終わります。

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