運動部じゃなきゃ採用されませんか?

警察学校入校後のクラスでの自己紹介では、色んなスポーツの名前が出てきました。

みんな何かしらスポーツやってきたのだなぁと思った印象です。

私は吹奏楽をやっていましたが、吹奏楽もほぼ体育会系で、楽器を持って走り回っていましたよ。

演奏中も楽器を持って動くパフォーマンスがあるし、肺活量も必要だし、身体づくりは自然とされていたのが助かったと思いました。


体力があることは、この先長い警察人生の入口にはあって損はないのかもしれません。

それは、警察官は当直勤務があるので、疲労回復が遅いままの身体ではとても持たないからです。

体力ですよ、運動能力というより、身体を元気なままで居させてくれる「体力」が大事なのです。

疲れて仕事できませんじゃ話になりませんから。

犯人を走って捕まえる、なんてことはドラマのほんのワンシーンで、毎回走って勤務はしません。

犯人を捕まえたらむしろ書類を作成している時間の方が長く、夜通しかかることもよくあるので、送致するまでに集中できる身体の力が備わっているか、根性があるかどうかが問われているのです。


こういった事情により、運動部の方が警察官になるのに有利という話は、体力が今後必要になるから、警察官になった時に既に体力があると比較的仕事もスムーズだよということです。



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