見出し画像

夫婦関係① 私と夫とのこと

夫は警察官が大嫌いな、ザ・アンチ警察です。

反社とか、思想や宗教によるものではないのですが、新社会人の頃の自分の経験が根強く残っているようです。

夫が新卒で働いていたのは、営業車でお客様の店を訪問して荷物を届ける仕事で、何度も駐車違反で切符を切られていました。

やむを得ず店の出入りも考慮して路駐をすることがあるのですが、そこで駐車禁止の張り紙を何度も張られたとのこと。

そういった営業活動を一生懸命やっている者に対して、税金で毎月決まった給料がもらえる警察官が容赦なく考慮もなく無言で法律違反のレッテルを張ってくるのが気に食わなかったとのことです。

今、私が社会経験を経て思うのは、営業車が停まる前提なのに駐車場を設けていないいないお店の問題もあるし、駐車場代や違反料金を負担しない企業にも問題があるということです。

だけど視野が狭い新卒の時点ではここまでは考えられず、夫もやるせない気持ちの矛先が警察官に向かったのでしょう。

そういった不満の対象になりやすいことは、夫の言動もあったので肌で感じてはいましたので、私の仕事を進めるうえで、一般人の考えを理解するのには役には立っていたと思います。

また、私も夫の気持ちはわかるよ、というスタンツで話を聞いていました。

ここで「そんなの違反したあなたが悪いでしょ!」なんて言っていたら、結婚まで出来なかったかもしれません。

その後交際期間を経て、結婚することは出来ましたが、夫の気持ちを理解しながらも夫婦関係を築いてくるのに、それなりに苦労しました。

公務員と民間での勤務状況や考え方の違いを、お互いに学びながら歩み寄る姿勢が必要だったのです。


だけどこれはどの夫婦も一緒ですよね。

私たちはたまたま職業の種類が違っただけで、他は全部同じかと言われたらそんなことは有り得ません。

互いの違いを認め合い、理解し、お互いに歩み寄ること。

不満なところはきちんと話すこと。

同じ屋根の下で夫婦関係を良好に築くために、何が必要なのかと聞かれたら、この部分が土台にあることが大事なのだと心底思うのです。

今は穏やかな関係で居られているのですが、一時期離婚も考えていました。

そこをどう乗り越えていったのか、警察官家族に限らず、どなたかの参考になれたら幸いと思い、パートナーシップの記事を投稿していこうと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?