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食についてつぶやいてみました

食について、
漠然とですが
つぶやいてみました。

いきなりですが
両親の実家は北陸地方の豪雪地帯にあります。
水が豊かで生活水は山から引いて使用していたと記憶しています。

子供の頃、夏に祖父母宅に遊びに行くと。

庭では、山から引いた冷たい水で、大きなスイカや、大きなヤカンに入っている麦茶を冷やしていた光景を思い出します。

地面にセミの抜けた穴と、木にはセミの抜け殻、クワガタやカブトムシ。。。

祖父母宅は共に兼業農家



米、野菜、芋、豆、蕎麦等を栽培し、庭にはクルミや柿の木がありました。

両親は結婚し、遠く離れた太平洋側で生活することになり、心配もあったのでしょう。

私が幼い頃は、祖父母宅からの仕送りがちょこちょこあったように記憶しています。

仕送りされた段ボールの中身は

祖父母が作った
米、野菜、手づくり味噌、手づくり梅干し(赤シソ&紅生姜つき)奈良漬、そば粉、たくあん、干し柿等々。

梅干しは"かめ"入れて、味噌は"蓋付きの円柱の形をした容器"に入れて祖父母から送られてくるものと思っていました。
子供の頃、梅干しや味噌がスーパーで売られているとは知りませんでした。

そば粉は食欲が落ちた時に蕎麦がきにして食べたら美味しかったのを覚えています。

お正月用に送られてくるの物

鏡餅、丸い豆餅、角形のよもぎ餅、ピンク色のお餅(食紅で染めていたのかな?)
お餅の周りには白い粉がかけてあり新聞紙に包んでありました。
昔は臼と杵を使い、後に機械に変わっていったと。
手づくりのお餅は時間が経つとひび割れたり、カビが生えてきたりしていました。

ニシンやマスの塩麹漬け?の中に刻んだ生姜や人参が入っていました。
もしかして粕漬けだったのかも?

あと大事なお年玉!!!


夏、祖父母宅に行くと


田んぼには稲の緑色が輝き、用水路には冷たい水が流れていました。

畑には夏野菜が沢山実っていました。

朝食に使う野菜を畑に収穫に行くのを手伝った記憶があります。

大きなイボイボのキュウリ、トマトにナスにピーマン、実がぎっしり詰まったとうもろこし
でっかいスイカ

さっきまで畑にいた野菜が朝ご飯で食べられる

それがとても嬉しかった。

トマトは青臭くちょっと苦手でしたが、子どもの頃のトマトってそんなものだったような。

祖父母宅では家で食べる野菜は消毒していないと後から知りました。

大人になり

食に興味を持ち始めました。
味噌、干し柿、乾燥野菜を作ってみたり、少しだけ栄養学を学んでみたり、地産地消、オーガニック、できるだけ安全な食ってなんだろう、、、。

変にあれこれ考え拘りすぎて、何を食べたらよいのか迷走し、悩んだ時期もありました。

気付いたのは

原点は子供の頃に祖父母から与えられていた食だったのか。
大人になり、改めて祖父母宅の素朴な手作り料理を頂きました。
なんて豊かな食だったんだろうと気付きました。

出来るだけ、シンプルで季節のものをいただくのが最高の贅沢なのかもしれない。

ただ、そうでないものを欲する時もよくあります(笑)


数年前、体調を崩し眠れず、食べれずが続き、ふくよかだった身体は
見る影もなく、、、。

今は、ただただ
食べられる事に感謝の日々。

食べるって本当に大事だってしみじみ思います。


今回もnoteに記す事により、気持ちと想い出の整理をすることができました。
本当にありがたいです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました^_^

ひまわり🌻とコスモス🌸の珍しい組み合わせ!

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