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『ルタバガ』ロシア民話の大きなかぶ
先月から、カナダ・トロント郊外地元の農家さんのファームシェアで、毎週、新鮮な有機野菜を定期購入しています。
10月にお試し購入をしてみて、とても気に入ったので、今月も継続中です。
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スパゲッティスクアッシュ
じゃがいも
にんじん
ルタバガ
ルッコラ
オークレタス
シュガーローフ
この中で目を引くのが、黄色のスパゲッティスクアッシュと紫のルタバガ。
今日はルタバガに挑戦してみることにしました。その名前すら知らず、調理するのも食べるのも初めてです。
ゴロンと大きく、カブに似た形をしたルタバガ。別名「スウェーデンカブ」というように、原産地は北ヨーロッパ。日本ではまだ、なじみが薄いですが、北欧やロシアなどではとてもポピュラーな根菜です。側根〈主根(しゅこん)から枝分かれした細い根〉が多くて抜きにくいことから、ロシア民話「大きなカブ」の題材にもなったほど。ハロウィーンでおなじみのカボチャのランタン「ジャック・オー・ランタン」も、古くはルタバガを使っていたといわれています。
側根が多くて抜きにくいルタバガ。ロシア民話の「大きなカブ」の題材になったというドーンと存在感のあるお野菜です。「大きなカブ」と言えば、長男が幼稚園の劇でネズミ役をやったなぁと懐かしく思い出しました。
まずは半分を、適当な大きさに切って、今夜のポトフに入れてみました。
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肥大した根の外皮は緑色、紫色、褐色などがあるが、内部は黄色か白色である。野菜としての旬は冬で、栄養的にはカブに近い。肉質は緻密で甘みもあり、カブ・ジャガイモ・キャベツを掛け合わせたような味わいがある。
茹でると黄色味が増してきれいな色に。すぐに火が通り柔らかくなりましたが、煮崩れはしません。ほんのり甘くてほくほくした食感。確かに、かぶ✖️じゃがいも✖️キャベツのような味です。
実は昨日、コロナワクチンとインフルエンザワクチンを同時接種して、今日は一日中具合が悪かったのですが、有機野菜ポトフで身体がポカポカ温まり、浄化されて回復しそうです。