しばいぬのお引越し①準備編
去年の4月、東京からトロントに、家族の一員であるしばいぬも一緒にお引越ししました。当時、うちのしばいぬは4歳。日本でどなたかにお預けするという選択肢は私の中に全くありませんでした。何も分からずに12時間半、轟音が響く真っ暗な飛行機の貨物室での移動、どんな気持ちだったのでしょう。よくがんばって引っ越してくれたねと、いつも感謝しています。
犬と一緒のお引越しは今回が初めて。はてどうすれば良いのか?とネットで検索...。農林水産省、カナダの食品検査庁、空港の動物検疫、航空会社のウェブサイト、あとは経験談を載せているブログなど数件見つかり、参考にさせていただきました。
通常、東京-トロント間はエアカナダの直行便が成田と羽田から飛んでいます。コロナ禍で羽田便がしばらく休航していましたが、運良く渡航時期辺りに再開。東京の自宅からは成田より羽田の方が断然近く、犬連れなので大変助かりました。
まず、エアカナダのサイトでペットをどのように乗せてくれるのか調べました。
🟡前の座席下に収納可能なキャリーケースに入らない限り、貨物室にお預け。
🟡日本発着便は6月から9月までは暑いので貨物室に預けられない。
🟡キャリーケースはペットが立ったり方向転換できるサイズでハードタイプ。
🟡航空券予約時に、ペットも事前登録。当日カウンターで1匹270ドルお支払い。
飛行機に乗るためには、キャリーケースに入って移動しないといけないということで、長時間入っている練習をしなければ。ペットショップでケースのサイズを確認したりして、結局ネットで丁度良さそうなケースを購入。
その日から、いつも犬が寝ているリビングにケースを置き、入る練習開始。犬は巣穴に入って寝る習性があり、狭い所が大好きなようで、すぐに慣れてケースのドアを閉めても問題なし。中にいつも寝ているベッドを入れてあげると、そこで寝ている時間が多くなり、お気に入りの場所になりました。
渡航までの期間、家族旅行の時にはにキャリーケースに入った状態で車に乗せて、数時間の移動も試したりしました。全く問題なく大人しく寝ていてくれました。まずは一安心。
まだまだ、しばいぬのお引越し準備は続きます。なかなか大変です。