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3年目社員から見る小さな映画配給会社

株式会社ミモザフィルムズ のスタッフです。


映画業界では、まだまだひよっこ、どちらかというとみなさんの目線に近い3年目社員の視点で「小さな映画配給会社」をご紹介したいと思います!

拙い文ですが、お付き合いいただければ嬉しいです。


みなさん、まず「映画配給会社」と聞いて、華やかな世界で、あこがれの俳優や監督に会えたり、広いオシャレなオフィスで仕事をして、スタッフがいっぱいいて…など想像するだけで楽しそう!

という感じをイメージされるかと思います。

大手の映画配給会社さんはそういったこともあるかもしれませんが、独立系の配給会社、いわゆる「小さな映画配給会社」はそんな世界ではありませんでした。(個人の意見です。上記のイメージ通りの会社もあるでしょう。)


地味な仕事がほとんどで、あこがれのムービースターには今のところ会えてませんし、マンションの一室をオフィスにして、スタッフは少人数で…。


入社前に想像していたものと真逆の世界が、そこに待っていました。


(最初は、「この人たちは何の為にこんなことをしているんだろう…」と正直思いました。しかし、一緒に仕事をして、関わる作品が増えていくうちに、なんとなくその「理由」のようなものを分かり始めた気がします。まだまだですが…)


さて、弊社の場合も、もれなく、広くはないオフィスで、3名で、年に5~6本の作品を配給しています。

今回の「HelpThe映画配給会社プロジェクト」に参加している会社は、代表の方が1人で全てやられていたり、多くても10数名というスタッフでやられている会社が集まっています。(間違えていたら、すみません。)


そんな少人数でも映画を配給できているのは、

劇場のみなさん、パブリシストさん(宣伝を担当する方です)、ラボの方々、デザイナーさん、予告編制作者さん、web デザイナーさん、翻訳者さんなど、(まだまだたくさんの方がいらっしゃいます。すみません!)

優秀なプロのみなさんに支えられていて、誰一人欠けても成り立たない奇跡的なバランスによってこの映画業界というものは出来ている。

と、勝手ながらに思っています。

(ただ、一方では今回のコロナ禍によって、何とか今まで続けることができていた、このバランスも危うくなるだろう、とも思っています。)


また、年齢や性別を問わず、会う人会う人、この人とても映画が好きなんだなぁと感じます。

映画の話となると、嬉しそうに話し出し、止まらないんです!


上手く説明しきれていませんが、

こんな愛すべき「小さな映画配給会社」が危機を迎えています。

アップリンク・クラウド にて「Help! The 映画配給会社プロジェクト 配給会社別 見放題配信パック」をスタートいたしました。

映画ファンの皆さま、ぜひ応援いただけるとありがたいです。


今まで見えにくかった「映画配給会社」という仕事について、

映画業界に入ってまもない、3年目社員の目線から紹介いたしました。


これから映画業界を目指したいという方や、

映画配給会社に興味を持っている、という方の参考になれば幸いです。


また、機会があればご紹介します!
お付き合いいただきありがとうございました。


ミモザフィルムズ スタッフ




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