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『小説家の映画』公開記念|日米デザイナーによるホン・サンス監督4作品ポスター展 開催決定!

2022年ベルリン国際映画祭で3年連続4度目の銀熊賞受賞を果たした名匠ホン・サンス監督の日本公開最新作となる『小説家の映画』が、2023年6月30日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町新宿シネマカリテアップリンク吉祥寺ほか全国順次ロードショー!


『小説家の映画』公開記念!日米デザイナーによるホン・サンス監督4作品『小説家の映画』『あなたの顔の前に』『イントロダクション』『逃げた女』ポスター展開催決定!


『小説家の映画』公開を記念して、映画館Strangerにて6月20日(火)から「ホン・サンス特集」(~7/6)の開催が決定!現在開催中の「韓流映画祭2023」でも7月21日(金)よりホン・サンスのデビュー作『豚が井戸に落ちた日』の上映が控えるなど、ますます注目が高まる中、『小説家の映画』の公開を記念して、日米デザイナーによるホン・サンス監督4作品(『小説家の映画』(22)、『あなたの顔の前に』(21)、『イントロダクション』(21)、『逃げた女』(20))のポスター展の開催が決定!



『逃げた女』以来、ホン・サンス監督の日本版ポスターを手掛けてきたのは、ウォン・カーウァイ監督『花様年華』(00)や『大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院』(05)、フレデリック・ワイズマン監督『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』(17)をはじめ、ヴィスコンティ、ソクーロフ、ダルデンヌ兄弟、アルモドバル、侯孝賢、大島渚、鈴木清順など、錚々たる巨匠監督たちの宣伝デザインを手がけてきたグラフィックデザイナー、若林伸重(Akane design)。そしてアメリカ版ポスターを手掛けるのは、独立系配給会社Cinema Guildのポスターデザイナーで、ホン・サンス監督作品やジャ・ジャンクー監督『海が青くなるまで泳ぐ』(20)、ワン・シャオシュアイ監督『Chinese Portrait』(18)など、アジアの映画監督たちとの一連のコラボレーションで知られるブライアン・ホン(Brian Hung)。ブライアン・ホンが手掛けた『逃げた女』のポスターは、コーエン兄弟やソフィア・コッポラ、マーティン・スコセッシといった一流監督たちが愛好家として名を連ねる、シネフィル垂涎の定額配信サービス「MUBI」が選ぶ「2021年のベスト・ムービー・ポスター」に、『LAMB/ラム』や『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』、『スペンサー ダイアナの決意』といった話題作の海外版ポスターと並び選出され、注目を集めた。


本ポスター展では、日本とアメリカ、それぞれで活躍する2人のデザイナーによる、ホン・サンス監督作品の『小説家の映画』、『あなたの顔の前に』、『イントロダクション』、『逃げた女』の計4作品のポスターが展示される。6月16日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺をはじめ、特集上映が決定したStrangerや代官山 蔦屋書店、全国の一部劇場にて順次掲出を予定している。(※劇場によってアメリカ版ポスターのみ掲示) それぞれ異なるアプローチでデザインされたポスターから、想像力を刺激する深甚なホン・サンスワールドを堪能してほしい。


✍シネマカフェ

【映画と仕事 vol.22】日米デザイナー対談! 2人のデザイナーは鬼才ホン・サンスの世界をどう切り取ったのか?

https://www.cinemacafe.net/article/2023/06/22/85938.html



若林伸重(わかばやし のぶしげ) プロフィール

グラフィックデザイナー。
映画ポスターの代表作は『女優霊』『CURE』『ねじ式』『愛のコリーダ 2000』『花様年華』『ピストルオペラ』『バッド・エデュケーション』『大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院』『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』『サタンタンゴ』など。


ブライアン・ホン(Brian Hung) プロフィール

中国系アメリカ人のアーティスト、グラフィックデザイナー。
2014年より、Zeitgeist Films、Oscilloscope Laboratories、そして最近ではCinema Guildといった独立系配給会社で映画産業に携わり、長年にわたり非劇場のコーディネーターを務めてきた。現在、Cinema Guildのポスターデザイナーとして、映画ポスターのデザインに携わっている。アート、グラフィック、タイトルトリートメントを通して、それぞれの映画作品のエネルギーを捉えようとしている。ホン・サンス(『逃げた女』(20)、『それから』(17)、『川沿いのホテル』(18)ほか)をはじめ、ジャ・ジャンクー(『海が青くなるまで泳ぐ』(20))やワン・シャオシュアイ(『Chinese Portrait』(18))など、アジアの映画監督たちとの一連のコラボレーションで最も知られている。現在、カリフォルニアに在住。プロのシェフであり、ミシュランの星を獲得したレストランper seとl'abeilleで働いた経験がある。ボストン大学で学士号を取得している。



【STORY】長らく執筆から遠ざかっている著名作家のジュニが、音信不通になっていた後輩を訪ね、ソウルから離れた旅先で偶然出会ったのは、第一線を退いた人気女優のギルス。初対面ながらギルスに興味を持ったジュニは、彼女を主役に短編映画を撮りたい、と予想外の提案を持ち掛ける。かつて名声を得ながらも内に葛藤を抱えたふたりの思いがけないコラボレーションの行方は……。

『小説家の映画』
監督・脚本・製作・撮影・編集・音楽:ホン・サンス 
出演:イ・へヨン、キム・ミニ、ソ・ヨンファ、パク・ミソ、クォン・ヘヒョ、チョ・ユニ、ハ・ソングク、キ・ジュボン、イ・ユンミ、キム・シハ
2022年/韓国/韓国語/92分/モノクロ・カラー/1.78:1/モノラル 
原題:소설가의 영화 英題:The Novelist’s Film 字幕:根本理恵 
配給:ミモザフィルムズ
© 2022 JEONWONSA FILM CO. ALL RIGHTS RESERVED

https://youtube.com/watch?v=vknRsJQGtSY&feature=shares

『小説家の映画』ホン・サンス監督作品
6月30日(金)より
ヒューマントラストシネマ有楽町新宿シネマカリテアップリンク吉祥寺ほか全国順次ロードショー!

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