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2024年8月9日_外部意見交換会

初の試み!外部意見交換会(Mimosa×経産省北海道経済産業局)

8月9日に経済産業省北海道経済産業局から3名の方をお迎えして外部意見交換会を開催しました。

この企画は、昨年10月27日に開催したCan Stars×Mimosaコラボイベントにご来場いただいた北海道経済産業局様とのご縁で開催が実現しました。

<目的>
有識者との対話、意見交換を通じて活動の新たな展開を模索し、外部との協業・協働の発想の幅と視野を広げ、新たな知見を得ることにより所属組織貢献に役立てる

<ゲスト>
経済産業省 北海道経済産業局
地域経済部 地域経済課 産業人材政策室 
同 健康・サービス産業課


<Mimosa参加企業>※敬称略

戸田建設(株)札幌支店 / (株)ドコモCS北海道
国分北海道(株) / (株)あいプランやわらぎ斎場
サッポロビール(株) 北海道本部

<ゲスト参加企業>※敬称略
(株)電通北海道 / サツドラホールディングス(株)

<テーマ>
・企業の人材確保の課題感
・女性活躍のための人材戦略からのアプローチ
・健康経営の認識・課題感

13名の参加者が2つのグループに分かれ、Mimosaメンバーがファシリテーターとなり、テーマについての意見交換をスタート。
「心理的安全性」「秘密厳守」をルールとして、自社の課題について実務担当者ならではの悩みやそれについての質問・自社事例など非常に高い熱量で語られました。

初めましての方が多いとは思えない明るい雰囲気
自社が抱える課題などの共有を安心してできる場

1ターム終了後は、グループをチェンジして2ターム目をスタート。
人材確保に関する話題では、新卒に限らず人材の定着に関する課題として

・働きやすい職場環境、制度の整備
・雇用形態をまたいだ公平な制度設計の難しさ
・扶養控除範囲内で働きたい人や休職者(育児・介護・病気理由等)の
 キャリア形成
・休職者(病気・育児・介護)発生時の現場対応と組織風土
・業界慣習とOJTによる人材育成

・・・などについてや、北海道の女性活躍推進のボトルネックとなっていそうな、マインドやジェンダー観として

・職場の性別役割意識
 (内勤事務=女性、サポート業務=女性、営業=男性)
・大学生の「親ブロック」問題
・お父さんがお迎えに行くのはまだ「レアケース」の空気感?
・キャリアの可能性を狭める過度な地元志向
・変化や新しいことを、なかなか自分ごと化できない内向き志向
・勤務地限定制度の功罪(組織の不活性化の遠因?)
・お客様の多様性に対する古い認識(女性がよろこぶサービス、商品、色)

などについても「道外から来られた方の視点」も交え活発な意見交換がなされました。

若手も日頃の疑問を積極的に発言
道外から着任したばかりの方が感じているギャップにも言及

若手参加者からは、
「(素朴な疑問として)なぜ“女性活躍”に取り組まなくてはならないのか。自分たちはそもそもジェンダー平等の教育を受けて社会人になっているので、正直疑問に思っている。」

「(色々なハラスメントが話題になっているが)そもそも若手はそんなにハラスメントだとは感じていないし、騒ぐ意識も無い。それを上の人たちが怖がっているのは、とても残念」

など、ベテランメンバーにとっても刺激の多い対話の機会となりました。

初めての試みということもあり、「話が弾まなかったら・・・」という考えは全くの杞憂に終わり、時間を延長してもまだ足りないという、
うれしい誤算となりました。

今後も「外部意見交換会〇△◇×Mimosa」は様々なゲストをお招きして
引き続き開催できればと考えています。

恒例の記念撮影


文責・本件に関するお問い合わせ
北海道Mimosaプロジェクト 代表
サッポロビール(株)北海道本部 業務部総務グループ
山田 彩子
email:ayako.yamada@sapporobeer.co.jp