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【望月しょうへい】ジェンダー平等に関するアンケート回答(敬称略)

 望月しょうへいさん(政党:日本共産党)からのアンケート回答を紹介します!


1)日本において男女平等は実現していると思われますか?

 実現している
 概ね実現している
✓実現していない

■回答の理由
日本は女性差別撤廃条例を批准して38年になるが、「男女賃金格差の縮小」や「選択的夫婦別姓への法改正」に対し、国連の女性差別撤廃委員会から繰り返し是正勧告を受けながら具体的な対策をおこなっていない。私も市議会で選択議定書の早期批准を求める意見書を提案して可決されたが、引き続き国に対して早期批准を求めつつ、誰もが性別にかかわらず個人の尊厳を大切にされ自分らしく生きる社会の実現へ全力をつくす。


2)選択的夫婦別姓制度についての議論が続いていますが、どのように考えますか?

✓選択的夫婦別姓を認めるべき
 選択的夫婦別姓は認めるべきではない

■回答の理由
夫婦・家族のかたちは様々であり、多様な価値観や生き方を保障していくのが政治の役割であると考える。法律で夫婦同姓を義務付けているのは世界でも日本だけであり、現実的には夫婦の大半で女性側が改姓しており過大な負担がかかっていることから早期に選択的夫婦別姓の導入が必要。


3)子育て・家事・介護などのケア労働についてジェンダー平等は実現していると思いますか?

 実現している
 
概ね実現している
✓実現していない

■回答の理由
保育や介護など女性が多く働くケア労働は、高度な専門性をもつ仕事でありながら、平均給与は全産業平均よりも月約10万円も低い事態が長らく放置されてきた。国が基準を定める介護や保育の大幅な賃上げや労働条件の改善、配置基準の見直しを国の責任で行うとともに、雇用の正規化、長時間労働の是正に取り組む。


4)八王子市におけるパートナーシップ制度についてどう考えますか?

【質問全文】
東京都のパートナーシップ宣誓制度が2022年11月1日制定されました。現在全国で256自治体がパートナーシップ制度を導入し、都内では16市区が独自の宣誓制度を策定しましたが八王子市にはありません。八王子市におけるパートナーシップ制度についてどう考えますか?

✓八王子市としても制度を策定した方がよい
 八王子市としての制度はなくてよい

■回答の理由
これまでに私も一般質問で制度実施を求めてきた。都の制度との整合性を図るだけでなく、市として多様な性に対する権利保障を進めていくという明確なメッセージが必要であり、積極的かつ早急に権利保障を進めるべき。そのためにも独自にパートナーシップ制度を導入すべきと考える。


5)性による差別があってはならないという議論についてどう思いますか?

【質問全文】
性別は男女二元論ではなく、多様な性のあり方があるSOGI(性的指向、性自認など)のグラデーションであり、性による差別があってはならないという議論についてどう思いますか?

✓まったくその通り
 性は男女のどちらかであるべき

■回答の理由
マイノリティー(少数者)の人たちが肩身の狭い思いで生活せざるをえなかったり、差別や偏見のためにありのままの自分を肯定できなかったりすれば、それは健全な社会とはいえない。性の多様性を認め合い、性的マイノリティーへの差別をなくし、誰もが個人の尊厳を尊重される社会の実現こそ必要だと思う。


6)クオータ制度、パリテ制度などの日本での導入についてどう思いますか?

【質問全文】
すでに87カ国で導入されているクオータ制度、フランスで1999年に導入されたパリテ制度などの日本での導入についてどう思いますか?

✓ぜひ実現すべき
 できれば実現すべき
 実現は難しい
 必要ない

■回答の理由
コロナ禍で女性の自殺者が急増したように性差による格差が命に直結するという重大な問題を改めて表面化させた。生理の貧困を含め、女性の声が届く政治の在り方は常に模索すべき。また政策決定や意思決定の場への男女平等の参加は、民主主義の当然の姿であり、その社会の男女平等の進み具合を示すものだと思う。


7-1)身近で感じた、または実際に自分が経験したジェンダー・ギャップがありますか?

✓はい
 いいえ


7-2)(はいと答えた方は)具体的にどのようなことですか?

一例ではあるが、理系大学院への進学に際して、男は行ったほうがいい。女はいかなくてもいい。といったことを耳にした。


8)ジェンダー平等社会の実現に、今最も必要とされるものは何だと思いますか?

【質問全文】
ジェンダー平等社会の実現には、政策(制度)と社会通念(慣習)の両面の変化が必要だと考えますが、今最も必要とされるものは何だと思いますか?できるだけくわしく教えてください。

男女の賃金格差を是正する政策を推進するとともに、女は家事育児・男は外で仕事という固定的な観念を払拭していくことが必要であると考える。またLGBTQの方々が今置かれている現状が、人権を侵害しているという認識とともに人権を保障する政策が求められている。


9ー1)当選後、最も力を入れて実現したい政策、課題は何ですか?

【質問全文】
当選後、八王子で実現したい政策、課題(テーマ)は何ですか?まず最も力を入れたいものとその理由について教えてください。

学校給食の無償化

学校給食は人件費や設備費の部分は税金ですが、食材費だけは保護者の負担です。物価高騰の中で食材費を抑えるまたは給食費を値上げするのではなく、学校給食費の無償化を求めるとともに、まずは多子世帯への全額無償など、積極的な提案を進め、子育てしやすい八王子へ力を尽くします。


9ー2)次に力を入れて実現したい政策、課題

【質問全文】
当選後、八王子で実現したい政策、力を入れたい課題(テーマ)について、次に力を入れたいものはなんですか?理由についても教えてください。

高齢者の2人に1人は難聴であるといわれており、補聴器を必要とする方が早期に補聴器を使用することは人権問題である聞こえへの支援という観点だけでなく、認知症など予防可能な健康リスクへの対策としても有効であると考えています。一方で高額な購入費や調整への支援について国レベルでの支援は乏しく、自治体独自に支援が求められ全国でも広がっています。早期に八王子でも実現するため力を尽くします。


9ー3)3番目に力を入れて実現したい政策、課題

【質問全文】
当選後、八王子で実現したい政策、力を入れたい課題(テーマ)について、3番目に力を入れたいものはなんですか?理由についても教えてください。

学校体育館への空調機設置

都内で最も遅れている学校体育館へのエアコン設置をすすめていきます。昨年度は請願も出され、多くの署名が集まりました。学校体育館は児童生徒の学びの場であり、地域の避難所にもなります。授業や部活動、災害時に必要な時に使えるようにしていきます。


10)八王子市議に立候補しようと思ったきっかけは?

【質問全文】
八王子市議に立候補しようと思ったきっかけは?(現職の方は初めての時のことを教えてください)

20代の議員が八王子に限らず、全国的にも少なく学園都市・八王子市において学生や若者世代の声を代弁する若手議員がいなかったこと。そして年齢に限らず、命と暮らしを守り、市民が主人公の市政になっていないということを実感したため立候補を決意しました。


11ー1)立候補に際して、ハードルはありましたか?

特にありません


11ー2)ハードルに対してどのように対処しましたか?

特にありません


その他、上記の項目では書ききれなかったことで、市民に伝えたいことがあればお書きください。

この4年間を経験して感じたことは、市民の願いが届く市議会になっていないということです。同時に暮らしや福祉への予算は次々と削られる中、国保税は5年連続値上げで負担は増すばかりです。住民の福祉増進という地方自治体の責任を果たし、市民の願いがまっすぐ届く市政の実現のため全力を尽くします。


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