【森ヨシヒコ】ジェンダー平等に関するアンケート回答(敬称略)
森ヨシヒコさん(政党:無所属 所属グループ:「立憲民主・市民の会」)からのアンケート回答を紹介します!
1)日本において男女平等は実現していると思われますか?
実現している
概ね実現している
✓実現していない
■回答の理由
性的役割分担意識は根強く、それに起因する言動や慣行は依然として存在しています。男女の賃金格差や女性の非正規就業率の高さも解消されていません。
2)選択的夫婦別姓制度についての議論が続いていますが、どのように考えますか?
✓選択的夫婦別姓を認めるべき
選択的夫婦別姓は認めるべきではない
■回答の理由
夫婦同姓は明治時代に取り入れられた制度。結婚により姓が変更になる側の不利益が大きいし、別姓であっても誰も困りません。
3)子育て・家事・介護などのケア労働についてジェンダー平等は実現していると思いますか?
実現している
概ね実現している
✓実現していない
■回答の理由
例えば育休一つとっても、男性も育休をとるべきという風潮は出てきましたが、取得日数や期間は女性と大きな開きがあるのが現状です。
4)八王子市におけるパートナーシップ制度についてどう考えますか?
✓八王子市としても制度を策定した方がよい
八王子市としての制度はなくてよい
■回答の理由
都制度の証明書を利用できる業務を広く整え、市民に啓発するのであれば、市で独自制度を整備する必要はないのかもしれませんが、市の制度を策定することで自治体としての考えを市民に示し理解を広げやすくするという効果はあると思います。
5)性による差別があってはならないという議論についてどう思いますか?
✓まったくその通り
性は男女のどちらかであるべき
■回答の理由
基本的にはそのとおりだと思いますが、実務的な観点では男女どちらかで把握しておきたい考えがあるのも分かります。例えば、市民アンケートをとる際に、回答者の性別は把握しておきたい要素の一つなので、解答欄に「男・女・他」という区分をつくることはありえます。
6)クオータ制度、パリテ制度などの日本での導入についてどう思いますか?
ぜひ実現すべき
✓できれば実現すべき
実現は難しい
必要ない
■回答の理由
小選挙区制度の廃止、比例代表制の採用など、選挙制度や政党制度の変更とセットでないと実現難しいと思います。また、地方議会では無所属が多いので、政党に対する義務付けは奏功しないと思われます。
7-1)身近で感じた、または実際に自分が経験したジェンダー・ギャップがありますか?
✓はい
いいえ
7-2)(はいと答えた方は)具体的にどのようなことですか?
男は結婚して家を継ぐのが当たり前だという考えを押し付けられること
8)ジェンダー平等社会の実現に、今最も必要とされるものは何だと思いますか?
家父長制に基づく考え方が変わらないと、政策も制度も画竜点睛を欠くことになると思います。
9ー1)当選後、最も力を入れて実現したい政策、課題は何ですか?
公共サービスの拡充です。この30年間、日本の政治は官から民へ、市場化による公共サービスの縮小、一人ひとりが働き、不足があれば市場から調達すればよいとする政策をとってきました。しかし市場化競争化による労働搾取がすすみ、サービスを受ける賃金が得られず、格差が拡大しています。収入に関係なく生活環境を保障するベーシックサービスの確立が必要とされています。
9ー2)次に力を入れて実現したい政策、課題
顔の見える地域づくり、孤立孤独対策を進めるうえでも、みんなの居場所が必要だと思います。公設私設問わず、小さなサロンからコミュニティセンターや生涯学習館などの社会教育施設まで様々ですが、地域づくりの中心となる場所を作ることが重要です。
9ー3)3番目に力を入れて実現したい政策、課題
公共事業を受注する事業所(保育や介護や清掃、建設…etc)で働く人の労働条件を条例で保護することで、公正労働基準を確立し、公共サービスの品質確保とともに、地域経済の好循環を生み出す「公契約条例」の制定。
10)八王子市議に立候補しようと思ったきっかけは?
2018年頃は、森友学園、加計学園問題をはじめ、政治の私物化や忖度が行政を歪める事件が相次ぎました。公正と信頼に基づく社会をつくるためには、地方議会の役割が重要だと思いました。
11ー1)立候補に際して、ハードルはありましたか?
当時は公務員だったので、政治活動をするためには仕事を辞めなくてはならなかったのですが、親は「男は仕事があってナンボ」という感覚なので、退職と立候補のことは家族に秘密にしていました。
11ー2)ハードルに対してどのように対処しましたか?
秘密にしていたのですが、直前の新聞報道でバレました。
その他、上記の項目では書ききれなかったことで、市民に伝えたいことがあればお書きください。
地方分権一括法の制定から20年以上たちますが、地方自治体の財源や権限はいまだに中央政府の影響を強く受けています。政府が進めたい政策については巨額の補助金が拠出されるのに、地方自治体が自己判断で執行できる予算はわずかです。統一地方選挙は、次の国政選挙にも大きく影響する重要な選挙です。八王子が変われば日本が変わる、そのような気持ちで取り組んでまいります。
アンケートに回答くださった候補予定者のリストはこちら👇
Facebook や Twitter もやっています!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?