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瑠璃でもなく玻璃でもなく

2月13日 月曜日

先日、お雛飾りを出した。
長女が生まれた時に買った、ふらここさんのお雛飾り。
いろんなお雛飾りがある中で、まあるいフォルムと愛らしい表情に惹かれ、我が家はふらここさんで購入した。
とても可愛くて、毎年お雛様に会えるこの時期が待ち遠しい。
不思議なもので、どことなく我が子に似ているお雛様。眺めていると顔が綻ぶ。
これからも子どもたちが健やかに成長していけますように。


昨日、唯川恵さんの『瑠璃でもなく玻璃でもなく』を読んだ。
唯川さんの本は、「あ、これわたしみたい」と思ってしまう登場人物が必ずと言ってもいいほど存在する。
昨日読んだ本にも、然り。
読み終えて、また自分の中で想いを巡らせた。

瑠璃は青い宝玉ラピスラズリのことで、玻璃は無色の水晶のことらしい。
対照的なふたつの、そのどちらでもないとは。

人生において、入学、卒業、入社、退職、結婚、出産、、、さまざまな節目となるものが存在はするけれど、それは決して人生のゴールではなく、それはいつもスタート地点なのだということを思い出した。
まわりと比べて落ち込んだり焦ったりすることもあるけれど、わたしもわたしの人生を、しっかり楽しんでいこうと、改めて感じた一冊だった。


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