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念願の魔女トレセミナーで魔法をかけられた!

ただの会社員が魔女トレセミナー行ってみたら、すごかったっていう感想noteです!

セミナーの内容は、「言葉選びに細心の注意を払わないと伝わらない」感じがしており、混乱を招いたら困るので書くのをすごく迷ったのですが、
私みたいに「気になってるけど、運動してない一般人にはハードル高くて、、」みたいに思っている方に参考になったら良いなと思って、個人の感想レベルのものを書き残すことにしました。

(素人の感想なので、細かくて正確なものは、西園美彌さんの発信などを見てね!TwitterもYoutubeも情報量がすごいよ!)

(実際、事前に本や動画を見ていても、実際にリアルに言われて取り組むのとギャップがありました。参加者にあった言葉選びや内容変更をしてくださってると思われる。)

魔女トレ、セミナーについて

魔女トレとは、こちらの本や動画にもある通り、
「身体のベース「足指」に着目して、バレエの身体の使い方も取り入れながら、身体そのものやパフォーマンスを改善していくトレーニング」となります。

セミナーについては、13:00~17:00までなんと4時間で、めっちゃ長い、、と思いきや、時空が完全に歪んでいてマジであっという間に日が落ちてました。
人数は15人限定で、もう少し増やせないのかな?と思っていましたが、学ぶ内容があの繊細さだと完全にぎりぎりラインでしたね。。

私自身は、西園さんの本が出た頃(去年の冬くらい)にTwitter経由で魔女トレを知り、本を買ったり、YouTubeの動画見たりして、足指のところまではなんとか進めていたただの会社員です。
(股関節をはめるとかは、ちょっとやり方に自信なくてひたすら足指やってました)

セミナー自体も倍率がものすごく、私が行った回もバレエされている方や社交ダンスなどのダンサーさん、アスリートさんの割合が結構高くて、最初は「私、限られた枠を取っちゃって大丈夫だった…?」と若干後ろめたくなったりはしたのですが、とても温かい場で初心者にも学びが多かったです。

主催者さんの意向にもよるかもしれませんが、西園さんとしてはセミナーの動画撮影とシェアOKなので、探せば動画も転がっているかも。
私も後からじわじわ「撮っておけばよかった~」と思ったので、もし参加出来たらスマホの充電はMAXにして、ばんばん撮っておくと良いです。
(そしてできればシェアしてください。。)

持ち物としては、案内にあるウェアやヨガマット(100均の薄い折りたたみのやつで大丈夫でした)、そして充電MAXのスマホの他に、積極性や瞬発力、聞きたいことも推奨です。。
食いつけば食いつくほどそれに応えて下さるのでより学べます。
私ももうちょっと聞けたな~と思っています。

学んだこと(私の場合)

私個人の目的としては、
姿勢や歩き方などの基本動作を正しくして日常の動きのパフォーマンスを上げたい。(スポーツはしないけど、趣味はわりと歩き回ったり身体を使うもののため、無駄なく使えるようにしたい)
姿勢の歪み、筋肉の偏りを正したい。(仕事は座っていることが多く、腰痛などが若干慢性化してて怖い)

姿勢とか歩き方とかについては、ダイエット・美容目的の情報が多いけど(例えばカロリーいっぱい消費して痩せる歩き方とか、美人に見える姿勢とか)、私としてはそうじゃないんだよって思ってます。
(↑これはある意味「コスパの悪い歩き方」だったり、「長期的に見たら歪む姿勢」とも言えますよね)

少し前に行ったパーソナルトレーニングは、「お尻の位置を高くする」「脚を細くする」等も視野に入れていますが、今回はそこは重視していません。
まずは強い身体が欲しい。

指(特に小指)の重要性

足の小指については、魔女トレに出会う前は全く使っていなかったため、神経も眠っており、「動かしてみましょう!」と言われても動かない、または他の指に追従する感じで全く自我がありませんでした。
さすがにこの状態でセミナーに行くのはなぁと思って、一応小指が独立して動く(小指から順番に握る)ができるところまでは自主練しました。

小指を使えていないとお尻を使えない、前ももをメインに使ってしまうというのがあるようです。
(お尻といっても深層外旋六筋という内側の筋肉のことらしい。魔女トレ自体が骨と内側の筋肉にアプローチする手法です)

最近、姿勢改善のパーソナルトレーニングでも同じ悩みを相談しており、そこではもも裏の柔軟性がなかったり、骨盤が後ろに倒れていたりしてお尻が使いにくいという視点でしたが、また別アプローチですね。

小指の位置が内側に入っていると、踵も使えなくなりその感覚が薄れる。
一方で、この前のパーソナルトレーニングで、骨盤の位置を後傾からニュートラルに直したら、足裏3点(親指の付け根、小指の付け根、踵)が理解しやすくなりました。
これは相互作用がありそうな気がします。
私は「視力が悪く首が前に出たことで上半身の姿勢が悪くなる⇒バランスを取って骨盤が倒れていた」のかと思いましたが、足の小指のこと(内側に入って使えない)もあったのかもしれません。

立っている状態で、内側に入った小指を骨の延長線上まで開くと、無駄な力を使わずとも楽に立てるようになり、重いものも持ち上げられるように。
それと、足指が縮んでいるとお腹の力が出づらいので、これは全ての指を引っ張って伸ばす。(かなり強い力で)
バレリーナさんくらい自覚的に指で当てる意識がないと、指が縮んでしまって力が弱まるので、靴には注意。

(先ほども書きましたが)運動はしていないけど、重い荷物をもって歩いて移動したりじっと立ち止まったりするのが趣味(※ちなみにカメラのことです)の私にとっては、こういうエネルギーのコスパを上げるのは知りたかったところですね。

足の親指や小指の位置を直すのは、指を開くのもそうですが、外に出ている付け根の横を内側に押し込む意識も大切とのこと。足指だけ引っ張っていたので気を付けようと思います。
触るときは骨をちゃんと意識する、というのも忘れずに。。

小指は小指でも手のほうの小指も重要で、うつぶせになった状態で、腕は外旋して手の小指側から握る、さらに足の小指も握ると内もも、お尻を締める筋肉が働きやすくなります。
(これは本当に違った。。びっくりした)
手の小指は肩甲骨にもつながっていて、私は背中や肩甲骨の動きも悪いので、手のほうも問題があったのかも。

丹田について

自主トレによって、足指はなんとか動くようになりましたが、ほんとすぐに足裏がつりそうになっていました。
足裏の柔軟性がないのかなぁとか考えてストレッチぽいこともやったり、冷えてるせい?と風呂後で温まってる時にやったりしていたのですが、丹田への意識がないことも原因のひとつだったようです。
丹田と指の力も繋がっているそう。

著書の中でも、丹田について様々な表現で、こんな感じだよーと書いてくださっていたのですが、私は全くピンとこず。
何故か「きゅっと力を入れて引き締める」イメージがあったので、ふっくらしているとは…??と混乱していました。

最初は、足を西園先生に握ってもらったときに、私が緊張でがちがちだったみたいで、アドバイスしてくれた時に丹田を少し意識できました。
(私自身は性格的に緊張が日常?というか慣れているために自覚がなかったけど、かなり固まっていたそうです)

その時のアドバイスが「足指や手を柔らかくしたいときは、お腹の下あたりの丹田を膨らませる意識で力を入れると良い」というものでした。
何故か西園先生に握られるとすっと指が入るのに、自分で握ろうとすると痛みを感じていたのですが(足回しなども出来なくはないので、家ではそのままやってました)、西園先生に丹田の位置を示されながら、膨らませていると手も足指もリラックスして、すっと入るようになったんです。。
ひっこめるんじゃなくて、こんなに外に膨らませるものなの?とびっくりしました。力の入れ方逆だった。

次に本格的に分かったのが、右足指を自分で整えて、左足指をペア組んだ相手に整えてもらった後、普通に立った状態になった時でした。
自分が意識的に何かをしているわけではないのですが(ほんとに立ってるだけ)、いろいろな身体のバランスが整った結果、丹田が「出現」していました。
さっきは無理やり膨らませましたが、そちら方面の意識もないけど、なんか球体の何かがそこに存在して、その結果少し下腹がふっくらしたという感じ。

あとセミナー中ずーっと自分の身体に集中して変化を見ようと頑張ってきたために感度が高まったのか、お腹の深層筋の動きがわかるようになった?のかもしれませんが、止まってるのではなくて球体っぽい何かが小さく動いている、というか渦巻いているというか、そんな感覚がありました。

「ただ立っている」といっても、様々なバランスを取って2本の脚で、体の体積から言ったらすごく狭い足裏だけに支えられた、こんな不安定な状態で立っているわけで、毎秒小さな調整が起こっている。
足指から整えて、ばちっと骨が積み重なった状態だと、その中心が丹田なのですね。。

例えば多動気味の子供でも、この瞬間は(見た目上は)静かになるそうです。押さえつけているのではなく、この感覚が楽しいのだろうということでした。
私自身も、なんか面白いな、ずっとこれならいいのに、という感覚はありました。
今のところ自分だけではなかなか再現出来ないんですが、今回の感覚を思い出しつつ、精進したいです。。

足を回す、動かすのときの意識

1つめは「手のほうは動かしてやろうという願望を出すな」という感じです。
受け手側の足が「どう触られてるのか、、むしろ触られてるのかよくわからん」くらいの弱さ。
発信などでも「アリを捕まえるけど、つぶさないくらいの力」とおっしゃってて、優しくやろう!と思っていたのに、完全にアリつぶしてた。ごめんよ、イマジナリーアリ。

なんか、やっぱりやるからには効果出したいじゃないですか。
そういう気持ちが手に出ちゃうんですよね。。
というのもあり、人のをやる方がまだわかりやすかった。受け取る足側の感覚がないので、物足りなさを感じづらく、惑わされずにとことん優しく出来る。
ペアの方にやって貰った時も(その方が上手かったのもあると思いますが)、自分でやったときより効果が高かったと思います。
実際、時間は短かったのに自分で長時間やったときと同じくらい整った感覚があり、先ほど書いた通り直後に丹田も分かりましたしね。

そして、動かす大きさについても、基本で出てくる足首回しくらい大きくやるのも必要なのですが、
もっと深層のほうの筋肉や骨に働かせるためには「回すといいつつ、本当に回してる…?ほぼ振動じゃない??」くらいのもやってみると◎。
どうしても表面にしか直接作用はさせられないですが、小さくすることで奥のほうにも働きかけることができるらしい。
「骨にアプローチを意識」「小さくする」も、割とキーワードっぽい感じ。

目や眼鏡について

これは、Twitterかどこかの発信を見たときにもびっくりして、今回もまたびっくりしました。
眼鏡をしている場合、結構大事な神経などに重さが乗ってしまうらしく(具体的な名前メモれなかった)、思った以上に姿勢に影響がある(前のめりになってしまう)そうです。
この観点だと、眼鏡<コンタクトレンズ とのこと。
確かに眼鏡なしだと、手が柔らかくなったり、感覚が鋭敏になったりしました。
ただ、ド近眼でドライアイ気味のため、常にコンタクトも厳しく、、でも最近買った眼鏡はかなり軽さ重視にしていたのは、結果的に良かったのかもしれません。
なんでこんなに軽さ重視にしようとしたかあまり自覚していなかったのですが、もしかしたら本能的に求めてたのかな。
魔女トレは、きちんと覚えて、いずれは眼鏡なしで出来るようにしたいなと思います。

私自身も、目の開きが若干違うくらい、利き目に偏っているのですが、この偏りがかなり姿勢に影響しているのも、他の参加者さんが利き目を隠して身体を動かしたときの姿勢の変化を目の当たりにして衝撃を受けました。
目が偏りすぎていると、姿勢もそれに伴って歪みが蓄積されてしまいます。
今のところ、身体までは大きな左右差はないのですが、短時間でも利き目じゃないほうの目を使う意識を持ちたいと思います。
(短時間じゃ無いと逆に効き過ぎて危険だそうです)

ちなみに利き目が細かい部分(集中)、もう片方が全体把握らしいので、スポーツなどをしていない人はだいたい利き目に偏っているらしい。

↑すみません、これ間違っていて、西園先生より訂正を頂いたので追記します。
拙い文章を読んで頂き、訂正までありがとうございました…!!

「木を見て森を見ず」の言葉でいう"部分と全体"という性質でいうと、右目が部分、左目が全体を見る特性がある。 スポーツをしている・していない関係なくほとんどの人が効き目に頼った目の使い方をしています。


その他いろいろ

・普段あまり身体を動かさない人がヨガで身体を緩めすぎるとパフォーマンスなどの面では逆効果なことがある。座るときはお尻を締めること(※人によるけど、多分私はこっち)

・重心は低くの意識の方が良い。
バレエのイメージは「動きをよくするためには重心高く」かと思ってたけど、まずは丹田で安定させると良いのかな。

・足裏のアーチは常にあるから良いのではない。場合に応じて変化できることが大切。
親指を天井に向けるとアーチが出来る。アーチは呼吸ともの繋がっている。
横アーチで床を掴む意識を持つ。

・頭で考えることが多く、足側に意識が無いと▽の形となり安定しない。
足側の意識を取り戻して、△にすることを目標に。

・まずは、つかみに行くと言うよりは、受信する、受け取るという意識を持つ。感覚を鋭くするといろいろと受け取れるようになる。
他者が受け取っているいわゆる「オーラ」的なものも、この受信力の強さから発せられるのでは無いか、とのこと。
(実際、西園先生はオーラめっちゃあるので説得力すごい)

最後に

このセミナーでも最後の方に話が出ましたが、結局情報を受け取った後は、それを信じるだけでは無く自分での検証、自分独自の感覚と向き合うことが必要なものと思います。
西園先生もたくさんの方に教えてきて、やはり反応の出方が千差万別で、伝えることに難しさを感じているそう。
(特に本や、YouTubeや、その他ネットでの発信など。かといって対面だと人数限られてもどかしい気持ちだそうです)

私のレベルで受け取れたのは、まずはこれという感じですが、少人数でそれぞれ個別に見て貰う時間もあるのでそれぞれ違ったものを持ち帰ったのだろうなと思います。情報量がすごかったです。
(効果絶大という評判の「骨盤をはめるトレーニング」は自分の柔軟性ではキツすぎて全然上手く出来なかったので、またいつか受けてやり方掴めたら良いなー。。)

今回、幸いにもこんなに貴重な時間を過ごせたので、これからも身体とじっくり向き合いつつ、頑張りたいと思います!
あ、昨日、久々にカメラ持って遠出したのだけど、カメラ構えて立つときに足指意識をしてみたら翌日疲れや筋肉痛などが変わったんですよ。すごくない??
シャッター押すときの安定感も変わるし。嬉しい~~



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